オウムは終わっていない。20年以上経った今でも、地下鉄サリン事件の被害者や遺族は苦しんでいる。そして、オウムを生んだ社会的な背景は未だに改善されていない。そのような意味で、オウムはまだ終わっていない、現在も続いている事件と言えると思う。
この本の凄いところは、オウム幹部の村井を殺害した徐氏が、上祐氏と対談しているというところ。なぜなら、徐氏は、元々は上祐氏を殺すつもりだったのだから。
個人的に共感した部分としては、陰謀論に巻き込まれる危険性は、誰にでもあり、特異な人たちが陥るものではないということ。これは、上祐氏が2007年(アレフを脱退した年)以降、口を酸っぱくして言い続けてることでもある。
なぜあのような事件が起きたのか、事件の真相はどのようなものなのか、二度とオウムを蘇らせないためにも、私たちはあの事件をどのように受け止めていけばいいのか、そうしたことを考えていく上で、非常に手がかりになる本だと思う。

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終わらないオウム 単行本 – 2013/5/29
上祐史浩 鈴木邦男 徐裕行
(著),
田原総一朗
(監修)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社鹿砦社
- 発売日2013/5/29
- 寸法13.6 x 2.4 x 19.5 cm
- ISBN-104846309495
- ISBN-13978-4846309497
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商品の説明
出版社からのコメント
上祐史浩氏と、オウム真理教村井秀夫幹部を刺殺した徐裕行氏。 殺す/殺されるはずだった「絶対に会うはずのない、会ってはいけない二人」がいま出会い、事件の真相を徹底討論した「覚悟の書」緊急出版!
登録情報
- 出版社 : 鹿砦社 (2013/5/29)
- 発売日 : 2013/5/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4846309495
- ISBN-13 : 978-4846309497
- 寸法 : 13.6 x 2.4 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,495位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月27日に日本でレビュー済み
上祐史浩、鈴木邦男、徐裕行(村井氏殺害犯)3人の対談。
上祐氏、徐氏両者共に言えない部分はお茶を濁しながら鈴木氏が何となく軟着陸させたというような内容。十年前(関係者の死刑執行前)の本ではあるがあらためてオウム事件の復習になった。
上祐氏、徐氏両者共に言えない部分はお茶を濁しながら鈴木氏が何となく軟着陸させたというような内容。十年前(関係者の死刑執行前)の本ではあるがあらためてオウム事件の復習になった。
2016年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは凄い本だ。
上祐史浩と徐裕行という、オウム事件史の渦中に身をおいた二人と、あの鈴木邦男さんの鼎談。
互いがどういう想いであの時代に臨んでいたのかが垣間見得る。そして、鈴木邦男さんがいなければ、この鼎談も、出版もおそらくあり得なかったであろう事実。オウム事件は終わってない、その意味はこの本の中にある。
三者の語りを読むだけでも、「知を研く」という言葉が、博識という言葉の意味が見える気がする。
「まだ終わってないオウム事件」に興味のあるかたには、是非読んでもらいたい。
上祐史浩と徐裕行という、オウム事件史の渦中に身をおいた二人と、あの鈴木邦男さんの鼎談。
互いがどういう想いであの時代に臨んでいたのかが垣間見得る。そして、鈴木邦男さんがいなければ、この鼎談も、出版もおそらくあり得なかったであろう事実。オウム事件は終わってない、その意味はこの本の中にある。
三者の語りを読むだけでも、「知を研く」という言葉が、博識という言葉の意味が見える気がする。
「まだ終わってないオウム事件」に興味のあるかたには、是非読んでもらいたい。
2014年3月23日に日本でレビュー済み
2013年にレビューした後、色々調べた。タイトルも訂正した。
上祐は、炭疽菌噴霧の統括推進者だったし、ロシアに行く前は、サリンプラント建設責任者だった。
しかも、坂本事件のすぐ後には、坂本事件が教団の犯行だという事を知っていた。松本サリン事件は、新実に「俺がやった」と直接言われていた。
一番どうしようもないのは、教団への強制捜査後、マスコミに出て被害者発言を繰り返していたが、その裏で、都庁小包爆弾事件とか、新宿青酸ガス事件とか、事件を起こす事を実行者たちに強く督促していた。
強制捜査後、半年間、自分が逮捕されるまで、麻原の代行として逃走犯たちへの連絡もずっと行っていた。
つまりは非合法活動に何のためらいも持っていなかったという事だ。
また、井上死刑囚は、「村井の殺害は、麻原による暗殺だと思う」と証言している。
そんな、事前知識を持って読んでみると、読んだ時の違和感ー上祐が徐の行為を「理解できる」としきりに言っているのがとても嘘くさく思えた。
強制捜査のあとロシアから帰国した上祐は、麻原の逮捕を阻止するために全力を投じたに違いない。
そして、麻原絶対主義の教団において、麻原が強制捜査後表に出ない中、麻原の手足として、教団最高位の立場で何を行ったか・・。
あの頃、上祐の「自分は事件に何も関わっていない」との言葉を多くの人が信じたが、また、ここで騙される布石を打たれているのではないか。
既に村井殺害事件は結審しており、徐は刑を終え出所しており、事件を再調査する人もいないだろうが、疑惑は晴れていないと再度思った。
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<2013年時点のレビュー>
マイナーな出版社だからできたことか。そもそも、
「戦後日本最大事件を起こした団体の元幹部と、その団体の幹部を殺害した殺人犯の対談」
という通り一遍な要約としても、非常にチャレンジャーだと思う。
ここの三人は全員前科者。
メジャー出版社だと、前科者の本は懺悔本しか基本的には発行できないだろう。
今回のこの本は、近代日本の宗教史、民族史、政治活動などを、非常に個人的な経験と紐づけて語るという珍しい形式をとっている。
また、メンバーの経歴からして、出版社のマイナーさという点を逆手に取り、取り繕う事もなく、率直な感想、意見を述べている。
大本教、天理教、創価学会、ヤマギシ会、生長の家、右翼政治団体、在日2世、朝鮮学校、連合赤軍、戦中日本軍国主義、アニメ、ノストラダムス・・・。
どれも、どの一つのワードを取ってもそれだけで一冊の本になるテーマだ。
普段の日本の日常では語りにくい、また、オウムが台頭したバブル時代には多くの人があまりつなげて見ようともしなかったテーマ。
それらの光と影の陰影としてオウムがあったのではと思うほど、話題はバラエティに富んでいる。
近年の軍事強化論。戦後70年経った戦争経験の風化。
この本が語るように、オウムが、戦中日本軍国主義の小規模再生産とすると、もう一度、どのような形か分からないが、揺り返しの中で、戦争の肯定化がされる時代が迫っているのではないか。
最初は平和な自己修行団体だったオウムが、武装化へ転じていったように、日本国民も徐々に軍国主義へ洗脳されていったように、同じ歴史を繰り返す過ちを少しでも食い止めるため、一読すると良い本だと思う。
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上祐は、炭疽菌噴霧の統括推進者だったし、ロシアに行く前は、サリンプラント建設責任者だった。
しかも、坂本事件のすぐ後には、坂本事件が教団の犯行だという事を知っていた。松本サリン事件は、新実に「俺がやった」と直接言われていた。
一番どうしようもないのは、教団への強制捜査後、マスコミに出て被害者発言を繰り返していたが、その裏で、都庁小包爆弾事件とか、新宿青酸ガス事件とか、事件を起こす事を実行者たちに強く督促していた。
強制捜査後、半年間、自分が逮捕されるまで、麻原の代行として逃走犯たちへの連絡もずっと行っていた。
つまりは非合法活動に何のためらいも持っていなかったという事だ。
また、井上死刑囚は、「村井の殺害は、麻原による暗殺だと思う」と証言している。
そんな、事前知識を持って読んでみると、読んだ時の違和感ー上祐が徐の行為を「理解できる」としきりに言っているのがとても嘘くさく思えた。
強制捜査のあとロシアから帰国した上祐は、麻原の逮捕を阻止するために全力を投じたに違いない。
そして、麻原絶対主義の教団において、麻原が強制捜査後表に出ない中、麻原の手足として、教団最高位の立場で何を行ったか・・。
あの頃、上祐の「自分は事件に何も関わっていない」との言葉を多くの人が信じたが、また、ここで騙される布石を打たれているのではないか。
既に村井殺害事件は結審しており、徐は刑を終え出所しており、事件を再調査する人もいないだろうが、疑惑は晴れていないと再度思った。
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<2013年時点のレビュー>
マイナーな出版社だからできたことか。そもそも、
「戦後日本最大事件を起こした団体の元幹部と、その団体の幹部を殺害した殺人犯の対談」
という通り一遍な要約としても、非常にチャレンジャーだと思う。
ここの三人は全員前科者。
メジャー出版社だと、前科者の本は懺悔本しか基本的には発行できないだろう。
今回のこの本は、近代日本の宗教史、民族史、政治活動などを、非常に個人的な経験と紐づけて語るという珍しい形式をとっている。
また、メンバーの経歴からして、出版社のマイナーさという点を逆手に取り、取り繕う事もなく、率直な感想、意見を述べている。
大本教、天理教、創価学会、ヤマギシ会、生長の家、右翼政治団体、在日2世、朝鮮学校、連合赤軍、戦中日本軍国主義、アニメ、ノストラダムス・・・。
どれも、どの一つのワードを取ってもそれだけで一冊の本になるテーマだ。
普段の日本の日常では語りにくい、また、オウムが台頭したバブル時代には多くの人があまりつなげて見ようともしなかったテーマ。
それらの光と影の陰影としてオウムがあったのではと思うほど、話題はバラエティに富んでいる。
近年の軍事強化論。戦後70年経った戦争経験の風化。
この本が語るように、オウムが、戦中日本軍国主義の小規模再生産とすると、もう一度、どのような形か分からないが、揺り返しの中で、戦争の肯定化がされる時代が迫っているのではないか。
最初は平和な自己修行団体だったオウムが、武装化へ転じていったように、日本国民も徐々に軍国主義へ洗脳されていったように、同じ歴史を繰り返す過ちを少しでも食い止めるため、一読すると良い本だと思う。
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2013年8月30日に日本でレビュー済み
「殺されていたのかもしれない」上祐と「殺していたかもしれない」徐の、二人の接近は歴史的で、今後、オウムを語るときに貴重な資料の一端となるであろう一冊。ただ忘れてはいけないのは、多くの容疑者の裁判が「まだ終わっていない」という点である。菊池直子や、土屋など具体的に誰がどう犯行に関わったのか。とおりいっぺんのNHKのドキュメントでは味わえない当事者の「肉声」がそこにはありました。とくにオウムは「宇宙戦艦ヤマト」だという表現が、いかにも時代を表していると思いました。
2013年7月4日に日本でレビュー済み
あまり定価で買って良かったと思える本ではありませんでした。
少なくとも、「殺すつもりだった側」と「殺されそうだった側」とが時を経て再会するという、
この本のセールスポイントを重視するならば、パワーダウンを感じる本でした。
司会進行役?の鈴木が冒頭でやたら、「この本は日本史上類を見ない」的な事を興奮と共に強調してますが、
実際の文章からはそんなスリリングな展開は皆無でした。
それに、徐の村井を殺した理由も「たまたま村井の時だけ近くに行けるタイミングがあった」だけであり、
「本当は上祐を殺したかった」という理由もただ、「最も目立ってたから」というだけで…
それにそもそも幹部を殺そうと思ったのも100%私憤からだそうで、
なんら組織的意向の為の「捨てゴマ」ではなかった事を明白にしてます。
ただ「悪いヤツを懲らしめたい!」という事だったらしい。(ほんとかよ…
当時は迂闊にシークレット情報を漏らす癖がちらほらあった村井だからこそ、
その彼を殺す事がオウム麻原自身にとっても、また裏で繋がってたとされる暴力団関係にとっても都合が良く、
利害一致してたのではと言われてたし、今でも勝谷とかジャーナリストは言ってたり。
この本で見事に「誰でもよかった。しいて言えば目立ってた上祐」という時点で、
「村井である理由」を否定し全てが単純な結論で終わってます…
ま、真実がそうならば仕方ないけど。
その他、北朝鮮等のオウムにまつわる陰謀説も全て無かった事として否定。
あとは昭和史の流れの中でオウムが誕生してしまった要因とか麻原の事を、
ベラベラ話してるだけ。太平洋戦争やら左翼運動にも関連性も含めて。
いやいや左翼運動はともかく、太平洋戦争とかと一緒にされてもね。
どうも上祐も、元幹部の野田もそうだが、オウムを仰々しいものだと位置づけたがる。
少なからず自らの青春期を賭けた存在だから意味を付けたがるのか。
「自分たちは大失敗はしたけれど、当時の社会世相からしたら避けられない癌だった。」的な事を聞くと、
お前らどの口が…と思いますね。
この期におよんで反面教師的になりたがるような「選ばれた側」の意識がまだ抜けてない。
あの日地下鉄に乗った人は決して死ななくてもいい命だったのに、
ただ国家乗っ取りごっこに取憑かれた偽宗教家共が焦ってヘマしただけですから。
…まあとにかく、こういう分析は何度も目にしたし正直お腹いっぱいなのです、
こっちは上祐の告白本も定価で買って読んだんだから。(←でもこれは損してません
問題は、この本のウリである「徐vs上祐」の構図が薄いのです。徐の存在感がイマイチ。
内容的にも、
「上祐・青山・村井の中で、誰でもよかった」「できれば目立ってた上祐のが良かった」
「動機は、悪いヤツを懲らしめたかった」「裏関係は無い」「その他一切の陰謀論も無い」
ですので、本当の意味で元受刑者同士が再会しただけ…(?
しかも徐は本の半分で終わり。残りの半分はもう出てこなくなります。
だから人の話をウンウンと聞く温和になった鈴木と上祐との対談要素のほうが強いか。
最後に田原総一朗があとがきを書いてるのですが、そこでの麻原評はなかなか。
彼に神通力があるのなら、その最後の神通力を行使した。=つまり彼は自分で自分を壊した。
自分を壊せばもう拘置所にいる苦痛も死刑執行の恐怖も無い。
自分を殺す事は悟る事と同じで、彼にとっては悟るよりも壊すほうが楽だった。
みたいに書いてるのを読んで、本当に麻原は好き勝手やって最後は勝ち逃げしたのか…と。
徐という爆弾を用意したわりには、あまり定価で買うほど目新しい「何か」は見出せなかった本です。
特に、今年発売した上祐の告白本とかも読んだようなオウム通の人はスルーしてもいい内容かと。
少なくとも、「殺すつもりだった側」と「殺されそうだった側」とが時を経て再会するという、
この本のセールスポイントを重視するならば、パワーダウンを感じる本でした。
司会進行役?の鈴木が冒頭でやたら、「この本は日本史上類を見ない」的な事を興奮と共に強調してますが、
実際の文章からはそんなスリリングな展開は皆無でした。
それに、徐の村井を殺した理由も「たまたま村井の時だけ近くに行けるタイミングがあった」だけであり、
「本当は上祐を殺したかった」という理由もただ、「最も目立ってたから」というだけで…
それにそもそも幹部を殺そうと思ったのも100%私憤からだそうで、
なんら組織的意向の為の「捨てゴマ」ではなかった事を明白にしてます。
ただ「悪いヤツを懲らしめたい!」という事だったらしい。(ほんとかよ…
当時は迂闊にシークレット情報を漏らす癖がちらほらあった村井だからこそ、
その彼を殺す事がオウム麻原自身にとっても、また裏で繋がってたとされる暴力団関係にとっても都合が良く、
利害一致してたのではと言われてたし、今でも勝谷とかジャーナリストは言ってたり。
この本で見事に「誰でもよかった。しいて言えば目立ってた上祐」という時点で、
「村井である理由」を否定し全てが単純な結論で終わってます…
ま、真実がそうならば仕方ないけど。
その他、北朝鮮等のオウムにまつわる陰謀説も全て無かった事として否定。
あとは昭和史の流れの中でオウムが誕生してしまった要因とか麻原の事を、
ベラベラ話してるだけ。太平洋戦争やら左翼運動にも関連性も含めて。
いやいや左翼運動はともかく、太平洋戦争とかと一緒にされてもね。
どうも上祐も、元幹部の野田もそうだが、オウムを仰々しいものだと位置づけたがる。
少なからず自らの青春期を賭けた存在だから意味を付けたがるのか。
「自分たちは大失敗はしたけれど、当時の社会世相からしたら避けられない癌だった。」的な事を聞くと、
お前らどの口が…と思いますね。
この期におよんで反面教師的になりたがるような「選ばれた側」の意識がまだ抜けてない。
あの日地下鉄に乗った人は決して死ななくてもいい命だったのに、
ただ国家乗っ取りごっこに取憑かれた偽宗教家共が焦ってヘマしただけですから。
…まあとにかく、こういう分析は何度も目にしたし正直お腹いっぱいなのです、
こっちは上祐の告白本も定価で買って読んだんだから。(←でもこれは損してません
問題は、この本のウリである「徐vs上祐」の構図が薄いのです。徐の存在感がイマイチ。
内容的にも、
「上祐・青山・村井の中で、誰でもよかった」「できれば目立ってた上祐のが良かった」
「動機は、悪いヤツを懲らしめたかった」「裏関係は無い」「その他一切の陰謀論も無い」
ですので、本当の意味で元受刑者同士が再会しただけ…(?
しかも徐は本の半分で終わり。残りの半分はもう出てこなくなります。
だから人の話をウンウンと聞く温和になった鈴木と上祐との対談要素のほうが強いか。
最後に田原総一朗があとがきを書いてるのですが、そこでの麻原評はなかなか。
彼に神通力があるのなら、その最後の神通力を行使した。=つまり彼は自分で自分を壊した。
自分を壊せばもう拘置所にいる苦痛も死刑執行の恐怖も無い。
自分を殺す事は悟る事と同じで、彼にとっては悟るよりも壊すほうが楽だった。
みたいに書いてるのを読んで、本当に麻原は好き勝手やって最後は勝ち逃げしたのか…と。
徐という爆弾を用意したわりには、あまり定価で買うほど目新しい「何か」は見出せなかった本です。
特に、今年発売した上祐の告白本とかも読んだようなオウム通の人はスルーしてもいい内容かと。
2014年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全部読んでないんです。
被害者の方へお金がいくのならと思い買いました。
被害者の方へお金がいくのならと思い買いました。