TOKYO MXで土曜日午前に放送している30分番組「西部邁ゼミナール」を書籍化したものです。
番組はゲストと西部先生との会話形式になっていますが、
この本では西部先生の発言をまとめたものになっています。
また、分量の都合上、最近一年の会話のうち、目立ったものをまとめたということです。
もくじは、
一限目 顔つきと言葉づかいに現れる指導者像
二限目 ヴォランティアとは何か
三限目 「小さな政府」の嘘
四限目 グローバル化の愚
五限目 知識人とは何か
となっています。
それぞれに5〜6の話があり、どれも西部節がきいていて面白かったです。
個人的には、「日本のシンボル管直人」「想定内なんてない」「一票に重みなどない」といった話はとても興味深かったです。
最近、いわゆる「第三極」と言われる動きがますます大きくなっていますが、
その動きを冷静に見るためにも是非読んでほしい一冊です。
西部先生の話に賛同するかどうかは別として、良い「考えるヒント」になると思います。

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「世論」の逆がおおむね正しい-西部邁ゼミナール 単行本(ソフトカバー) – 2012/10/5
西部邁
(著)
◎帯は付いていません。 ◎カバーに使用感があります.本の中のページの角に折れがございます。中は比較的きれいです。 ◎検品はしておりますが、何か不備がございましたら対処いたしますのでご連絡ください。 ◎迅速・丁寧な発送を心がけておりますので よろしくお願いします。 ◎ご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞出版
- 発売日2012/10/5
- ISBN-104819111884
- ISBN-13978-4819111881
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登録情報
- 出版社 : 産経新聞出版 (2012/10/5)
- 発売日 : 2012/10/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4819111884
- ISBN-13 : 978-4819111881
- Amazon 売れ筋ランキング: - 475,335位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 68,572位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年11月1日に日本でレビュー済み
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2014年9月11日に日本でレビュー済み
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この本の発行当時に読めば、星5になったと思います。現状では、内容が古くなっています。
2012年11月7日に日本でレビュー済み
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「世論の逆がおおむね正しい」
間違いなく、この表現は現代の日本のような、B層社会の特徴をズバリと突いていると言える。
これは、TOKYO MXテレビで放送している「西部邁(にしべすすむ)ゼミナール」の内容を書籍化したものであるが、実際にこの本を読んでみると、私は多くの日本人が、詐欺師に自分から引っかかりたい体質になっているのではないかと思えてしまう。
例えば、2009年の衆議院選挙では民主党が子ども手当や高速道路の無料化などの、B層受けの良いマニフェストをぶちまけることで政権を奪取した。だが、結果的にはこの選択が、日本そのものをメチャクチャにしてしまった。
もちろん、西部さんを含めた多くの有識者は「これらのマニフェストが大変な事態を招く」ことを、あの選挙前の段階から予見していた。しかも、西部さんは当初から「マニフェストなんてインチキだ」「マニフェスト政治なんて言うこと自体が議会政治の否定だ」などと訴え続けていた。それにも関わらず、多くの日本人はムードに流されて、民主党に投票してしまった。
それを考えると、多くの日本人が詐欺師に引っかかりたい体質になっているのは明らかと言える。
もちろん、この本の内容はこれ以外にも、まだまだ沢山あるが、この本で書かれている内容は、どれもB層に超強力な一撃を喰らわせるものばかりである。
だから、私はこの本を、絶対にB層に読ませるべきだと思う。
そうでもしない限り、この国の再生は100%あり得ないと、断言できるのではないだろうか。
間違いなく、この表現は現代の日本のような、B層社会の特徴をズバリと突いていると言える。
これは、TOKYO MXテレビで放送している「西部邁(にしべすすむ)ゼミナール」の内容を書籍化したものであるが、実際にこの本を読んでみると、私は多くの日本人が、詐欺師に自分から引っかかりたい体質になっているのではないかと思えてしまう。
例えば、2009年の衆議院選挙では民主党が子ども手当や高速道路の無料化などの、B層受けの良いマニフェストをぶちまけることで政権を奪取した。だが、結果的にはこの選択が、日本そのものをメチャクチャにしてしまった。
もちろん、西部さんを含めた多くの有識者は「これらのマニフェストが大変な事態を招く」ことを、あの選挙前の段階から予見していた。しかも、西部さんは当初から「マニフェストなんてインチキだ」「マニフェスト政治なんて言うこと自体が議会政治の否定だ」などと訴え続けていた。それにも関わらず、多くの日本人はムードに流されて、民主党に投票してしまった。
それを考えると、多くの日本人が詐欺師に引っかかりたい体質になっているのは明らかと言える。
もちろん、この本の内容はこれ以外にも、まだまだ沢山あるが、この本で書かれている内容は、どれもB層に超強力な一撃を喰らわせるものばかりである。
だから、私はこの本を、絶対にB層に読ませるべきだと思う。
そうでもしない限り、この国の再生は100%あり得ないと、断言できるのではないだろうか。
2013年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本質を述べてあった。左翼の欺瞞性が小気味よく
料理してあった。
料理してあった。
2013年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ内容を読んでいる最中ですが、文字遣いというか言葉遣いというか・・・慣れるまで少し時間がかかりそうです。 おおむね面白いと思います(*'ω`*)
2018年1月21日に日本でレビュー済み
「世論」とは、地上波、大新聞などのオールドメディアが自分たちの都合のいい良いに形成される事象だ。ネットはニューメディアだが玉石混交だから、真を問うには、自分の頭で考えなければならない。40代後半以降の世代人は気づくことができるか?西部氏は高齢でありながら、ネットの無い時代でもオールドメディアの世論という欺瞞を見抜くことが出来ていた。敬服する。
2013年3月17日に日本でレビュー済み
TOKYO MXで放送した対談番組の内容をひとり語り形式に書きなおしたもの。
番組でゲストが言った内容も含め、すべて西部氏の口語になっており、著者の従来の本からみると非常に平易で分かりやすい。
マニフェスト詐欺の政権党を批判し、大震災時に首相だった菅直人に関しては、戦後日本民主主義のシンボルという皮肉たっぷりの敬称をつけている。
世襲批判、権力批判、自民党批判、マスコミの垂れ流す情報に踊らされ、国民主権を絶対のものとし、一票の格差是正などと思い上がった日本人が、首相として最終的に選出してしまったのが菅直人という存在だ。
となるとアレは、文化や文明が爛熟して伝統や知識を軽視し、破壊しつくしたおぞましい国民の自画像とも言えるのだろうか。
小さな政府を目指しながら消費税を上げて大きくなろうとする政府や、地方分権といいながら道州に権限を集権させる矛盾を鋭く突くあたりは、改革を正しいとする昨今の流れに疑問を持つ者にとって非常に納得いく話である。
保守を目指す皆さん、読んでみては如何でしょうか。
番組でゲストが言った内容も含め、すべて西部氏の口語になっており、著者の従来の本からみると非常に平易で分かりやすい。
マニフェスト詐欺の政権党を批判し、大震災時に首相だった菅直人に関しては、戦後日本民主主義のシンボルという皮肉たっぷりの敬称をつけている。
世襲批判、権力批判、自民党批判、マスコミの垂れ流す情報に踊らされ、国民主権を絶対のものとし、一票の格差是正などと思い上がった日本人が、首相として最終的に選出してしまったのが菅直人という存在だ。
となるとアレは、文化や文明が爛熟して伝統や知識を軽視し、破壊しつくしたおぞましい国民の自画像とも言えるのだろうか。
小さな政府を目指しながら消費税を上げて大きくなろうとする政府や、地方分権といいながら道州に権限を集権させる矛盾を鋭く突くあたりは、改革を正しいとする昨今の流れに疑問を持つ者にとって非常に納得いく話である。
保守を目指す皆さん、読んでみては如何でしょうか。
2013年9月15日に日本でレビュー済み
民主党の議員の方に読んで反省して貰いたい。このような考えを持つ人がいると思っていたが、西部先生に発表して頂いて良かった。