昔から思っていることですが、皆さんちょっと過大評価し過ぎではないでしょうか。
いわゆる業界の内幕的なものを「なんとなく」ではなく「仕組み」の部分から説明するという意味では確かにエポックメイキングであったと認めます。
私には、著者のポジションはアンチ・レコード会社色が強いような気がするのですが、アーチスト、事務所、出版社、レコード会社といった業界のプレイヤーは利害が対立するだけでなく、その存在自体が重複していることもあります。何でも「正義vs悪」という図式で語れるほど世の中単純ではありません。(音楽業界に限らず、実社会のすべてに当てはまると思います。)
とっつき易さという点では、ポジションを定める作戦は正しいのでしょうが、そこが本書の弱点と言えるでしょう。
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よくわかる 音楽著作権ビジネス 基礎編 3rd Edition 安藤和宏著 単行本 – 2005/9/14
安藤和宏
(著)
1:●JASRACって一体何をするところ?
2:●音楽出版社との契約にもいろいろなパターンがあるってホント?
3:●原盤って何? 制作するメリット、デメリットは?
4:●DVD付きのCDも再版商品として売っていいの?
5:●スクリーンに他人の写真と無断で映しちゃいけないの?
6:●テレビで曲が使われたのに印税が入ってこない! どうして?
7:●大ヒットしたインディーズCDが貸しレコード店に並ばないのはなぜ?
:●REMIXするときに音源を勝手にいじってもいいの?
9:●着メロ会社に対して音楽出版社はどんな契約を結べばいいの?
10:●楽曲がネット配信で販売されるときのアーティストの印税は?
:(一部抜粋)
2:●音楽出版社との契約にもいろいろなパターンがあるってホント?
3:●原盤って何? 制作するメリット、デメリットは?
4:●DVD付きのCDも再版商品として売っていいの?
5:●スクリーンに他人の写真と無断で映しちゃいけないの?
6:●テレビで曲が使われたのに印税が入ってこない! どうして?
7:●大ヒットしたインディーズCDが貸しレコード店に並ばないのはなぜ?
:●REMIXするときに音源を勝手にいじってもいいの?
9:●着メロ会社に対して音楽出版社はどんな契約を結べばいいの?
10:●楽曲がネット配信で販売されるときのアーティストの印税は?
:(一部抜粋)
- ISBN-104845612321
- ISBN-13978-4845612321
- 出版社リットーミュージック
- 発売日2005/9/14
- 言語日本語
- 本の長さ351ページ
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登録情報
- 出版社 : リットーミュージック (2005/9/14)
- 発売日 : 2005/9/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 351ページ
- ISBN-10 : 4845612321
- ISBN-13 : 978-4845612321
- Amazon 売れ筋ランキング: - 327,434位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 79位著作権
- - 823位音楽学・音楽教育学
- - 6,258位その他楽譜・スコア・音楽書
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビートルズの著作権に絡む本、「ノーザン・ソングス」を読む際に、著作権のことが、あまりにわからす、やむなく、購入しました。
この本は、当然、日本の著作権制度で、しかも最近の著作権について書いてありますが、私が必要とするところは、60年代のイギリスなので、この本の意図する読者とまったく違います。
それでも、コアとなる、音楽著作権とそれに関わる作詞作曲家、演奏家、音楽出版社、レコード会社、プロダクションの関係や仕組みが、わかりやすく書いてありましたので、とても重宝しました。
必要としたのは、最初の数十頁でしたので、せっかくの本がもったいない感じです。
わかりやすく、良くできた本ですが、業界関係者以外でこの本を読み通すのは、相当マニアックな人なんでしょうね。
(234)
この本は、当然、日本の著作権制度で、しかも最近の著作権について書いてありますが、私が必要とするところは、60年代のイギリスなので、この本の意図する読者とまったく違います。
それでも、コアとなる、音楽著作権とそれに関わる作詞作曲家、演奏家、音楽出版社、レコード会社、プロダクションの関係や仕組みが、わかりやすく書いてありましたので、とても重宝しました。
必要としたのは、最初の数十頁でしたので、せっかくの本がもったいない感じです。
わかりやすく、良くできた本ですが、業界関係者以外でこの本を読み通すのは、相当マニアックな人なんでしょうね。
(234)
2008年2月1日に日本でレビュー済み
各章の最初にマンガでエピソードがあって、その後に法律的な説明がついています。コラムなどもあって、肩がこらずに読めるおもしろい本です。体裁は柔らかめですが、内容的にはしっかりとしています。すでに第3版であるように、実際、評判はよく、中に出てくる統計データその他も更新されています。まあ、趣味にしても、プロにしても、業界に足をつっこむなら、ひまなときに読んでおいて損のない、良い本です。
2007年4月18日に日本でレビュー済み
音楽業界で著作権ビジネスをする上で知っておくべき基礎を分かりやすく説明した本だと思います。もちろん、これ一冊で全ての知識が身につくという訳ではありませんが、アーティスト、プロダクション、レコード会社、出版社、JASRACの役割や相互関係などが分かりやすく説明されています。欲を言えば、実務レベルで起こり得る問題点をケーススタディで示したり、著者の成功・失敗談などのエピソードが盛込まれていれば、より立体的に内容を理解できたように思います。