「DJ的視点」に拘って編集されたフュージョン本。
フュージョンなのにウェザーリポートやシャカタクがのっていない本なんてこれだけではないだろうか。
一般のジャズファンにではなく、あくまでクラブの現場においてどのようなフュージョンが歓迎されてきたか。
また現代のクラブジャズシーンにおいても受け継がれているシンセサイザーを使用したコズミックなサウンドの源流を知ることができる。沖野修也氏のクラブ・ジャズ入門と併せて読めばさらに理解が深まる。
あえて不満を述べるなら、１９８０年代〜現代におけるフュージョンの最新系を提示しているアーティストの項目が無いこと。
DJ的視点が売りのこの本において現代のクロスオーヴァーなジャズこそ絶対に載せるべき項目のはずだが。。。
それと、別著レアグルーヴAtoZとの盤の重複を避ける配慮も不要と思う。
以上を考慮しても星５つ。誌面のデザインもいい。
今もLonnie Liston Smithの「Cosmic Funk」を聞きながらこれを書いている。。フュージョン最高！
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
