著者の白石草氏は、インターネットTV局草分けである『OurPlanet-TV』を設立し、またビデオ番組作りのワークショップを運営し、また現役のビデオジャーナリストでもある。
本書は、副題にある「ゼロから始めるドキュメンタリー製作」にあるように、素人がゼロから始めるための、ワークショップの経験を踏まえた上での「伝えるためには技術」と「ノウハウ」が詰まっている。
白石氏はまず企画書の大切さを強調する。その大切さの例えとしてラブレターをあげる。
相手の心を動かすラブレターとなる企画書なのか?ここに企画書の力の分かれ目があるようだ。
ビデオカメラも、PCも既に身近な存在となった。この安価となった道具と本書を武器に、それぞれの現場の人間だから出来る、それぞれの現場からのメッセージが発信される時代は既に幕開けした。
本書は、そんな時代を加速する。

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ビデオカメラでいこう 単行本 – 2008/3/27
白石 草
(著)
ホームビデオからドキュメント映画上映会、インターネットTVで公開できる作品に仕上げるコツが満載です。企画から撮影、パソコンでの編集までイラスト図解と共に初心者が陥り易い具体例を交えながら解説。映画監督森達也他3人のインタビュー、企画書・取材申請書のひな型付き。
- ISBN-104822808602
- ISBN-13978-4822808600
- 出版社七つ森書館
- 発売日2008/3/27
- 言語日本語
- 本の長さ176ページ
商品の説明
著者について
1993年早稲田大学卒業。テレヒ朝日系の技術会社を経て、1995年東京メトロホリタンテレビジョン(TOKYO MX)入社。ビデオジャーナリストとして、ニュース・ドキュメンタリー番組の制作に携わる。2001年に独立し、フリーランスとして活動。同年10月に非営利のインターネット放送局『OurPlanet-TV』を設立し、2005年にNPO法人化。現在、共同代表。東京大学大学院情報学環教育部および早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース講師。
登録情報
- 出版社 : 七つ森書館 (2008/3/27)
- 発売日 : 2008/3/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4822808602
- ISBN-13 : 978-4822808600
- Amazon 売れ筋ランキング: - 995,851位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,133位ジャーナリズム (本)
- - 115,201位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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早稲田大学卒業後、テレビ局勤務などを経て、2001年に非営利のインターネット放送局「OurPlanet-TV」を設立。マスメディアでは扱いにくいテーマを中心に番組を制作配信する一方、映像ワークショップを展開し、メディアの担い手作りに取り組む。一橋大学大学院地球社会研究科客員准教授。
3.11以降の原発報道などを評価され、2012年「放送ウーマン賞」「JCJ日本ジャーナリスト会議賞」「やよりジャーナリズム賞奨励賞」、2014年「科学ジャーナリスト大賞」を受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月31日に日本でレビュー済み
いままで、雑誌などでカメラの使い方、編集ソフトの情報を得ることはできましたが、映像を作りはじめる企画のところから仕上げまで、全体についての解説やアドバイスが書かれた書籍は見当たりませんでした。
この書籍は、そういったところをフォローしているし、ビデオジャーナリストや映画製作者のコメントもあるので、どのように制作活動に臨んでいるかも知ることができ、とても参考になりました。
初心者にも、これまで映像制作をした人にも、役に立つ一冊だと思います。
この書籍は、そういったところをフォローしているし、ビデオジャーナリストや映画製作者のコメントもあるので、どのように制作活動に臨んでいるかも知ることができ、とても参考になりました。
初心者にも、これまで映像制作をした人にも、役に立つ一冊だと思います。
2013年4月8日に日本でレビュー済み
確かに参考にはなりますが、あちこちに『強制的につれてこられた朝鮮人』、『旧日本軍の遺棄した兵器による被害』等、左翼的な記述があり、気分が悪くなります。
2014年10月23日に日本でレビュー済み
約2年半前「これから始めよう!」と意気込んだ時に読みました。
その時は自分の中に何も残せず、ブックオフさんに買い取ってもらいました。
2年半動画制作の経験を積んで、ブックオフさんから買って再度読みました。
私はドキュメンタリーが好きで、アニメやMVなどの演出勝負の動画が苦手な者には、感性が合ったように思えます。
演出も大事ですが、本書の中では企画・構成が大事だと紙面を割いています。
入門時の自分には理解できませんでしたが、動画を作っていくうちにそれが一番大事だとさえ思う様になりました。
(個人的には企画の段階でほぼ当たり外れがわかるとさえ思います。)
撮影や編集の小手先テクニックのハウツー本は沢山あり、答えも出ていますのでそれを真似すれば問題ありません。
この書では撮影や編集のテクニックの説明はほとんどありませんので、本書で作る事は不可能です。
私自身の経験から、入門時にこの書からノウハウを得る事は難しいと思いますが、
少し経験を積んだ時読み返すと、何が大事なのか理解できるようになります。
その時は自分の中に何も残せず、ブックオフさんに買い取ってもらいました。
2年半動画制作の経験を積んで、ブックオフさんから買って再度読みました。
私はドキュメンタリーが好きで、アニメやMVなどの演出勝負の動画が苦手な者には、感性が合ったように思えます。
演出も大事ですが、本書の中では企画・構成が大事だと紙面を割いています。
入門時の自分には理解できませんでしたが、動画を作っていくうちにそれが一番大事だとさえ思う様になりました。
(個人的には企画の段階でほぼ当たり外れがわかるとさえ思います。)
撮影や編集の小手先テクニックのハウツー本は沢山あり、答えも出ていますのでそれを真似すれば問題ありません。
この書では撮影や編集のテクニックの説明はほとんどありませんので、本書で作る事は不可能です。
私自身の経験から、入門時にこの書からノウハウを得る事は難しいと思いますが、
少し経験を積んだ時読み返すと、何が大事なのか理解できるようになります。