恋する乙女が浮つくように、戦国武将にトキメク乙女。
違和感アリアリである。アリアリであるが、ナシではない。
どちらにしても、実在していて、こうして本になっている。
事実は曲げられない。強靱な愛を注いで止まない彼女は、
今週の日曜日もテレビの前で正座して、
NHKの大河ドラマを見ているのだろう。
この本は戦国武将に想いを馳せるエネルギーの塊である。
私はエッセイ漫画のライトな読感を期待していたのだけれども、
真っ先に眼を惹かれたのはコマの端に書かれた脚注だった。
歴史好きというのは、いささか蘊蓄に寄りすぎるきらいがあるものだけれども、
この本に見られる脚注は、描線に収まらない愛の放射である。
蘊蓄のような知識自慢の自己主張ではなく、
砂浜を駆けながら「好きだー!」と叫ぶ種類のエネルギーの発散である。
カルピスのCMのような清涼感すら漂う絶叫である。
本全体が著者を主張する前に、愛を主張して憚らない。
そういった意味で、この漫画の主役は戦国武将に熱い眼差しを送る著者ではなく、
可愛らしいイラストで描かれている武将達でもなく、
それらに対する愛そのものである。
記述や内容に関して、賛否両論もあるかとも思われる。
しかし、何かに向かって一直線に突き抜けられる情熱は清々しいもので、
周囲を憚らずに好きなものを声の限りに好きだといえる、
その勇気と愛の深さに感服させられる。
歴史や歴女さんに興味のある人だけではなしに、
爽やかなエネルギーに触れたい人にもお勧めの一品。
¥968¥968 税込
ポイント: 10pt
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配送料 ¥480 5月26日-28日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
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戦国武女子、参る! いっそ武将に仕えたい! 単行本(ソフトカバー) – 2009/9/2
そらあすか
(著)
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
愛 ラブ 戦国武将!
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- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2009/9/2
- ISBN-104840128944
- ISBN-13978-4840128940
商品の説明
著者について
そらあすか(空 飛鳥)
漫画家・イラストレーター。腐女子・歴史オタク・着物好き・旅行好き。現在、NPOコトバノアトリエ主催の「トキワ荘プロジェクト」に参加し、東京の片隅の一軒家で、漫画・絵描きの女子6人で共同生活中。
漫画家・イラストレーター。腐女子・歴史オタク・着物好き・旅行好き。現在、NPOコトバノアトリエ主催の「トキワ荘プロジェクト」に参加し、東京の片隅の一軒家で、漫画・絵描きの女子6人で共同生活中。
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2009/9/2)
- 発売日 : 2009/9/2
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 144ページ
- ISBN-10 : 4840128944
- ISBN-13 : 978-4840128940
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,709,843位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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5 星
共感が持てました。
戦国武将が好きな女子の日常を、面白可笑しく描いた4コマ漫画本です。私自身も戦国武将が好きなので、「あーあるある!」と凄く共感が持てました。正直、最近マスコミが煽っている「歴女ブーム」に関してはどうかと思っているのですが、著者はブームに乗っかろうとしただけの俄か「歴女」ではなく、生粋の武将オタクなのだな…と感じられ、そのオタクさ加減が面白いです。著者のおかしな言動を見て、「自分はまだまだ大丈夫だな…」と感じてしまったりして(笑)武将紹介やコラム部分はかなり砕けた文章でふざけすぎではありましたが、全ページにわたりしつこくついている注釈など、歴史を知らない人に対する配慮なのかな…と感じました。純粋にギャグとして楽しめる一冊だと思います。
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2014年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分用ではなく、家族にために購入。家族はとても喜んで見ている。
2009年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦国武将が好きな女子の日常を、面白可笑しく描いた4コマ漫画本です。
私自身も戦国武将が好きなので、「あーあるある!」と凄く共感が持てました。
正直、最近マスコミが煽っている「歴女ブーム」に関してはどうかと思っているのですが、
著者はブームに乗っかろうとしただけの俄か「歴女」ではなく、
生粋の武将オタクなのだな…と感じられ、そのオタクさ加減が面白いです。
著者のおかしな言動を見て、「自分はまだまだ大丈夫だな…」と感じてしまったりして(笑)
武将紹介やコラム部分はかなり砕けた文章でふざけすぎではありましたが、
全ページにわたりしつこくついている注釈など、
歴史を知らない人に対する配慮なのかな…と感じました。
純粋にギャグとして楽しめる一冊だと思います。
私自身も戦国武将が好きなので、「あーあるある!」と凄く共感が持てました。
正直、最近マスコミが煽っている「歴女ブーム」に関してはどうかと思っているのですが、
著者はブームに乗っかろうとしただけの俄か「歴女」ではなく、
生粋の武将オタクなのだな…と感じられ、そのオタクさ加減が面白いです。
著者のおかしな言動を見て、「自分はまだまだ大丈夫だな…」と感じてしまったりして(笑)
武将紹介やコラム部分はかなり砕けた文章でふざけすぎではありましたが、
全ページにわたりしつこくついている注釈など、
歴史を知らない人に対する配慮なのかな…と感じました。
純粋にギャグとして楽しめる一冊だと思います。
戦国武将が好きな女子の日常を、面白可笑しく描いた4コマ漫画本です。
私自身も戦国武将が好きなので、「あーあるある!」と凄く共感が持てました。
正直、最近マスコミが煽っている「歴女ブーム」に関してはどうかと思っているのですが、
著者はブームに乗っかろうとしただけの俄か「歴女」ではなく、
生粋の武将オタクなのだな…と感じられ、そのオタクさ加減が面白いです。
著者のおかしな言動を見て、「自分はまだまだ大丈夫だな…」と感じてしまったりして(笑)
武将紹介やコラム部分はかなり砕けた文章でふざけすぎではありましたが、
全ページにわたりしつこくついている注釈など、
歴史を知らない人に対する配慮なのかな…と感じました。
純粋にギャグとして楽しめる一冊だと思います。
私自身も戦国武将が好きなので、「あーあるある!」と凄く共感が持てました。
正直、最近マスコミが煽っている「歴女ブーム」に関してはどうかと思っているのですが、
著者はブームに乗っかろうとしただけの俄か「歴女」ではなく、
生粋の武将オタクなのだな…と感じられ、そのオタクさ加減が面白いです。
著者のおかしな言動を見て、「自分はまだまだ大丈夫だな…」と感じてしまったりして(笑)
武将紹介やコラム部分はかなり砕けた文章でふざけすぎではありましたが、
全ページにわたりしつこくついている注釈など、
歴史を知らない人に対する配慮なのかな…と感じました。
純粋にギャグとして楽しめる一冊だと思います。
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2009年9月6日に日本でレビュー済み
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高校時代の日本史の成績が10段階で4だった私ですが、とてもわかりやすいので、楽しんで読むことができました。
解説もわかりやすいので、勉強にもなります(笑)
解説もわかりやすいので、勉強にもなります(笑)
2009年9月18日に日本でレビュー済み
歴史好きの女性に対する歴女や武女子といった言葉は、最近のマスコミの報道を見ていると、一種の差別用語に聞こえなくもないですが…。
拝読しましたが、ライト層向けのエッセイだからでしょうか、特に目新しいこともなく、漫画のノリも多少共感できる部分もあるものの、ミーハーな感が強く、どちらかというと引いてしまいます。
他の方も書かれていましたが、有名な逸話=さも真実のように語ると云うのはどうかと思いました。
漫画としても読み物としても一度読めば十分な内容だと思います。繰り返し読んで楽しめる内容…とは言い難いです。
拝読しましたが、ライト層向けのエッセイだからでしょうか、特に目新しいこともなく、漫画のノリも多少共感できる部分もあるものの、ミーハーな感が強く、どちらかというと引いてしまいます。
他の方も書かれていましたが、有名な逸話=さも真実のように語ると云うのはどうかと思いました。
漫画としても読み物としても一度読めば十分な内容だと思います。繰り返し読んで楽しめる内容…とは言い難いです。
2010年1月12日に日本でレビュー済み
「これを読んだら武将に詳しくなれた気がします!」
なれません。
なれません。
2009年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近話題の歴女(武女子)って?・・・と興味を持ち、読んでみました。作者の戦国武将に対するアツイ想いが伝わってきて、何だかとっても羨ましくなりました!読み終わってみると、これからはもっともっと歴史関係の本も読んでみようとか、自分の足で歴史関連の史跡などを歩いてみたらどんなに楽しいだろうと前向きな気持ちにさせてくれる一冊でした。そして、何年かして自分も武女子になってたりして・・・っと想像してしまいました。
2010年1月10日に日本でレビュー済み
戦国武女子である著者の想いを
面白おかしく書き連ねている四コマエッセイです。
私自身武女子のことはよく知りませんが・・
この本に描かれていることだけで武女子を語るには無理があるでしょう。
同じ道を行く人であっても人それぞれで、
共感できる部分もあれば、嫌悪にさえ感じる部分もあるでしょう。
あくまでも著者自身の想いを連ねた本・・として捉えるべきです。
所々に見られる歴史の解説なども、少し細かく書いているようにもみえますが
歴史の雑学程度の内容です。
ですが、
そんなことはどうでもいいです(笑)
こういった本は自分の熱い想いをぶちまけつつ、
笑いのエッセンスを加えて、読者を楽しませることが出来れば
それで十二分にいい仕事しています。
本屋でタイトルが気になり手にして、
中身を確認したらビビビってきて楽しそうだったので買った。
それで良いでしょう(笑)
笑いとか共感以外のものを求めてはいけません。
著者自身もこの本を手がけているときは、さぞや楽しかったんでしょうねぇ。
好きなことが仕事になるなんて素晴らしいじゃないですか。
好きこそものの力なれ!!
面白おかしく書き連ねている四コマエッセイです。
私自身武女子のことはよく知りませんが・・
この本に描かれていることだけで武女子を語るには無理があるでしょう。
同じ道を行く人であっても人それぞれで、
共感できる部分もあれば、嫌悪にさえ感じる部分もあるでしょう。
あくまでも著者自身の想いを連ねた本・・として捉えるべきです。
所々に見られる歴史の解説なども、少し細かく書いているようにもみえますが
歴史の雑学程度の内容です。
ですが、
そんなことはどうでもいいです(笑)
こういった本は自分の熱い想いをぶちまけつつ、
笑いのエッセンスを加えて、読者を楽しませることが出来れば
それで十二分にいい仕事しています。
本屋でタイトルが気になり手にして、
中身を確認したらビビビってきて楽しそうだったので買った。
それで良いでしょう(笑)
笑いとか共感以外のものを求めてはいけません。
著者自身もこの本を手がけているときは、さぞや楽しかったんでしょうねぇ。
好きなことが仕事になるなんて素晴らしいじゃないですか。
好きこそものの力なれ!!