馬場さん、ジャンボ、四天王。
自分が青春のすべてを注いだ1980年代後半〜1999年までの
愛すべき全日本プロレスの舞台裏が満載。
質の低い暴露本ではなく、
和田さんのプロレスへの愛がぎっしり詰まった名著。
奇しくもこのレビューを書いている10日後に田上明が引退。
これで本当にあの時代が終焉を迎えるのですね……。
でも本書を読んで目を閉じると、
あの時の熱気がまぶたの裏にリアルに浮かび上がってきます!

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読む全日本プロレス (MF文庫ダ・ヴィンチ) 文庫 – 2010/8/25
和田京平
(著)
馬場、鶴田、ブッチャー、マスカラス、天龍、ブロディ、ハンセン、三沢、武藤― 身体と魂を張った男たちが、いつだって時代を熱くしてくれた!
全日本プロレスが旗揚げされた1972年にリング設営スタッフとして入団、74年からレフェリーに。いまやプロレスファンのあいだでその名を知らぬものはいない名レフェリーとなった和田京平の、初の著作「人生は3つ数えてちょうどいい」を新たな章を加筆修正し、あとがきにかえて2009年6月に死去した三沢光晴選手への追悼文を加えて文庫化。外国人レスラー全盛時代や、全日本プロレスに起こった3大事件(「天龍離脱」「三沢退団」「武藤社長就任」)、そして敬愛するジャイアント馬場の素顔とその最期の姿など、「キョーヘイ」が熱くリアルにつづった1冊!
全日本プロレスが旗揚げされた1972年にリング設営スタッフとして入団、74年からレフェリーに。いまやプロレスファンのあいだでその名を知らぬものはいない名レフェリーとなった和田京平の、初の著作「人生は3つ数えてちょうどいい」を新たな章を加筆修正し、あとがきにかえて2009年6月に死去した三沢光晴選手への追悼文を加えて文庫化。外国人レスラー全盛時代や、全日本プロレスに起こった3大事件(「天龍離脱」「三沢退団」「武藤社長就任」)、そして敬愛するジャイアント馬場の素顔とその最期の姿など、「キョーヘイ」が熱くリアルにつづった1冊!
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアファクトリー
- 発売日2010/8/25
- ISBN-104840135002
- ISBN-13978-4840135009
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商品の説明
著者について
1954年生まれ。東京都足立区出身。 数々の職業を経た後、72年に全日本プロ・レスリングにリング経営スタッフとして参加。74年レフュリーとしてデビュー。以来全日本のマット一筋、いまやプロレスファンのあいだでその名を知らぬものはいない。
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2010/8/25)
- 発売日 : 2010/8/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4840135002
- ISBN-13 : 978-4840135009
- Amazon 売れ筋ランキング: - 641,756位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロレス関係者の本は基本的に暴露本を主体とした『嘆き型』が多いが、この書籍は実に実質・実情な内容でホントの意味での『至近距離からの真実』である!
そして恭平さんの文章が実に分かりやすく楽しい文と成っておりプロレスファンは必読するべきである!!
『馬場さん死』の所は思わず胸が熱く成りました。
ミスター高橋よ…。
恭平さんを見習え!!
そして恭平さんの文章が実に分かりやすく楽しい文と成っておりプロレスファンは必読するべきである!!
『馬場さん死』の所は思わず胸が熱く成りました。
ミスター高橋よ…。
恭平さんを見習え!!
2020年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い内容と思うが、京平ちゃん自身の話はあまり興味がなない。それと天竜を持ち上げすぎ。
天竜は結局、馬場や鶴田のお陰で光っただけ。”明るく楽しく激しい”プロレスとは縁遠い、陰湿なプロレスだと思う。
もっと本当に全日本に貢献したレスラーを語って欲しかった。
天竜は結局、馬場や鶴田のお陰で光っただけ。”明るく楽しく激しい”プロレスとは縁遠い、陰湿なプロレスだと思う。
もっと本当に全日本に貢献したレスラーを語って欲しかった。
2011年9月1日に日本でレビュー済み
東京の北の端っこ,下町のちょい不良少年が中学を出てからいろんな仕事をしてはぷらぷらしてと過ごしていました。プロレスリングを設営していたところ,ディスコダンスのステップを踏む動きのよさをかのジャイアント馬場に見出され,気がついたらレフェリーに。この道を決めた京平少年は身も心もプロレスと馬場に捧げる道を突き進み,全日本プロレスの生きているレジェンドになりました。
面白いのはレスラーを身近に見た彼ならではのレスラー評で,「やっぱりなぁ」や「そうだったのか」が超世代軍前後に全日を見ていたファンには沢山でてきて,満腹になりました。
以下は少しネタバレになりますので,本を未読の方は読まないでおいてください。
そして,馬場の付き人として馬場夫妻と関わった日々の回顧は,秀逸そのものです。自称「イエスマン」の和田氏がなにもかもジャイアントな馬場に,休みの日無くとことん尽くします。その充実としんどさが社会の中で「仕える」読者には切実に身近に感じられます。そして馬場の口から「(京平を)犠牲にしている」という言葉を聞いた時に,彼は自身の盲目的な尽くし方に疑問を感じ始めました。「俺って犠牲になっているって思われているのか・・・」
この辺の心理的な葛藤が人間和田京平の今日の奥深さを作っていたのですね。
面白い!!!
面白いのはレスラーを身近に見た彼ならではのレスラー評で,「やっぱりなぁ」や「そうだったのか」が超世代軍前後に全日を見ていたファンには沢山でてきて,満腹になりました。
以下は少しネタバレになりますので,本を未読の方は読まないでおいてください。
そして,馬場の付き人として馬場夫妻と関わった日々の回顧は,秀逸そのものです。自称「イエスマン」の和田氏がなにもかもジャイアントな馬場に,休みの日無くとことん尽くします。その充実としんどさが社会の中で「仕える」読者には切実に身近に感じられます。そして馬場の口から「(京平を)犠牲にしている」という言葉を聞いた時に,彼は自身の盲目的な尽くし方に疑問を感じ始めました。「俺って犠牲になっているって思われているのか・・・」
この辺の心理的な葛藤が人間和田京平の今日の奥深さを作っていたのですね。
面白い!!!
2010年9月14日に日本でレビュー済み
新日派の私は、著者の前著「
人生は3つ数えてちょうどいい
」も三沢選手の思い出を語る数々の書籍にも手を出しませんでしたが、この本は価格の手軽さも手伝ってつい購入しました。
馬場さん、元子氏、天龍選手、そして全日を彩った外人選手たち等の思い出、そしてレフェリングに対する姿勢が飾らない文章で綴られています。
書き下ろしは第9章、2005年以降の武藤全日本に関してと、あとがきの三沢選手へのメッセージです。
キョーヘイさんも苦労人だったのですね。
馬場さん、元子氏、天龍選手、そして全日を彩った外人選手たち等の思い出、そしてレフェリングに対する姿勢が飾らない文章で綴られています。
書き下ろしは第9章、2005年以降の武藤全日本に関してと、あとがきの三沢選手へのメッセージです。
キョーヘイさんも苦労人だったのですね。
2010年10月19日に日本でレビュー済み
私はプロレスマニアではないため、書かれてあるエピソード当時の裏事情を知らなかったために充分楽しめました。文庫本として値段相応の価値はあったので不満はありません。ただ、もうひと工夫すればもっと面白くできたはずなのにと思いました。また、そこまで書いておきながら、話はそこで終わりかい?とツッコミの入る箇所もいくつかありました。
・各レスラーについてのエピソードと評価。
・選手の脱退、団体の分裂の原因となったレスラーの信条と人間関係。
・ジャイアント馬場の死と全日の分裂、団体の破産と経営の問題等。
詳しく書けば、3冊になる内容を一冊にしてしまったのは、非常に勿体無い気がします。
特に、取締役としてジャイアント馬場から武藤敬司までの歴代の社長のレスラーではない経営者の横顔を間近で観ることのできた立場の話は、会社経営とマネージメントの視点からもっと知りたい思いました。
・各レスラーについてのエピソードと評価。
・選手の脱退、団体の分裂の原因となったレスラーの信条と人間関係。
・ジャイアント馬場の死と全日の分裂、団体の破産と経営の問題等。
詳しく書けば、3冊になる内容を一冊にしてしまったのは、非常に勿体無い気がします。
特に、取締役としてジャイアント馬場から武藤敬司までの歴代の社長のレスラーではない経営者の横顔を間近で観ることのできた立場の話は、会社経営とマネージメントの視点からもっと知りたい思いました。
2010年9月24日に日本でレビュー済み
「人生は3つ数えてちょうどいい」を読んでなかったので、楽しめました。三沢さんの話が結構あったので、しんみりしちゃいました。