今までにこんなカテゴリーにフォーカスしたものがあっただろうか?
「廃墟」シリーズも「遊園地」「廃屋」「廃線」などカテゴリー分けされたがついに身近で深い「道路」にスポットをあてた「廃道」シリーズが出版された。
しかし考えれば「なんでなかったのだ!?」というほど好奇心と郷愁の念を禁じえないカテゴリーだ。
我々がいつも使っている「道」その歴史は常に「利権」や「災害」によって翻弄された。
思えば「道」の「生き・る死ぬ」はそのまま「廃村」「廃墟遊園地」などの「廃墟」を作りだしたのではないか?
いや、廃墟が廃道を作りだしたのだろうか?
とにかくその新しい道のために死んでいった「廃道」を通じて日本の高度成長期、そしてバブル崩壊と平成不況を鑑みていただきたい。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
廃道をゆく (イカロス・ムック) ムック – 2008/10/31
道路としての役目を終え、放棄された道路である『廃道』。人の手が入らなくなった道は風化し、自然へと帰ってゆく。そこにわずかに残る〝文明の痕跡〟を探る……それが、いまインターネットなどで熱い盛り上がりを見せている〝廃道ワールド〟だ。本書は全国に多数あるそれら『廃道』を紹介する、〝本格的廃道ガイドブック〟である。『酷道をゆく』でご好評いただいた、ルートマップを中心としたわかりやすい構成を踏襲。美麗な写真との相乗効果によって、あたかも自分が現地にいるかのような気分になること間違いなし! 厳選に厳選を重ねた超弩級の廃道45本を、とくとご堪能あれ!!
●巻頭企画「スーパー廃道ブラザーズ」
・国道158号旧道 梓川渓谷
●廃道ファイル1「イチオシの廃道」
・万世大路(国道13号旧道)
・はらがたわ峠と天王峠
・静狩峠・礼文華峠(礼文華山道)
・塩那道路(栃木県道266号)
・キリズシ隧道とキリズシ
・清水国道(国道291号清水峠)
・尾頭峠(明治新道)
・田野畑の防衛道路跡(国道45号旧道)
・旧池田隧道
●廃道ファイル2「絶景が楽しめる廃道」
・毛無道(長野・群馬県道112号 大前須坂線)
・片ヶ瀬隧道
・華厳渓谷の鵲橋
・八草峠
・大崩海岸(国道150号旧道)
・矢の川峠
●廃道ファイル3「歴史が動いた廃道」
・市蔵新道
・国道48号旧道 関山峠
・切ヶ久保新道
・束松峠(福島県道341号)
・観音峠(京都宮津間車道)
●廃道ファイル4「ココの廃隧道(トンネル)がスゴい!!」
・小野尻隧道
・国道127号旧隧道群
・旧久戸谷隧道
・旧佐島隧道
・旧馬神隧道
・松坂隧道
●廃道ファイル5「踏破困難な廃道」
・ホハレ峠
・国道253号旧道 八箇峠
・国道252号旧道 駒啼瀬
・江浪峠
●廃道ファイル6「入門廃道完全ガイド」
・国道113号旧道 片洞門(片洞門遊歩道)
・仲哀隧道と金辺隧道
・大石峠隧道と伏木峠
・旧坂下隧道
・鳥山新道
●廃道ファイル7「注目の廃道ア・ラ・カルト」
・定義森林鉄道
・中央自動車道旧道
・深山林道
・七影隧道
・氷川鉱山 専用索道跡
・鐘ヶ坂隧道
・沢川森林軌道
・鞍馬街道 二ノ瀬橋
・某県H市の謎の穴
●廃道の楽しみ方 集中特別講座
・廃道とは何か
・廃道歩きの心得
・廃道はどこにある?
・廃道へ行くには
・廃道観察虎の巻
・門外秘伝! 廃道調査メソッド
・廃道アナザーガイド
●巻頭企画「スーパー廃道ブラザーズ」
・国道158号旧道 梓川渓谷
●廃道ファイル1「イチオシの廃道」
・万世大路(国道13号旧道)
・はらがたわ峠と天王峠
・静狩峠・礼文華峠(礼文華山道)
・塩那道路(栃木県道266号)
・キリズシ隧道とキリズシ
・清水国道(国道291号清水峠)
・尾頭峠(明治新道)
・田野畑の防衛道路跡(国道45号旧道)
・旧池田隧道
●廃道ファイル2「絶景が楽しめる廃道」
・毛無道(長野・群馬県道112号 大前須坂線)
・片ヶ瀬隧道
・華厳渓谷の鵲橋
・八草峠
・大崩海岸(国道150号旧道)
・矢の川峠
●廃道ファイル3「歴史が動いた廃道」
・市蔵新道
・国道48号旧道 関山峠
・切ヶ久保新道
・束松峠(福島県道341号)
・観音峠(京都宮津間車道)
●廃道ファイル4「ココの廃隧道(トンネル)がスゴい!!」
・小野尻隧道
・国道127号旧隧道群
・旧久戸谷隧道
・旧佐島隧道
・旧馬神隧道
・松坂隧道
●廃道ファイル5「踏破困難な廃道」
・ホハレ峠
・国道253号旧道 八箇峠
・国道252号旧道 駒啼瀬
・江浪峠
●廃道ファイル6「入門廃道完全ガイド」
・国道113号旧道 片洞門(片洞門遊歩道)
・仲哀隧道と金辺隧道
・大石峠隧道と伏木峠
・旧坂下隧道
・鳥山新道
●廃道ファイル7「注目の廃道ア・ラ・カルト」
・定義森林鉄道
・中央自動車道旧道
・深山林道
・七影隧道
・氷川鉱山 専用索道跡
・鐘ヶ坂隧道
・沢川森林軌道
・鞍馬街道 二ノ瀬橋
・某県H市の謎の穴
●廃道の楽しみ方 集中特別講座
・廃道とは何か
・廃道歩きの心得
・廃道はどこにある?
・廃道へ行くには
・廃道観察虎の巻
・門外秘伝! 廃道調査メソッド
・廃道アナザーガイド
- 本の長さ116ページ
- 出版社イカロス出版
- 発売日2008/10/31
- ISBN-104863201117
- ISBN-13978-4863201118
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : イカロス出版 (2008/10/31)
- 発売日 : 2008/10/31
- ムック : 116ページ
- ISBN-10 : 4863201117
- ISBN-13 : 978-4863201118
- Amazon 売れ筋ランキング: - 468,288位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
廃道マニアというジャンルがあることを初めて知りました。面白いです。行ってみたいですが、危険も伴いそうなので、友人を誘ってみます。
2013年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のなかの写真を見ているだけで過去の世界に引き込まれていきます。
2013年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レアなマニアかもしれませんが、過去と現在を汁楽しみがありました。
2015年11月7日に日本でレビュー済み
ときには、江戸時代末期の、個人で掘削した切通しや細道から、日本近代化の物資の輸送や
人馬の往来に供した国道まで、いったいどのくらいの道が忘れ去られ、自然の中に埋もれているのか!
うち捨てられた隧道(トンネル)の苔むした姿が痛々しい。
でも、そのすべてが石造りなので、朽ち果てることのない、今もなおうつくしい姿を、私たちに見せている。
隧道の正面に、掲げられた扁額の文字の見事なこと!
三重県にある旧坂下隧道の扁額には、「鬼斧神鑿(きふしんさく)」という文字が刻まれている。
困難な土木工事を成し遂げたことを表す言葉だ。
先人の努力の大きさと歴史の流れの速さを思い、驚嘆するほかない。
このシリーズの著者(たち)のばつぐんの行動力にも脱帽。
人馬の往来に供した国道まで、いったいどのくらいの道が忘れ去られ、自然の中に埋もれているのか!
うち捨てられた隧道(トンネル)の苔むした姿が痛々しい。
でも、そのすべてが石造りなので、朽ち果てることのない、今もなおうつくしい姿を、私たちに見せている。
隧道の正面に、掲げられた扁額の文字の見事なこと!
三重県にある旧坂下隧道の扁額には、「鬼斧神鑿(きふしんさく)」という文字が刻まれている。
困難な土木工事を成し遂げたことを表す言葉だ。
先人の努力の大きさと歴史の流れの速さを思い、驚嘆するほかない。
このシリーズの著者(たち)のばつぐんの行動力にも脱帽。
2009年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みたくて読みたくてしょうがなかった本の一冊。
全国の廃道の臨場感あふれる写真とレポが最高です。行ってみたい!私もそこに立ちたい!と思わせてくれます。明治以降の道路事情の急変ぶりが村の歴史を交えてわかりやすく解説されているところも興味深いです。
ほぼ期待通りの内容ですが、巻頭企画の『スーパー廃道ブラザーズ』はスーパーマリオ風で地図などもゲーム仕立で大変見にくく残念。普通で良かったのに!ということで★4つ。
全国の廃道の臨場感あふれる写真とレポが最高です。行ってみたい!私もそこに立ちたい!と思わせてくれます。明治以降の道路事情の急変ぶりが村の歴史を交えてわかりやすく解説されているところも興味深いです。
ほぼ期待通りの内容ですが、巻頭企画の『スーパー廃道ブラザーズ』はスーパーマリオ風で地図などもゲーム仕立で大変見にくく残念。普通で良かったのに!ということで★4つ。
2013年12月12日に日本でレビュー済み
廃道、酷道、廃村シリーズで、関西地方や中日本地域に特化させて欲しい。
せめて東日本・西日本人でも。
せめて東日本・西日本人でも。
2008年11月1日に日本でレビュー済み
最近フリークも多い、廃線・廃道の世界だが、「酷道」シリーズに続いて廃道の本までもがリリースされる様になった。
つくり自体はこれまでの酷道シリーズに準じたもので、これまでの二冊を見慣れた向きには親しみやすいものだ。
また、一部の道を除いて地図も載っているので、手持ちの地図帳で確認してみるとまた面白さが倍増するだろう。
しかし、「廃…」と名の付くものは危険な所が多いので、これから行ってみようという向きはくれぐれも気を付けよう。
つくり自体はこれまでの酷道シリーズに準じたもので、これまでの二冊を見慣れた向きには親しみやすいものだ。
また、一部の道を除いて地図も載っているので、手持ちの地図帳で確認してみるとまた面白さが倍増するだろう。
しかし、「廃…」と名の付くものは危険な所が多いので、これから行ってみようという向きはくれぐれも気を付けよう。