インドの潜在能力に全世界が注目し、今後「インドの時代」になる。
このように言われて久しいときに、リスクにも目を向ける必要が
あるでしょう。その際に本書は役に立ちます。
ヒンズー教のカースト制度では「自分の属するカーストでは
できない業務」があるので様々な職種を担当するインド人を
雇う必要があったり、カースト制度に縛られないSEなどの
サービス業が発展したり、と。あわせて初等教育が完全義務で
ないので識字率が2/3程度と低いこと、財閥は豊かになり
所得格差が広がっていることなども短所とのことです。
リスクにも目を向けたい方に一読をお勧めします。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「今のインド」がわかる本 (知的生きかた文庫 か 40-1) 文庫 – 2007/4/1
門倉 貴史
(著)
巨大な労働人口、豊富な天然資源、中産階級の台頭......今、驚
異的なスピードで経済成長を遂げるインド。その底知れぬ潜在能力とは?今後、
先進国とのバランスはどうなる?日本はこの国とどう付き合っていくべき
か?----超激動の時代にあるインドの最新動向と中・長期的展望を徹底解説!
異的なスピードで経済成長を遂げるインド。その底知れぬ潜在能力とは?今後、
先進国とのバランスはどうなる?日本はこの国とどう付き合っていくべき
か?----超激動の時代にあるインドの最新動向と中・長期的展望を徹底解説!
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社三笠書房
- 発売日2007/4/1
- ISBN-104837976298
- ISBN-13978-4837976295
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 三笠書房 (2007/4/1)
- 発売日 : 2007/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 220ページ
- ISBN-10 : 4837976298
- ISBN-13 : 978-4837976295
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,549,543位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 355位インドの思想(一般)関連書籍
- - 1,973位知的生きかた文庫
- - 2,058位東洋哲学入門
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1971年神奈川県生まれ。エコノミスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、銀行系シンクタンクの研究員となり、日本経済研究センター、東南アジア経済研究所 (シンガポール)へ出向。2002年に生保系シンクタンクに移籍し、経済調査部主任エコノミストとしてアジアやBRICs諸国についての論文を数多く発 表。’06年にBRICs経済研究所代表に就任。同志社大学大学院非常勤講師(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ゼロ円ビジネスの罠』(ISBN-10:4334035833)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古の割には綺麗でとてもよかったです。
また機会があればお願いしたいです
また機会があればお願いしたいです
2008年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学校で習うインドというと昔の歴史(せいぜい独立まで)が中心だが、本書で述べられているインドは数学教育の充実やIT産業の異常な伸びや高い経済成長率が中心になっている。時間をかけずに大雑把に感じをつかみたい人にとっては非常に良い本と言えるでしょう。
ただし、はっきり言って書いてあることの精度はあまり高くないので、本書の内容を鵜呑みにしてはダメだと思います。僕の知識と照合できた範囲に限定しても、データや経済モデルと対になって初めて意味を持つ話のほとんど全てが「著者の試算によると」の一言だけで片付けられていたりデータの意味を説明していなかったりという体たらくだし、宗教(とくにカースト制度と食べ物のタブー)や時間感覚に関する記述は、僕が友人のインド人から聞いたりインド人と交流したりして得た情報と大きく異なる。いわゆる理系の話にいたっては物理や化学やプログラミングを勉強したことがないと感じさせられるレベルである。
インドに関するニュースの表面を10年分まとめて短時間で一気に見渡すために便利な本として割り切って読むのであれば、このレビューを書いている現時点では、文句なしに買いです。僕は友達のインド人に薦められて買いました。上記のレビューも、概ね、買う前に友達のインド人に聞いた本書に関する評価そのままんまです。
ただし、はっきり言って書いてあることの精度はあまり高くないので、本書の内容を鵜呑みにしてはダメだと思います。僕の知識と照合できた範囲に限定しても、データや経済モデルと対になって初めて意味を持つ話のほとんど全てが「著者の試算によると」の一言だけで片付けられていたりデータの意味を説明していなかったりという体たらくだし、宗教(とくにカースト制度と食べ物のタブー)や時間感覚に関する記述は、僕が友人のインド人から聞いたりインド人と交流したりして得た情報と大きく異なる。いわゆる理系の話にいたっては物理や化学やプログラミングを勉強したことがないと感じさせられるレベルである。
インドに関するニュースの表面を10年分まとめて短時間で一気に見渡すために便利な本として割り切って読むのであれば、このレビューを書いている現時点では、文句なしに買いです。僕は友達のインド人に薦められて買いました。上記のレビューも、概ね、買う前に友達のインド人に聞いた本書に関する評価そのままんまです。
2007年12月1日に日本でレビュー済み
「今の」シリーズでアメリカ、中国、韓国と北朝鮮、中東、そして本書インドを読んだ。やはり親近感やイメージの点でインドだけが好意を持って読めた。このインド、いずれは人口で中国を抜く大国になるし、経済成長は大きく伸展する。若年層の比率は高く、豊富な天然資源があり、インド人の語学力、数学の資質が高く、航空便の増強、その他潜在的な力強さを持っている。日本は中国に進出し過ぎであり大きなリスクを抱え、中国からの輸入は禁止或いは要注意であり、中国への多大なODA供与も、中国政府は国民に知らせず、よって中国では誰も日本に感謝をしない。最早中国の時代は完全に終わり、日本は製造拠点の中国からの移転を進め、中国へのODAは廃止。そして代わってインドに今最も熱い視線が注がれている。本書はインドの大躍進を紹介し、「今の」シリーズの中では最も広範囲にその国の「今」を記述された良い著作になっている。今後の問題は、本書4章に書かれる「インドのリスク」だろう。カースト制度の影響、スト、労務問題、原油調達、水の確保、電力不足、交通渋滞、環境問題、テロ、印パとカシミール、イスラム過激派、これらのリスクをどれだけミニマイズし、リスクを取って、中国からインドに拠点を大きく移していくかを、早急に考えたい。日本が、或いは日本に好感を持つ国は多くない。その一つがインドであることが本書でよく感ずる。
2010年5月26日に日本でレビュー済み
現在、国際社会での存在感を増し、飛躍を続けるインド。
そのインド発展の歴史・要因・今後の展望を、経済・文化・政治といった面から分析する。
客観的事実をざっくり捉えるのにわかりやすい本ではあるが、文章として、面白くない。。
固有名詞と数字を並べて事実を述べるだけでは、文章としては面白くならないんだなーという教訓を得たw
ストーリーがないといけないんだな。。
そういう意味では、『インドの衝撃』は、客観的事実よりは取材者の主観が多分に入り込んでる感があるが面白く、ある意味対局にあるのかな。
そのインド発展の歴史・要因・今後の展望を、経済・文化・政治といった面から分析する。
客観的事実をざっくり捉えるのにわかりやすい本ではあるが、文章として、面白くない。。
固有名詞と数字を並べて事実を述べるだけでは、文章としては面白くならないんだなーという教訓を得たw
ストーリーがないといけないんだな。。
そういう意味では、『インドの衝撃』は、客観的事実よりは取材者の主観が多分に入り込んでる感があるが面白く、ある意味対局にあるのかな。
2013年2月8日に日本でレビュー済み
今、は、6年前ですね。
運航停止したキングフィッシャーエアラインが、バンガロールからシリコンバレーへの直行便を飛ばそうとしている、という話から始まってます。
6年前のインドを学ぶには良い本だと思います。
広範囲を網羅的にカバーしてくれていると思います。
さらに、堅実な内容なので、今でも役立つ部分もあると感じました。
運航停止したキングフィッシャーエアラインが、バンガロールからシリコンバレーへの直行便を飛ばそうとしている、という話から始まってます。
6年前のインドを学ぶには良い本だと思います。
広範囲を網羅的にカバーしてくれていると思います。
さらに、堅実な内容なので、今でも役立つ部分もあると感じました。
2007年5月1日に日本でレビュー済み
インド経済研究の第一人者が書いた本だけあって、内容がとても充実していた。
文庫でこれだけの内容が読めるのは大変お買い得だと思う。三笠書房のこのシリーズは、どれも力作が多いな。
文庫でこれだけの内容が読めるのは大変お買い得だと思う。三笠書房のこのシリーズは、どれも力作が多いな。
2009年6月30日に日本でレビュー済み
サブタイトルにもあるように、インドの現状報告のみならず、現状から読み取れる短期的な見通しについても論じられている。
インドの風土、経済/経営環境のみならず、日本企業の進出状況や各種消費材の需要の概況など、経済ネタをこういった視点で書き慣れている著者ならではの簡略にして要を得た文章はわかりやすい。このくらい知っとかなきゃ、と思って読む概論としてはけっこう勧められる内容ではないだろうか。
これをきっかけに上記のどれかについてもっと深く掘り下げて知ろう、という好奇心を駆り立てられる本であった。
インドの風土、経済/経営環境のみならず、日本企業の進出状況や各種消費材の需要の概況など、経済ネタをこういった視点で書き慣れている著者ならではの簡略にして要を得た文章はわかりやすい。このくらい知っとかなきゃ、と思って読む概論としてはけっこう勧められる内容ではないだろうか。
これをきっかけに上記のどれかについてもっと深く掘り下げて知ろう、という好奇心を駆り立てられる本であった。