「国防と教育」日本人が真剣に考えるテーマだと痛切に感じる一冊です。
巻頭に掲載している東アジア地勢図をみて、中国、朝鮮半島、ロシアにとっていかに・・・
と考えると危機感が増大しました。
民間団体の尖閣諸島への強行上陸、韓国大統領の竹島上陸どれをとっても
パフォーマンスで終わらせてはいけない問題だと意識できるともいます。

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守るべき人がいる 単行本(ソフトカバー) – 2012/6/14
佐藤 正久
(著)
「竹島、北方領土、尖閣諸島……先人から受け継いだ日本の領土は絶対に渡さない」
「PKO派遣、集団的自衛権の行使などヒゲの隊長の隊長だからこそ語れる自衛隊の今後」
「震災対応にもう想定外は許されない! 防災、減災におけるこれからの国の責任」
「教育勅語が教えてくれる日本が世界に誇る国家観」。
愛する我が国を様々な脅威から守るため、ヒゲの隊長・佐藤正久議員が日本に迫りくる危機と、国と自衛隊のあるべき姿を緊急執筆!
「PKO派遣、集団的自衛権の行使などヒゲの隊長の隊長だからこそ語れる自衛隊の今後」
「震災対応にもう想定外は許されない! 防災、減災におけるこれからの国の責任」
「教育勅語が教えてくれる日本が世界に誇る国家観」。
愛する我が国を様々な脅威から守るため、ヒゲの隊長・佐藤正久議員が日本に迫りくる危機と、国と自衛隊のあるべき姿を緊急執筆!
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社ワニブックス
- 発売日2012/6/14
- ISBN-104847090845
- ISBN-13978-4847090844
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登録情報
- 出版社 : ワニブックス (2012/6/14)
- 発売日 : 2012/6/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 189ページ
- ISBN-10 : 4847090845
- ISBN-13 : 978-4847090844
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,206,809位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,468位外交・国際関係 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
領土は領土で、そこに大きい小さいはありません。小さいから上げてしまえば良いというのは間違いです。韓国に竹島を渡してしまえば次は対馬を取られる事になり、中国に尖閣を渡せば次は沖縄を取られる事になり、ロシアは日本があれだけ金を出して振興した北方領土のみならず北海道も取ろうとしています。領土を守るという事は国を守る事になり、家族や友人も守る事にもなるのです。自分させ良ければそれでいいという発想では自分すら守れないのです。領土あっての国家、国家あっての国民(あるいは市民であり個人)なんだと言う事を認識するべきです。
日本を守る為に、できないこともあるのですが、できる事は最大限努力して実現すべきなのです。我々国民が、領土や国防に対する意識を高める共に、政治家もマニフェストとかいうできもしない事を叫ぶより、もっと日本の為に国防(軍事)や領土の事について真剣に議論すべきなのです。日本の政治家の使命は日本を守り発展させることで、中国や韓国の利益と発展に貢献して日本を衰退させる事ではないのです。
日本を守る為に、できないこともあるのですが、できる事は最大限努力して実現すべきなのです。我々国民が、領土や国防に対する意識を高める共に、政治家もマニフェストとかいうできもしない事を叫ぶより、もっと日本の為に国防(軍事)や領土の事について真剣に議論すべきなのです。日本の政治家の使命は日本を守り発展させることで、中国や韓国の利益と発展に貢献して日本を衰退させる事ではないのです。
2012年6月13日に日本でレビュー済み
私がもっとも感銘を受けた箇所を、あえて抜粋転載します。
----------------------------------------------
「皆さんの安全と安心は絶対に守ります」
何を根拠に「絶対に守る」と言い切っているのか。
そう言い切る政治家に問いたい。
「もし首都直下型地震が発生しても、本当に国民の命を守れますか」
(中略)
ここは正直に事実を伝えるべきでしょう。
「すいません。今のままでは皆さんの安全を守れません。自分で守ってください」と。
日本の政治家は「できません」という言葉を使いたがりません。
おそらく、そんなことを言ったら、有権者や支持者からの信頼が下がり、次の選挙に
悪い影響が出るからなのでしょうけど、できないものを「できる」と言い張ることは、
国民に対して嘘をついていることになります。
嘘は絶対に許されません。
震災対応は、まずできないことは「できません」と正直に認めた上で、
では、これから何ができるのか、どのような事前準備、備えが必要かということを
誠実に示す。
そして一緒に準備します。必要があれば予算措置や補助金をつけます。
将来については可能な限り補償します、と。
だから「申し訳ありませんが、最低限、自分の命、自分の家族、自分の財産は
ご自分の力で守ってください。家族や仲間、ご近所さんと自助共助でなんとか
この状況を乗り切ってください。非常時に備え、日頃から一緒に準備をしてください」
と頭を下げるべきなのです。
----------------------------------------------
佐藤隊長は、決して不可能を可能にする魔法使いではありません。
生身の人間です。
けれど、隊長となら日本の再生は必ず出来ると信じます。
私はこの国、日本の命運をヒゲの隊長に預けます。
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「皆さんの安全と安心は絶対に守ります」
何を根拠に「絶対に守る」と言い切っているのか。
そう言い切る政治家に問いたい。
「もし首都直下型地震が発生しても、本当に国民の命を守れますか」
(中略)
ここは正直に事実を伝えるべきでしょう。
「すいません。今のままでは皆さんの安全を守れません。自分で守ってください」と。
日本の政治家は「できません」という言葉を使いたがりません。
おそらく、そんなことを言ったら、有権者や支持者からの信頼が下がり、次の選挙に
悪い影響が出るからなのでしょうけど、できないものを「できる」と言い張ることは、
国民に対して嘘をついていることになります。
嘘は絶対に許されません。
震災対応は、まずできないことは「できません」と正直に認めた上で、
では、これから何ができるのか、どのような事前準備、備えが必要かということを
誠実に示す。
そして一緒に準備します。必要があれば予算措置や補助金をつけます。
将来については可能な限り補償します、と。
だから「申し訳ありませんが、最低限、自分の命、自分の家族、自分の財産は
ご自分の力で守ってください。家族や仲間、ご近所さんと自助共助でなんとか
この状況を乗り切ってください。非常時に備え、日頃から一緒に準備をしてください」
と頭を下げるべきなのです。
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佐藤隊長は、決して不可能を可能にする魔法使いではありません。
生身の人間です。
けれど、隊長となら日本の再生は必ず出来ると信じます。
私はこの国、日本の命運をヒゲの隊長に預けます。
2012年6月27日に日本でレビュー済み
解りやすく基礎知識がまんべんなく網羅されていて
防衛の初学の人にお薦めの良書です。
防衛とは遠いところにあるものはなく
この書物のタイトル通り「守るべき人がいる」から
守りたい文化と国土があるから必要であり
大切なのです。
座して「平和」を叫んでいても、平和は維持できません。
戦争を放棄しても、戦争に巻き込まれない保障はありません。
防衛の初学の人にお薦めの良書です。
防衛とは遠いところにあるものはなく
この書物のタイトル通り「守るべき人がいる」から
守りたい文化と国土があるから必要であり
大切なのです。
座して「平和」を叫んでいても、平和は維持できません。
戦争を放棄しても、戦争に巻き込まれない保障はありません。
2012年6月14日に日本でレビュー済み
冒頭に大陸から見た角度の日本地図。
なるほどこれなら日本が中国、ロシアからみて、太平洋に向かって「とおせんぼ」していており、邪魔だってことがよく理解できる。危機感がグッと増す。
本文にも現実的な国防論が展開されている。
元海上保安庁の一色正春さんの意見を紹介して、やはり領海の守りは自衛隊でないと無理であること、日本の学校での歴史教育で現代史が非常に手薄であり、そのことが危機感の醸成を妨げていることなど、わかりやすく説明されている。
悔しいながらも現実的な指摘として、自衛隊だけでは日本を守ることができないことを佐藤さんは挙げている。
独立国であるのだから、他国の軍隊が置かれている現状は何とかしなくてはいけないと私自身は思うが、やはり現場を熟知されているだけあって、主張に深みがある。
今後は現実的に、独立国の地位を確立してほしいと思う。
このほか、領土に関する日本人の執念の薄さに関する政治の責任、選挙時に現実性のない約束をして票を得ようとする政治家や、どうしようもない前・防衛大臣(名前を出すのも嫌だ)を任命した現政権への批判も的確と思う。
少し残念なのは、出版タイミングの関係からか、自衛隊出身の新防衛大臣に対する見解が載っていないこと。
政治家でない防衛大臣について国会議員の佐藤さんがどう考えているのか、非常に興味のあるところだった。
あと数日発売を遅らせてでも、この本に書いてほしかった。
なるほどこれなら日本が中国、ロシアからみて、太平洋に向かって「とおせんぼ」していており、邪魔だってことがよく理解できる。危機感がグッと増す。
本文にも現実的な国防論が展開されている。
元海上保安庁の一色正春さんの意見を紹介して、やはり領海の守りは自衛隊でないと無理であること、日本の学校での歴史教育で現代史が非常に手薄であり、そのことが危機感の醸成を妨げていることなど、わかりやすく説明されている。
悔しいながらも現実的な指摘として、自衛隊だけでは日本を守ることができないことを佐藤さんは挙げている。
独立国であるのだから、他国の軍隊が置かれている現状は何とかしなくてはいけないと私自身は思うが、やはり現場を熟知されているだけあって、主張に深みがある。
今後は現実的に、独立国の地位を確立してほしいと思う。
このほか、領土に関する日本人の執念の薄さに関する政治の責任、選挙時に現実性のない約束をして票を得ようとする政治家や、どうしようもない前・防衛大臣(名前を出すのも嫌だ)を任命した現政権への批判も的確と思う。
少し残念なのは、出版タイミングの関係からか、自衛隊出身の新防衛大臣に対する見解が載っていないこと。
政治家でない防衛大臣について国会議員の佐藤さんがどう考えているのか、非常に興味のあるところだった。
あと数日発売を遅らせてでも、この本に書いてほしかった。
2012年7月18日に日本でレビュー済み
著者の佐藤氏は、元自衛官の立場から、分かりやすく、現場を解説してくれています。
私たちはこの本で、3つを学ばなくてはならないと思います。
1つ目は領土問題、2つ目は歴史認識、3つ目が正直さです。
特に3つ目の正直さは不可欠です。
国会議員も含め、年長者が、できない事でも、「やれます」「やります」と言ってしまう、そうすれば、一時は票が取れますが、結局信用を失います。
3つを学び、それを現実に生かす大切さを訴える良書です。
私たちはこの本で、3つを学ばなくてはならないと思います。
1つ目は領土問題、2つ目は歴史認識、3つ目が正直さです。
特に3つ目の正直さは不可欠です。
国会議員も含め、年長者が、できない事でも、「やれます」「やります」と言ってしまう、そうすれば、一時は票が取れますが、結局信用を失います。
3つを学び、それを現実に生かす大切さを訴える良書です。
2012年6月20日に日本でレビュー済み
日本を守ることについて、今できること、できないことを率直に述べている。そして、今できないことについては、「だからこの点については国民一人一人にお願いして共に頑張る必要があるんだ」ということも示している。この本を読んだ一人一人が、この本で取り上げられている多岐にわたるテーマの中から、自分の取り組みやすいものを選んで、小さなことからコツコツ取り組めば、確実に日本は良いほうへ変わる、と確信させてくれる本。