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維新・改革の正体―日本をダメにした真犯人を捜せ 単行本(ソフトカバー) – 2012/11/8
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なぜ日本は1997年から成長できなくなったのか。
「改革」は誰を利するのか。利したのか。
国土計画、マクロ経済政策、新幹線整備……日本のど真ん中で経済成長を牽引した各界の権威の証言を引きながら「改革」の真実と「日本弱体化」の構図を明らかにする。
「改革」こそが日本をボロボロにした!
【主な目次】
×第一章 日本を財布と見なす「アメリカ」
×第二章 日本の成長を阻む「狂った羅針盤」
×第三章 日本をダメにした「行政改革」
×第四章 「次世代投資」を阻むマスメディア
×第五章 日本を狙う「反成長イデオロギー」
×第六章 維新で踊るダメ人間
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞出版
- 発売日2012/11/8
- 寸法13 x 1.6 x 18.8 cm
- ISBN-104819111973
- ISBN-13978-4819111973
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商品の説明
出版社からのコメント
なぜ日本は1997年から成長できなくなったのか。
「改革」は誰を利するのか。利したのか。
国土計画、マクロ経済政策、新幹線整備……日本のど真ん中で経済成長を牽引した各界の権威の証言を引きながら「改革」の真実と「日本弱体化」の構図を明らかにする。
「改革」こそが日本をボロボロにした!
【主な目次】
×第一章 日本を財布と見なす「アメリカ」
×第二章 日本の成長を阻む「狂った羅針盤」
×第三章 日本をダメにした「行政改革」
×第四章 「次世代投資」を阻むマスメディア
×第五章 日本を狙う「反成長イデオロギー」
×第六章 維新で踊るダメ人間
著者について
1968年奈良県生まれ。京都大学土木工学科卒業。同大学大学院土木工学専攻修了後、同大学助手、助教授、東京工業大学助教授、教授を経て、現在は京都大学大学院教授ならびに同大学レジリエンス研究ユニット長。専門は国土計画等、公共政策に関する実践的人文社会科学全般。 03年に土木学会論文賞、05年に日本行動計量学会林知己夫賞、07年に文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年に日本社会心理学会奨励論文賞および日本学術振興会賞などを受賞。
著書に『公共事業が日本を救う』『列強強靱化論』(共に文春新書)、『救国のレジリエンス』(講談社)、『コンプライアンスが日本を潰す』(扶桑社新書)、共著に『日本破滅論』(文春新書)など。
登録情報
- 出版社 : 産経新聞出版 (2012/11/8)
- 発売日 : 2012/11/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 227ページ
- ISBN-10 : 4819111973
- ISBN-13 : 978-4819111973
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 606,061位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 81,444位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

藤井 聡(ふじい さとし)京都大学(大学院工学研究科・都市社会工学専攻)教授 1968年奈良県生まれ。
91年京都大学卒業、93年京都大学大学院修了後、93年同大学助手、98年スウェーデン・イエテボリ大学客員研究員,02年京都大学助教授、03年東京工業大学助教授、06同大学教授を経て,09年より現職。
専門は土木工学(土木計画学)、交通工学,ならびに,公共問題のための心理学.
受賞歴は、
『社会的ジレンマ研究』で03年土木学会論文賞,07年文部科学大臣表彰・若手科学者賞、10年日本学術振興会賞。
『認知的意思決定研究』で05年日本行動計量学会優秀賞(林知己夫賞)。
『村上春樹に見る近代日本のクロニクル』にて06年表現者奨励賞。
『交通政策論』で08年米谷・佐々木賞。
『モビリティ・マネジメント入門』にて08年交通図書賞。
『交通需要予測研究』で98年土木学会論文奨励賞。
『コミュニティに関する進化心理学研究』で09年社会心理学会奨励論文賞。
詳しくは、
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/index.php/fujiilab/fujii.html
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本当の理由は、「改革」と称する政策の結果なのである。
この本は、敗戦後の日本の高度成長を官・学・政という立場で支え続け、繁栄をもたらす仕事に従事した宍戸駿太郎他二名の人に対するインタビューすることによってその事を実証しようとしたものである。
三人の長老から聴くという事は、データに反映することが出来ないがそれよりも遙かに重要なのは「経験知」であるという至極尤もなことの実行である。
それは、「改革や維新」の正体を明らかにするものであり、「誰が日本をダメにしたか」を探り未来に向けての手掛かりを考えることでもある。宍戸氏の話が一番切れがいい。
それによると、宮沢内閣までは官僚を含めて辛うじてアメリカに対し抵抗していたようである。しかし、小泉政権は「日本国家の最強かつ最後の財布」までも明け渡してしまった。日本人がコツコツ貯めたお金をアメリカの政府や投資家や企業がありとあらゆる方法で「巻き上げる」仕掛けが出来上がってしまった。
日本は、機関車から財布になってしまったということである。金融「資源国」である。それは、デフレで停滞しているのが望ましいのである。そして、この二つの流れは戦前からあった。
現況は、大英帝国と植民地インドの関係と同じである。それを許している日本人は愚かということである。
著者が橋本・江田コンビと名付けているが、橋本内閣が「失われた20年」を創った構造も詳らかに分析されている。
そして、財界も多国籍化しておりウォール街を中心としたグローバル財界に成果てている。
愉快ではないが今まで語られていない射程の長い内容が語られているので一気に読める。
マスコミは、我々の社会のあらゆる側面を映し出す鏡であるというのはその通りであろう。すべての責任は国民にある。
11年前、「ぶっ壊す」と熱弁を振るった人物が登場した。
その結果は、「一億総中流」から「多数の貧困層」と「一握りの富裕層」と成りつつある。
小泉純一郎という人は、罪作りな人である。
そして今、又、「ぶっ壊す」の焼き直しである「日本維新の会」という団体が現れた。
ブレーンの顔ぶれで分かっていたが最近、傀儡子が公認候補選定委員長として公然と姿を現わした。しかし、これは不用意だったかもしれない。一目瞭然となったのだから。
それにしても、「改革」を叫ぶ人たちのリーダークラスにその動機が「日本」に対する「恨み」としか思えないような人がいるのが気にかかる。
単に、「人間が信用できない」そして、「お目出度い人」たちなら未だ救いがあろうが。
橋本龍太郎、小泉純一郎、橋下徹、といった改革路線の政治家。
しかし、これらのせいにしては何の問題解決にもならない。
これらの勢力の狙いに気づくことができない日本国民に原因があるのだ。
とおっしゃっておられます。
藤井聡先生を熱烈に支持します。
日本の有権者全員がこの本を読んでほしいです。
2015.1.1 再読しました。
今日現在、安倍政権の経済政策「リフレ政策」についても著者の危惧する勢力と考えられます。
次の書籍も併せて推薦します。
プラグマティズムの作法 ‾閉塞感を打ち破る思考の習慣 (生きる技術! 叢書)
救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる
その実態が暴かれて少し溜飲が下がった。
明治維新の本質は「天皇親政への復古」であり、維新に悪乗りする
マスコミのバカさ加減をもっと突いて欲しかった。
(その他、日銀・デフレ系の本を読むと 【放置】の理由はこれだけではないと思ったりしますが・・)
しかし 日銀に限らず、戦後の日本の根本の何かが ぼんやり見えてきたような気がします。
特に「日本財布論」はじめ、「東インド会社」の例えもよくわかりました。日本人なら真っ青になる話です。
何年も生きてきてますが、驚愕の一冊でした。100%事実とは思わないですが、しかし日本人なら読むべき1冊。
日本の一部の人たちは、このような事実を知っていたかもしれませんが、何も知らない多くの一般ピープルは この本なくして
政治・経済を語るな、って感じです。
余談ですが、ずっと「維新の会」の批判本かと思って興味なかったですが、まったく違いました!
本のタイトルでちゅうちょしているのは、もったいないです。
【主な目次】
×第一章 日本を財布と見なす「アメリカ」
×第二章 日本の成長を阻む「狂った羅針盤」
×第三章 日本をダメにした「行政改革」
×第四章 「次世代投資」を阻むマスメディア
×第五章 日本を狙う「反成長イデオロギー」
×第六章 維新で踊るダメ人間
このうち、1〜5章まではすばらしい内容であった。
智の賢者たちへのインタビューや過去の日本の貿易や経済の分析が中心。
時代的に庶民から脚光を浴びた地上の華々しい植物が、地中では着々と暗い根を張り
将来(つまり今以降)の日本経済に毒花が満ちるようになるまでの因果を、わかりやすく
解説していただける。見識を広めさせていただいた。
しかし、本のカバーにも大きく「バッテン」マークまでデザインして、本題ともなる「維新(日本維新の会)」の
バッシングに割かれているのが、残りの6章ただ一つ。超絶に長いわけでもなく、6章の前置きを外せば
わずか24ページ分に過ぎない。
では、そんなわずかなページでどのように日本維新の会を批判しているのかというと、手っ取り早く言えば「1〜5章まででわかったと思うけど、
日本の停滞を喜ぶ奴らは6パターン(勢力)ある。で、維新の会のやってることもこの六勢力が喜ぶ内容だから維新はダメ。以上。」っていってるだけ。
例えば、二〇一二年に発表された維新八策(大阪維新の会の頃のもの)を持ち出し、「そのうちの地方分権とTPP参加は(出版前に政権党だった)民主も推進ないしは賛同しているのだから維新である必要なし」とよくわからない維新否定をし、さらには「1〜5章で述べた日本を食い物にする六勢力の意にかなうもの」と断言している。
私は強く疑問を持つ。右も左もわからないうちから府知事、市長と駆け抜け、単なる人気取りだけではなく目に見える成果をあげてきた橋下氏が苦闘のうめき声の中から必要性を口にした「地方分権」と、時の政権が「国民も道州制が〜道州制が〜と言い出したから」と大きく取り上げだした「地方分権」が、どうしてどうしてテンションであるものか。橋下氏のそれは「政治の体制を変える、日本国民のための地方分権」であり、政府の挙げるそれは「ある程度の権限と多くの負債やリスクを地方に負わせ、『やはり中央集権がよかった』と反省を促すための権力維持シナリオに基づく地方分権」ではないか(多分に偏見であるのは重々承知で)。
もっとも、この本の六章ときたら、地方分権を持ち出した瞬間から「あたかも『日本』という国がなくなる」かのように、地域の悲劇に繋がるシナリオがいくつかあげられているが、藤井氏は橋下氏の描く道州制を直接聞き出したことがあるのだろうかと疑問に思う。
そう、不満点はここなのだ。なぜ、この六章までは「インタビュー、検証、解説」という構成できているのに、六章だけは「維新の八策(項目だけ)、なぜダメか、五章まで読んできた皆さんおわかりですか?そう、アイツらの犬ですね、え?まだ維新を信じるの・・・?あんたバカ?」という、まるで悪魔の印が橋下氏についていた!といわんばかりの魔女狩り審判のような構成をとっていることなのだ。読み手には維新の情報がほとんど与えられていない。これはフェアではない。
1〜5章を踏襲し、橋下氏がなぜ道州制の必要を口にするようになったのかを調べ、その上で氏に直接対談を申し入れ日本をどうデザインしていく考えなのか・・・それができない事情が藤井氏にはおありなのだろうか?(過去の経緯を見ると藤井氏・橋下氏の論争は単なる政策の言い合いだけなので、深刻なものには見えないが)
ともあれ、私にはこの件、「ケインズ派:藤井聡教授」と「シカゴ・ボーイズ:竹中平蔵」の争いにしか見えない。竹中氏はWBS解説の頃から、いかにも経済学者ぶった、私の言うこと聞いてれば大丈夫だよ的空気が好きになれなかったが、小泉政権や外資系幹部を経て今回まんまと維新の会に潜り込んでしまった。橋下氏は経済のあり方ではなく国のデザインの部分がよくなるのであればいいものはそれこそ朝令暮改で取り入れるだろう。私には藤井教授と橋下氏(石原氏やほか数名も)で何度か直接対談の場を持ち、日本の将来について語り合っていただいた上でこのような本を書いていただきたかった。その上で維新批判をするのあれば、その新たな本の六章には何が書かれているか、刮目して読ましていただくことだろう。