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素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~ 単行本 – 2004/8/26
フェルマー予想が解決された現在、整数論での次の標的であるリーマン予想に対して取り組んできた数学者の紹介を中心に、素数を知る魅力、取り組みの変遷などを、多くのエピソードを織り込みながら、非数学的な観点をベースに著述した数学ドラマ。奇数章で数学の直感的な説明、偶数章でその歴史的及び人間的なバックグラウンドを解説しています。
リーマン予想は、素数の分布に関する予想で、リーマンのゼータ関数の零点の実数部は1/2であるというもの。1900年にヒルベルトが提示した23の未解決問題及び2000年に米クレイ数学研究所が懸賞金付きで提示した7つの未解決問題の1つに挙げられています。年に1回は「証明した」という発表がされ、話題となる著名な予想。登場人物は、(19世紀から20世紀前半までの数学者を除いて)ピエール・ドゥリーニュ(1978年フィールズ賞)、アラン・コンヌ(非可換幾何学、1982年フィールズ賞)、アラン・チューリング(反例を見つけようとした)、アンドリュー・オドリツコ(後に暗号理論で著名)、ヒュー・モンゴメリ(整数論)、フリーマン・ダイソン(物理学者)、など。
リーマン予想は、素数の分布に関する予想で、リーマンのゼータ関数の零点の実数部は1/2であるというもの。1900年にヒルベルトが提示した23の未解決問題及び2000年に米クレイ数学研究所が懸賞金付きで提示した7つの未解決問題の1つに挙げられています。年に1回は「証明した」という発表がされ、話題となる著名な予想。登場人物は、(19世紀から20世紀前半までの数学者を除いて)ピエール・ドゥリーニュ(1978年フィールズ賞)、アラン・コンヌ(非可換幾何学、1982年フィールズ賞)、アラン・チューリング(反例を見つけようとした)、アンドリュー・オドリツコ(後に暗号理論で著名)、ヒュー・モンゴメリ(整数論)、フリーマン・ダイソン(物理学者)、など。
- 本の長さ479ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2004/8/26
- ISBN-10482228204X
- ISBN-13978-4822282042
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商品の説明
出版社からのコメント
日経サイエンス2004年9月号の原書ペーパーバック版の書評(評者:山下純一氏)で、「この本は、素数分布やリーマン予想の入門的解説にも熱心で、高校生にも十分読めるように書かれている」とあるように、数学の内容は難しくありません。『オイラーの贈物』の読者の方には、オイラー以降現代に至る素数の物語が楽しめます。原書は、『ビューティフル・マインド』のジョン・F・ナッシュ(1994年ノーベル経済学賞受賞)が絶賛しています。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2004/8/26)
- 発売日 : 2004/8/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 479ページ
- ISBN-10 : 482228204X
- ISBN-13 : 978-4822282042
- Amazon 売れ筋ランキング: - 121,727位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リーマン予想の内容や、それに対する数学者たちの挑戦の模様が判り易く書かれており、興味深かった。
2010年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前NHKでリーマン予想についての特集を放送していて、それを見て興味を持ちました。
リーマン予想とは、「ゼータ関数の非自明な零点の実数部は全て1/2である」というものです。
そしてどんな世界最高峰の頭脳をもってしても、未だに解決されない問題として残されています。
それにしても、リーマン予想の定義がまず難しい。
ゼータ関数?
非自明なゼロ点??
この本を読むまでは、まったくなんの事やらわかりませんでした。
しかし本を読み終えた今、数学素人の私でも十分に理解することができました。
そして素数定理、黄金の鍵、リーマン予想の見事さと美しさに、ただただ感動するばかり。
この本のすばらしいところは、私のような数学の素人(高校数学を履修している程度)であっても、
世界最高峰の難問へのアプローチを、非常にわかりやすく示してくれてるところです。
数学的に本当に難しいところは筆者の裁量で省略していますが、それでもアプローチの要点
となる部分はキッチリと、まさに基本の数学知識から丁寧に教えてくれます。
この一冊さえ読めば、リーマン予想のなんたるかは全体像として把握できるでしょう。
(ただし、高校履修程度の数学的知識は必要ですし、一読してわからない部分については、何度か読み込む
必要はあります。)
それにしても一見、無秩序に見える素数の中に、とんでもなく美しい規則が隠されている自然の法則には舌を巻くしかありません。
偉大なる自然の前では、人間の無力さすら感じさせられました。
自然科学の中には、まだまだ人間の人知が及ばない法則が、たくさん隠されている事でしょう。
是非、多くの人に読んでもらいたい、非常にオススメできる一冊です。
リーマン予想とは、「ゼータ関数の非自明な零点の実数部は全て1/2である」というものです。
そしてどんな世界最高峰の頭脳をもってしても、未だに解決されない問題として残されています。
それにしても、リーマン予想の定義がまず難しい。
ゼータ関数?
非自明なゼロ点??
この本を読むまでは、まったくなんの事やらわかりませんでした。
しかし本を読み終えた今、数学素人の私でも十分に理解することができました。
そして素数定理、黄金の鍵、リーマン予想の見事さと美しさに、ただただ感動するばかり。
この本のすばらしいところは、私のような数学の素人(高校数学を履修している程度)であっても、
世界最高峰の難問へのアプローチを、非常にわかりやすく示してくれてるところです。
数学的に本当に難しいところは筆者の裁量で省略していますが、それでもアプローチの要点
となる部分はキッチリと、まさに基本の数学知識から丁寧に教えてくれます。
この一冊さえ読めば、リーマン予想のなんたるかは全体像として把握できるでしょう。
(ただし、高校履修程度の数学的知識は必要ですし、一読してわからない部分については、何度か読み込む
必要はあります。)
それにしても一見、無秩序に見える素数の中に、とんでもなく美しい規則が隠されている自然の法則には舌を巻くしかありません。
偉大なる自然の前では、人間の無力さすら感じさせられました。
自然科学の中には、まだまだ人間の人知が及ばない法則が、たくさん隠されている事でしょう。
是非、多くの人に読んでもらいたい、非常にオススメできる一冊です。
2023年6月17日に日本でレビュー済み
まず
「数学セミナー増刊 リーマン予想がわかる 2009年 11月号」で桜井進さんの「高校生からわかる超入門リーマン予想」というやさしい感動する記事をんでからが良いと思います。
「数学セミナー増刊 リーマン予想がわかる 2009年 11月号」で桜井進さんの「高校生からわかる超入門リーマン予想」というやさしい感動する記事をんでからが良いと思います。
2015年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数学の難問に関する本のうち、リーマン予想について書かれたもので、とても興味深く読めました。
読むにあたって高校~大学1年生くらいまでの数学知識(複素数、級数、線形代数など)が必要になりますが、逆に言えばその程度の知識で分かる範囲で(より高度な内容は省略して)出来るだけ詳しくリーマン予想とは何ぞや、それが素数分布とどのように関係するのか、ということが解説されています。
偶数章の数学者の歴史に関してはあまり興味を惹かれませんでしたが、それは私が既に「素数の音楽」を読んでいたせいもあるかもしれません。双方で取り上げ方が異なっているので、数学者に興味がある方は読み比べてみるのも一興です。
読むにあたって高校~大学1年生くらいまでの数学知識(複素数、級数、線形代数など)が必要になりますが、逆に言えばその程度の知識で分かる範囲で(より高度な内容は省略して)出来るだけ詳しくリーマン予想とは何ぞや、それが素数分布とどのように関係するのか、ということが解説されています。
偶数章の数学者の歴史に関してはあまり興味を惹かれませんでしたが、それは私が既に「素数の音楽」を読んでいたせいもあるかもしれません。双方で取り上げ方が異なっているので、数学者に興味がある方は読み比べてみるのも一興です。
2015年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビューにもあるように、構成・内容ともに成功しているとは言い難い。 何か読んでいて疲れます。
マーカス・デュ・ソートイの「素数の音楽」の方が断然に読みやすく、構成・内容ともにレベルが上。
・ 内容の1/4 近くが、数学の基本の解説 (複素数 i とは何か、関数とは何か、ビッグオーとは何かみたいな)
・ 偶数と奇数で内容を分けているので読みづらい、読みづらい
・ 物語というよりはどうでもいい小話を挟み込んでいるので、関係ない情報まで入ってくる
・ チャートがわかりにくい、横軸・縦軸が何を表しているのか、チャートが何を表しているのか、ちゃんとチャートに記して欲しい
・ 訳もこなれていない感じがして読みづらい (原著をあたっていないので訳者のせいとは言い切れないが)
・ 章のタイトルがわかりにくい・・・ 章のタイトルをみても何が語られているのかよくわからない、流れもわからない
・ そして、内容に深みが感じられない ・・・ 決定的だが ・・・ 量子力学と数論の出会いとかまで手を出しておきながら、おさまりがわるく、最初は複素数 i も知らない人に向かっての説明なのにこんな話して大丈夫なの? という内容レベルのチグハグさ。
なんでこんな著作になったんだろう・・・ と残念です。
マーカス・デュ・ソートイの「素数の音楽」の方が断然に読みやすく、構成・内容ともにレベルが上。
・ 内容の1/4 近くが、数学の基本の解説 (複素数 i とは何か、関数とは何か、ビッグオーとは何かみたいな)
・ 偶数と奇数で内容を分けているので読みづらい、読みづらい
・ 物語というよりはどうでもいい小話を挟み込んでいるので、関係ない情報まで入ってくる
・ チャートがわかりにくい、横軸・縦軸が何を表しているのか、チャートが何を表しているのか、ちゃんとチャートに記して欲しい
・ 訳もこなれていない感じがして読みづらい (原著をあたっていないので訳者のせいとは言い切れないが)
・ 章のタイトルがわかりにくい・・・ 章のタイトルをみても何が語られているのかよくわからない、流れもわからない
・ そして、内容に深みが感じられない ・・・ 決定的だが ・・・ 量子力学と数論の出会いとかまで手を出しておきながら、おさまりがわるく、最初は複素数 i も知らない人に向かっての説明なのにこんな話して大丈夫なの? という内容レベルのチグハグさ。
なんでこんな著作になったんだろう・・・ と残念です。
2013年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原題がPrime Obsession - Bernhard Riemann & the Gratest Unsolved Problem 、素数定理とリーマン予想への挑戦について書かれた数学エッセイである。470頁。筆者は数学専門家ではなく、システムアナリストをしながら作家活動をしている、小説家でもある。話題が多岐に及んでおり筆者の知識には驚愕させられる。数学書を読んでいて疑問が生じたときなど、本書に眼を落すことで前後の事情や理解、新たなソリューションが見いだせるかもしれない。
2007年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数学における未解決問題の中で、最も困難かつ重要なものが、本書の題材である「リーマン予想」と呼ばれる問題である。リーマン予想とは素数の分布に関して、ある一定の性質があることを予想したものだ。無限に存在する素数がどうような法則で自然数に現れるかは、数論における最大の問題であるが、リーマン予想はその問題に対して一定の解答を与えるものなのである。
本書はリーマン予想に至る経緯を、真正面から数式を使って導出することを目的としている。もちろん所々のポイントで、「こうなることは数学者は知っている」等の表現で一足飛びに次のステップへ進むこともあるが、とにかく段階を踏んで導出を行っている。数学の難しい理論を一般向けに紹介するときには、往々にして結論のみを記して(時には数式自体が記述されないときもある)詳細はお茶を濁す場合が多いが、本書はそこから逃げていない。とにかく何となくでもいいから、リーマン予想について知りたいという欲求には本書は応えていると思う。読者の数学力の想定レベルは高校卒業程度であるので、十分理解可能である。その分、かえって説明が助長に感じられる部分もあるが、リーマン予想について一から詳しく知りたいと思う読者には一読の価値があるので、お勧めである。
本書はリーマン予想に至る経緯を、真正面から数式を使って導出することを目的としている。もちろん所々のポイントで、「こうなることは数学者は知っている」等の表現で一足飛びに次のステップへ進むこともあるが、とにかく段階を踏んで導出を行っている。数学の難しい理論を一般向けに紹介するときには、往々にして結論のみを記して(時には数式自体が記述されないときもある)詳細はお茶を濁す場合が多いが、本書はそこから逃げていない。とにかく何となくでもいいから、リーマン予想について知りたいという欲求には本書は応えていると思う。読者の数学力の想定レベルは高校卒業程度であるので、十分理解可能である。その分、かえって説明が助長に感じられる部分もあるが、リーマン予想について一から詳しく知りたいと思う読者には一読の価値があるので、お勧めである。