著者の星飛雄馬さんはテーラワーダ仏教のお寺(ミャンマーのマハーシ瞑想センター)で修行なさったご経験もあり、
本書の仏教語の定義は基本的にテーラワーダ仏教のそれに準じていると思います。
「45分でわかる!」というタイトルの通り、コンパクトに仏教語をまとめてある本です。
仏教用語には結構数字がよく出てくるので、「あれ、なんだっけ・・・?」となったときに
コンパクトな本なだけに、さっと探して読めるところが非常に便利です。
なにより難しい言葉が使われておらず、平易な日本語で書かれているので理解しやすいところがいいと思います。

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45分でわかる! 数字で学ぶ仏教語。 (MAGAZINE HOUSE45MINUTES SERIES # 14) 単行本(ソフトカバー) – 2011/9/15
星 飛雄馬
(著)
「一念」「四天王」「三途の川」「四苦八苦」・・・となにげなく使っている言葉も。元をただせば仏教用語だ。実は含蓄のある教えが詰まっている。仏教には実は数字の入った言葉が多い。その理由は古代、文字を知らない人が多いので口伝しやすいためだった。仏教ブームの昨今、仏の教えをわかりやすく知ろう。
- 本の長さ94ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2011/9/15
- ISBN-104838723172
- ISBN-13978-4838723171
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2011/9/15)
- 発売日 : 2011/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 94ページ
- ISBN-10 : 4838723172
- ISBN-13 : 978-4838723171
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,276,614位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,889位仏教入門
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仏教用語が数字を軸に書かれています。よく耳にする「三途の川」が仏教から来たものでないことは初めて知りました。悩みがあっても道理を基に生き方を改善していく、そんな知恵があり前向きな教えが仏教であると感じました。
2014年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仏教用語を数字という切り口で解説してあり、とても新鮮でした。
初めて聞く言葉ももちろんありましたが「これって仏教用語が語源だったのか」と学ぶ単語も多く、楽しく読めました。
一念、四苦八苦、四天王、七難など、耳に馴染んだ言葉であっても元々の意味は異なる点なども興味深かったです。
全体を通して仏教が伝えようとしている明るく優しい側面を感じました。
仏教を深く学んだことがなくても、多くの人に親しまれ学ばれている教えである理由を感じられる気づきの多い一冊です。
人間関係で迷ったときにもヒントをくれるかもしれません。
初めて聞く言葉ももちろんありましたが「これって仏教用語が語源だったのか」と学ぶ単語も多く、楽しく読めました。
一念、四苦八苦、四天王、七難など、耳に馴染んだ言葉であっても元々の意味は異なる点なども興味深かったです。
全体を通して仏教が伝えようとしている明るく優しい側面を感じました。
仏教を深く学んだことがなくても、多くの人に親しまれ学ばれている教えである理由を感じられる気づきの多い一冊です。
人間関係で迷ったときにもヒントをくれるかもしれません。
2011年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数字にまつわる仏教語をやさしく解説してくれる本で、タイトルのように45分で読むことができます。
ブッダの身体的な特徴をまとめた「三十二相八十種好」(さんじゅうにそうはちじゅっしゅごう)という項目などとても面白かったです。
'・手足の指の間に水かきがある。
'・全身が金色に輝いている。
'・身体から光を発し、三メートル四方を照らす。
などなど。常人離れした身体的特徴も含まれます。
仏像や仏画の多くは、この三十二相の特徴をもとに、ブッダの姿を描いたものだそうです。特徴を頭に入れておくと仏像を見る際の視点が変わりそうです。
通勤時間にも読める分量で初心者にもおすすめです。
ブッダの身体的な特徴をまとめた「三十二相八十種好」(さんじゅうにそうはちじゅっしゅごう)という項目などとても面白かったです。
'・手足の指の間に水かきがある。
'・全身が金色に輝いている。
'・身体から光を発し、三メートル四方を照らす。
などなど。常人離れした身体的特徴も含まれます。
仏像や仏画の多くは、この三十二相の特徴をもとに、ブッダの姿を描いたものだそうです。特徴を頭に入れておくと仏像を見る際の視点が変わりそうです。
通勤時間にも読める分量で初心者にもおすすめです。
2014年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実に簡単に明確に書いておられます。仏教が前向きであるという考え方にも納得です。一般人を目的としている書物ですので、書き方も優しく理解もしやすい。値段の価値のある本であるとお奨め出来ます。
2012年9月25日に日本でレビュー済み
45分でわかる、と時間を設定してあるだけに、本は薄めで内容は簡潔にまとめてあります。
あまり気にしたことがありませんでしたが、確かに、仏教の言葉には、数字が良く使われているなあと思います。
「一念」から「五十六億七千万年」まで、数が増える順に紹介してあるのも分かりやすいポイント。
数字の意味だけを採り上げて説明するのではなく、もっと広い流れの中で解説してくれているため、全体的な理解ができる感じ。
三蔵法師が国禁を犯してインドへ向かったことは知っていましたが、彼が無事にたどり着いたのは、シルクロード流域の国の王が彼を庇護し、キャラバン隊と同行させたためだということは知りませんでした。
三蔵法師と呼ばれた人は、ほかにも大勢いたというのは、少しショックな話でした。だから玄奘三蔵と名前をつけて呼ばれるのでしょう。
また、三途の川は仏教の概念ではないというのも驚きでした。閻魔大王といい、中国の地獄思想を元に日本で作られたものだそうです。
仏教では、本来鐘は、時刻を知らせるためではなく、今に意識を戻すために鳴らされたという話にも、なるほどと納得しました。
修行中の僧侶たちが深い瞑想を終える合図として使われたのでしょう。
数字だけではなく、わかりづらい専門用語も優しく解説されています。
六波羅蜜の波羅蜜とは、徳目のことなんですね。
馴染みの深いものもけっこうありますが、三十七菩提文法などに至っては、さっぱりお手上げです。
それでも、今までぼんやりとしか把握していなかった仏教用語が、数に注目することでクリアな見方ができるようになりました。
仏教とは何ぞや?と聞かれた時、四法印を説明すればよいということもいい知恵となりました。
仏教とは、悲観的な暗いものではなく、明るい未来を目指すものだと言葉を変えて何度も伝えてくるこの本は、宗教的難解さやいかめしさを一切排して、簡潔さとわかりやすさに徹しているため、仏典へのサブテキストとしても抵抗なく手に取れる一冊となっています。
あまり気にしたことがありませんでしたが、確かに、仏教の言葉には、数字が良く使われているなあと思います。
「一念」から「五十六億七千万年」まで、数が増える順に紹介してあるのも分かりやすいポイント。
数字の意味だけを採り上げて説明するのではなく、もっと広い流れの中で解説してくれているため、全体的な理解ができる感じ。
三蔵法師が国禁を犯してインドへ向かったことは知っていましたが、彼が無事にたどり着いたのは、シルクロード流域の国の王が彼を庇護し、キャラバン隊と同行させたためだということは知りませんでした。
三蔵法師と呼ばれた人は、ほかにも大勢いたというのは、少しショックな話でした。だから玄奘三蔵と名前をつけて呼ばれるのでしょう。
また、三途の川は仏教の概念ではないというのも驚きでした。閻魔大王といい、中国の地獄思想を元に日本で作られたものだそうです。
仏教では、本来鐘は、時刻を知らせるためではなく、今に意識を戻すために鳴らされたという話にも、なるほどと納得しました。
修行中の僧侶たちが深い瞑想を終える合図として使われたのでしょう。
数字だけではなく、わかりづらい専門用語も優しく解説されています。
六波羅蜜の波羅蜜とは、徳目のことなんですね。
馴染みの深いものもけっこうありますが、三十七菩提文法などに至っては、さっぱりお手上げです。
それでも、今までぼんやりとしか把握していなかった仏教用語が、数に注目することでクリアな見方ができるようになりました。
仏教とは何ぞや?と聞かれた時、四法印を説明すればよいということもいい知恵となりました。
仏教とは、悲観的な暗いものではなく、明るい未来を目指すものだと言葉を変えて何度も伝えてくるこの本は、宗教的難解さやいかめしさを一切排して、簡潔さとわかりやすさに徹しているため、仏典へのサブテキストとしても抵抗なく手に取れる一冊となっています。