あくまでもこの本は、元公明党議員の体験記として読んだ方が良いでしょう。
ただ、公明党=創価学会の欺瞞に満ちた体質は枚挙にいとまがなく、ほとんどの議員がそのことを綴っていますので、暴露本の性質もあります。
特に私が印象的と感じたのは、元代議士の竹内勝彦さんの手記です。
国会議員として多くの議案に取り組み、国民のために力を注いでいました。
また、最も公明党が力を持っていた頃は、竹入義勝委員長、矢野絢也書記長の頃であるということをこの手記で知りました。
特に、中国外交において竹入委員長は何度も訪問を行い、日中関係の関係回復に尽力されたということが大きな果実であったと。
その頃の創価学会は、日蓮正宗の信者団体で、日蓮大聖人の仏法をまじめに信仰している団体でした。
私が生まれたばかりの頃なので、詳しくは知りませんが、仏法により六根清浄となり、一人一人が大きな力を発揮していたのだろうと思います。
ところが、池田名誉会長は本山を誹謗し、信徒を日蓮正宗から引き離し、創価学会全体を退転させてしまいました。
そもそも日蓮正宗を信心する団体ではなかったのか? そう疑問を感じた、気づかされた人たちは次々と脱会しています。
皮肉にも、ここで挙げた公明党の黄金期を担った3人の代議士も、脱会しています。学会からも陰湿な妨害・攻撃にあいました。
彼らは公明党にとって功労者であるはずなのですが...これが学会のやり方なのです。
ほかにも、脱会をきっかけに日蓮正宗を純粋に信心することができ、折伏を精力的に行い、充実した人生を送っているという体験談や持論を展開している方もいらっしゃいます。学会に疑問を持っている人たちにぜひ読ませたい本です。

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創価公明党との決別―OB議員の赤裸々な体験集 単行本 – 2017/10/27
創価学会・公明党を糾すOB有志の会
(編集)
昭和末期から平成初期にかけて創価・公明組織の逆鱗に触れる激しい“池田大作批判"を展開、平成2年の池田大作日蓮宗総講頭資格喪失・除名処分を契機に創価・公明党組織を脱会した国会議員をはじめ全国の地方議員たちの学会批判集。
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社人間の科学新社
- 発売日2017/10/27
- 寸法18.8 x 12.8 x 1.2 cm
- ISBN-104822603032
- ISBN-13978-4822603038
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商品の説明
出版社からのコメント
学会からの嫌がらせを避けるために、出版を断る出版社が多く、学会批判書が出にくい状況が続いています。先ずは事実を把握して判断はそれからです。
著者について
平成の初期から、かつて創価学会の職員や公明党の議員等を経験した有志たちが集まり、自発的・横断的に形作られたもの。今回はそのOB有志の会が編集、OB議員たちが執筆した。
登録情報
- 出版社 : 人間の科学新社; 第3版 (2017/10/27)
- 発売日 : 2017/10/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 236ページ
- ISBN-10 : 4822603032
- ISBN-13 : 978-4822603038
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 455,555位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 338位新興宗教 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2014年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暴露的な物もなく淡々と振り返っていて新鮮味は感じませんでした。
2013年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
創価学会員の方でも、嫌々ながら組織に、付いて行ってる人なんかは、読んで見る方が良いとおもいます。昔は、学会の為に尽くして来た人達だから、内情はわかりますよ。私も、現在は学会から、追い込みを掛けられて、いますから、対抗策を考える参考書にもなりますね。欲を言えば、学会がどのような策謀を、講じて来たかの詳細を知りたいですね。
2012年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国から創価学会は「中日友好団体と認識」(駐日大使見解)されている。
つまり、中国びいきで御しやすい日本の政治家 池田大作と認識されているのだろう。
しかも多額の寄付をしてくれている。見返りの名誉博士などたやすいことだろう。
チベット仏教や法輪功など中国国内の宗教を弾圧しても日本の宗教団体創価学会は、
利用しつくされるであろう。
日中国交回復に貢献した公明党竹入元委員長も矢野元委員長も創価学会を脱会し、
今は日蓮正宗の信者である。なぜそうなったのかを、元公明党議員で創価学会を脱会した
75名の公明党議員からなる「創価学会、公明党を糾すOB有志の会」が出した、この体験談集
が明かしてくれる。
公明党が前国会で民主党に擦り寄って、財界支援の自民党と3党合意をつくりあげ消費税を10%に引き上げたのも、結局は「池田先生のために」権力与党に近づいておく必要があるからであり、決っして
『大衆とともに』でも「大衆のため」でもない。
池田大作氏は表と裏の顔を使い分けて、言葉に二重性を持たせているのである。池田大作全集に載る著作群もほとんどが代作であり、本人が読んでなかったり、理解していないことまである。40才になって富士短大卒業の資格をとるための卒業論文やトインビーとの往復書簡は桐村泰二元教学部長であり、小説人間革命は篠原善太郎氏であり、講演言行録などは原島崇元教学部長ら特別書籍部の実績であり、写真集、写真展の写真は原山征二氏であり、ほとんどの著作は聖教新聞関係者である。いわば、本人死後にも池田大作名で著作を続けられる体制になっていると言えよう。虚飾の独裁者による言葉遊びと言える。
池田大作にとっては、『大衆=庶民=創価学会』であり『庶民の王者=池田大作』なのである。これが判明すれば、かって、来日した温家宝総理と会談したときに、池田氏が、「政治家ではなくて、庶民の王者と会ってくださり」という発言をした背景が理解されてくるのである。
『大衆の中で死んでいく』とは、公明党議員として「使い捨て」にした後は、創価の役職に就けて「飼い殺し」を始めると言う実態になっていくのである。矢野委員長は、この『飼い殺し』状態を避けたがために創価から狙われ、元国会議員3名は池田名代の藤井富雄氏から矢野征伐を命じられ、手帖強奪や強要の実行犯と言う愚かな行為を犯すことでも池田に従わなければいけなかったのであり、この党理念の実態なのである。
つまり、中国びいきで御しやすい日本の政治家 池田大作と認識されているのだろう。
しかも多額の寄付をしてくれている。見返りの名誉博士などたやすいことだろう。
チベット仏教や法輪功など中国国内の宗教を弾圧しても日本の宗教団体創価学会は、
利用しつくされるであろう。
日中国交回復に貢献した公明党竹入元委員長も矢野元委員長も創価学会を脱会し、
今は日蓮正宗の信者である。なぜそうなったのかを、元公明党議員で創価学会を脱会した
75名の公明党議員からなる「創価学会、公明党を糾すOB有志の会」が出した、この体験談集
が明かしてくれる。
公明党が前国会で民主党に擦り寄って、財界支援の自民党と3党合意をつくりあげ消費税を10%に引き上げたのも、結局は「池田先生のために」権力与党に近づいておく必要があるからであり、決っして
『大衆とともに』でも「大衆のため」でもない。
池田大作氏は表と裏の顔を使い分けて、言葉に二重性を持たせているのである。池田大作全集に載る著作群もほとんどが代作であり、本人が読んでなかったり、理解していないことまである。40才になって富士短大卒業の資格をとるための卒業論文やトインビーとの往復書簡は桐村泰二元教学部長であり、小説人間革命は篠原善太郎氏であり、講演言行録などは原島崇元教学部長ら特別書籍部の実績であり、写真集、写真展の写真は原山征二氏であり、ほとんどの著作は聖教新聞関係者である。いわば、本人死後にも池田大作名で著作を続けられる体制になっていると言えよう。虚飾の独裁者による言葉遊びと言える。
池田大作にとっては、『大衆=庶民=創価学会』であり『庶民の王者=池田大作』なのである。これが判明すれば、かって、来日した温家宝総理と会談したときに、池田氏が、「政治家ではなくて、庶民の王者と会ってくださり」という発言をした背景が理解されてくるのである。
『大衆の中で死んでいく』とは、公明党議員として「使い捨て」にした後は、創価の役職に就けて「飼い殺し」を始めると言う実態になっていくのである。矢野委員長は、この『飼い殺し』状態を避けたがために創価から狙われ、元国会議員3名は池田名代の藤井富雄氏から矢野征伐を命じられ、手帖強奪や強要の実行犯と言う愚かな行為を犯すことでも池田に従わなければいけなかったのであり、この党理念の実態なのである。
2012年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり期待しつつ重版を待っていたにもかかわらず、内容は公明党を離党、離脱した議員の議員時代の苦労話や名誉に浴した話題が中心でした。主に離脱後、日蓮正宗に(再)入信した人が多く、日蓮正宗側に立った言い分になっています。 「創価公明党との決別」というタイトルと、「OB議員の〜」のサブタイトルに、日ごろから聞く、市会議員・県会議員レベル の、創価学会員に対する優遇措置などの対応が暴露されていれば評価も異なったものになっていたと思います。多くは善良な 創価学会員であったとしても、自分で考えるということをしなくなった時、もはや権力の奴隷にされている、危険性を感じます。同時に彼ら議員も、公明党の議員としての仕事が誤ったものでなっかたか、また、その強大な権力に屈したものではなかったかを省みる機会であって欲しかったと思います。
2013年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日頃から創価学会のことを疑問に思うことがあり、内部にいた人の思いが分かり、いい勉強になりました。
2021年4月23日に日本でレビュー済み
我が道を歩かれているなら、古巣のことをネタにして金儲けなどせず、正々堂々とやられていただきたいですね。
社会のために尽力されてから語られていただきたいものです。
社会のために尽力されてから語られていただきたいものです。
2013年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容はまぁまぁでした。
お決まりの文章で、少々がっかり。
まぁ、創価公明党をお止めになったことはよかったと思います。
お決まりの文章で、少々がっかり。
まぁ、創価公明党をお止めになったことはよかったと思います。