この本を読んで、一番学んだ点は「メタ認知」について記載されている章でした。メタ認知とは、自分を客観的に見る事ができたり、状況を俯瞰的に見たりする事ができる能力の事です。また、客観視して俯瞰視して、修正をしていく事のできる能力でもあります。認知科学や認知心理学の世界ではこの「メタ認知能力の高い人=頭の良い人」として考えているそうです。
周りによく‟自分の事が見えていないなぁ”と思う人はいませんか?また、状況にそぐわない発言をしている人はいませんか?そう思う人たちがメタ認知の低い人たちだそうです。また、「自分でも分かっているけど、直せない/やめられない」という人も、メタ認知能力の低い人だそうです(修正できないから)。自分がそうなっていないのか確認する上でも、とても為になりました!
メタ認知以外にも、「攻撃的な人」や「権威的な人」などビョウキではないけど性格的に難しい人の理由と対処法も記載さています。人間関係、特に「性格的に難しいと思う人」に悩んでいる人への処方箋本になると思います。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
バカの人: その傾向と対策 単行本 – 2005/5/1
和田 秀樹
(著)
本書では「バカ」を心理学的・精神医学的見地から、「性格バカ」、「実直バカ」、「うのみバカ」など8種類に分類している。それぞれの「バカ」の傾向から、それがどうして起こるのかの原因分析、そういう人とどう接していけばいいのか、あるいは自分がもしそうであるならばどのように治していけばいいのかという対策まで、「バカ」を徹底的に解説。「バカ」のメカニズムを分析し、「バカの正体」をつかむことを目指した著者の意欲作。
- 本の長さ209ページ
- 言語日本語
- 出版社ぜんにちパブリッシング
- 発売日2005/5/1
- ISBN-104861360595
- ISBN-13978-4861360596
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「できる!」と強く信じればあなたは9割成功している』(ISBN-10:4860813502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
字が大きく読みやすいです。バカにもこんなに種類があるのだと感心しました。
2018年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間関係の悩み、会社の人に「バカすぎて絶望してるのか?」や「価値のない人」と言われた人に最適な本。
この本に嫌な人に対処する結論と公式、
自分が社会から要らない人だと自覚できる本です。
これを読んで自分が死ぬべきだとわかりました、
この本に嫌な人に対処する結論と公式、
自分が社会から要らない人だと自覚できる本です。
これを読んで自分が死ぬべきだとわかりました、
2018年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
例えば、部屋から出たことのないひきこもりがテレビの情報を元に世の中はバカばかりでどうしようもないと言っているような、現実味と手応えのないフワフワとした話が書き連ねられている。
類型が昭和っぽく、新しい視点・気付きがない。
著者はもう数十年、現場に接したことがないのでは?
今出版されている他人の本も読んでいないだろう。
経済系Youtuberがオススメしていたので読んでみたが、とても浅い内容でガッカリした。
類型が昭和っぽく、新しい視点・気付きがない。
著者はもう数十年、現場に接したことがないのでは?
今出版されている他人の本も読んでいないだろう。
経済系Youtuberがオススメしていたので読んでみたが、とても浅い内容でガッカリした。
2023年9月12日に日本でレビュー済み
世の中のバカをカテゴリー別に分けて対応する。
それはよく言語化できている。
しかし、これが世の中ではないだろうか。
バカは直らないというがその通り。
ここに書いてあるバカに当てはまらない人たちは
仕事ができて、頭のいい人。そして読書家。
よくここまでニートや派遣労働者を叩く本がある。
これは低所得者や頭が悪い上司たちが読まないことを前提に書かれている。
しかし、本来のターゲットとして読んでほしい人達が読まずに
人付き合いが苦手な人向けの対策本になっている。
そして、この本の最大のポイントである対策は役に立たない。
誰しもこのバカのパターンに当てはまるから。
そして、著者は対策をして自分はバカではないと思っている時点でバカである。
もしも、人間が感情を機械のようにいつも冷静な対応をできると思ったら大違い。
人間はバカであるから人間だということをこの著者は知らない。
それが分からないなら、誰よりも輪をかけてバカである。
それはよく言語化できている。
しかし、これが世の中ではないだろうか。
バカは直らないというがその通り。
ここに書いてあるバカに当てはまらない人たちは
仕事ができて、頭のいい人。そして読書家。
よくここまでニートや派遣労働者を叩く本がある。
これは低所得者や頭が悪い上司たちが読まないことを前提に書かれている。
しかし、本来のターゲットとして読んでほしい人達が読まずに
人付き合いが苦手な人向けの対策本になっている。
そして、この本の最大のポイントである対策は役に立たない。
誰しもこのバカのパターンに当てはまるから。
そして、著者は対策をして自分はバカではないと思っている時点でバカである。
もしも、人間が感情を機械のようにいつも冷静な対応をできると思ったら大違い。
人間はバカであるから人間だということをこの著者は知らない。
それが分からないなら、誰よりも輪をかけてバカである。
2014年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
驚きました。
性格バカの5番目「自己愛バカ」の内容は、この人を観察して書かれたものではないか、
と思うくらい、すべての項目に当てはまる人が身近にいました。
その人とどう付き合えばよいかもしっかりと書かれていましたので、大いに参考になりました。
著者の心理学者としての力量は本物だと思います。
ただ、細かいところで疑問符が付くことがありました。例えば、
「ノーベル賞は功労賞のようなものです。...一般的にはもらったころには時代は進んでいて、
その技術は役立たずになっていることの方が多いし...」
というところは違うと思います。
ノーベル賞が功労賞であることは間違いないですが、賞が授与されるころには、
その技術が役立たないどころか、現役の技術の基盤となっていることが通例です。
こういうところを読むと、著者自身に「決めつけバカ」が入っているのでは
と疑いたくなるのですが、そこは「うのみバカ」にならないように注意して読めば問題ありません。
本当に良い本です。
性格バカの5番目「自己愛バカ」の内容は、この人を観察して書かれたものではないか、
と思うくらい、すべての項目に当てはまる人が身近にいました。
その人とどう付き合えばよいかもしっかりと書かれていましたので、大いに参考になりました。
著者の心理学者としての力量は本物だと思います。
ただ、細かいところで疑問符が付くことがありました。例えば、
「ノーベル賞は功労賞のようなものです。...一般的にはもらったころには時代は進んでいて、
その技術は役立たずになっていることの方が多いし...」
というところは違うと思います。
ノーベル賞が功労賞であることは間違いないですが、賞が授与されるころには、
その技術が役立たないどころか、現役の技術の基盤となっていることが通例です。
こういうところを読むと、著者自身に「決めつけバカ」が入っているのでは
と疑いたくなるのですが、そこは「うのみバカ」にならないように注意して読めば問題ありません。
本当に良い本です。
2014年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めにグッと来るものはあまりなかったなあ。ところどころ、これまでモヤモヤイライラしていた世の中への不満・疑問を歯に衣着せずに突き刺してくれたのは痛快。でもそれだって読み手の考え方次第、偶然かな。
後半は良かったです。当たり前の「バカ」とそれへの具体的な対処法。やる気を出させてくれました。
よって評価は3。
読むのが速い人は安いしいいんじゃないですか。
ゆっくりじっくり読むものではないと思います。
でも、和田先生の他の著作は好きですよ。
後半は良かったです。当たり前の「バカ」とそれへの具体的な対処法。やる気を出させてくれました。
よって評価は3。
読むのが速い人は安いしいいんじゃないですか。
ゆっくりじっくり読むものではないと思います。
でも、和田先生の他の著作は好きですよ。
2014年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まるで、自分の事を言われているような感覚に
バカなひとは、戦力として0どころかーなんですよね
結構自分もバカに当てはまるのですが、何処にでも居るのが普通なんですよね
かなり軽く楽しく読めました。
バカなひとは、戦力として0どころかーなんですよね
結構自分もバカに当てはまるのですが、何処にでも居るのが普通なんですよね
かなり軽く楽しく読めました。