この時世には中国がどうとか言った方が本が売りやすいの
だろうが、中身は現今の中国問題に特化した第一部は僅か
30%であり、第二部として1989年に筆者がすでに述べていた
労働鎖国論を掲載している。こちらがメインである。
中国人がどうとかいうレベルの話ではなく、もっと大きな視点
から論じられている。
日本は単一民族で文化的同一性が高くゆえに治安もよく効率
もよいが、これは「普通の国」ではないから、欧米諸国のように
移民を受け入れて多文化の融合で「国際化」を目指そう、とい
った議論は1989年当時も現在も文化人を標榜する方々から
多くあるようだが、筆者はこれを一刀両断する。
改革的・進歩的と呼ばれる文化人や学者は、多くの場合、
とりあえず今あるものをぶっ壊して混乱させればなにかそこから
面白いことが起こるだろう、というレベルで議論する。移民受け
入れ問題はそうした姿勢の例証として非常にわかりやすい。
何でも保守がいいとは言えないが、改革的・進歩的の名のもとに
繰り返されてきたものの本質は、「とりあえず破壊」の衝動。
共産主義革命、自虐史観、民主党政権、朝日新聞といったものに
通じる中高生的元気いっぱいの破壊衝動が「移民受け入れによる
国際化」議論には見られる。
一方、浅薄な経済議論からは、「何年か働かせて、国に帰ってもらえ
ばいい。途上国にも手を差し伸べることになる」という論調があるが、
ここには、移民も結婚もすれば子供も育てる人間であるという視点が
全く欠落しており、人権侵害・差別以外の何物でもない、という指摘は
ごもっともだ。
もっともらしく手を差し伸べる人が実は全く対象への愛を欠いている
というこの現象は、古田教授が、「韓国への譲歩による日韓友好を
主張する左派の人は、実は韓国について全く興味がなく、韓国人と
個人的な付き合いも拒む、非常に差別的・冷淡な人たちである」と
いうのと全く同様だ。
とりあえずこの本で移民受け入れに関する自分の見方は決まった。

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中国人に対する「労働鎖国」のすすめ 単行本 – 2013/4/2
西尾幹二
(著)
待ったなしの外国人移民問題!
計画国家中国の恐るべき対日侵略<グランドデザイン>! !
「中国人に対する」とあえて限定をつけることにより「人種差別」「人種排斥」という偽善的批難がきこえてきそうである。
だが、現状はあっという間に驚くべき事態が怒濤のごとく到来している。それが今日の危機的状況である。
(本文「第一部」より要約)
計画国家中国の恐るべき対日侵略<グランドデザイン>! !
「中国人に対する」とあえて限定をつけることにより「人種差別」「人種排斥」という偽善的批難がきこえてきそうである。
だが、現状はあっという間に驚くべき事態が怒濤のごとく到来している。それが今日の危機的状況である。
(本文「第一部」より要約)
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社飛鳥新社
- 発売日2013/4/2
- 寸法13 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104864102341
- ISBN-13978-4864102346
商品の説明
出版社からのコメント
出版社から
現在、おびただしい数の中国人が日本を目指してやってきている。深き知性が抉る、外国人移民問題。
第一部 中国人に対する「労働鎖国」のすすめ
第二部「労働鎖国」のすすめ
現在、おびただしい数の中国人が日本を目指してやってきている。深き知性が抉る、外国人移民問題。
第一部 中国人に対する「労働鎖国」のすすめ
第二部「労働鎖国」のすすめ
著者について
著者:西尾幹二
1935年東京生まれ。評論家・電気通信大学名誉教授。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。著書に『ニーチェ』(中央公論新社)、『わたしの昭和史』(新潮社)、『「労働鎖国」のすすめ』(PHP 研究所)、『決定版 国民の歴史 上下』(文藝春秋)、『GHQ 焚書図書開封1~7』(徳間書店)、『皇太子さまへの御忠言』(ワック)、『女系天皇問題と脱原発』(竹田恒泰氏との共著・飛鳥新社)他多数。国書刊行会より『西尾幹二全集』(全22巻)が刊行中。
1935年東京生まれ。評論家・電気通信大学名誉教授。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。著書に『ニーチェ』(中央公論新社)、『わたしの昭和史』(新潮社)、『「労働鎖国」のすすめ』(PHP 研究所)、『決定版 国民の歴史 上下』(文藝春秋)、『GHQ 焚書図書開封1~7』(徳間書店)、『皇太子さまへの御忠言』(ワック)、『女系天皇問題と脱原発』(竹田恒泰氏との共著・飛鳥新社)他多数。国書刊行会より『西尾幹二全集』(全22巻)が刊行中。
登録情報
- 出版社 : 飛鳥新社 (2013/4/2)
- 発売日 : 2013/4/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 4864102341
- ISBN-13 : 978-4864102346
- 寸法 : 13 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,033,838位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99,530位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を手にしたのは、読書家で勤勉な知人の紹介によるものである。
2部構成のこの書は、第1部では支那人による日本の危機を問題点と日本人のお人好し加減を混じえて、誰でも理解できるよう事細かに説明し、第2部では、概ね世界的観点を通して、日本と世界とのギャップを説き、世界が「労働鎖国」に向かっていることを訴えている。1部、2部共通して述べていることは、経済界の安直な考えによる外国労働者の受け入れへの避難と日本の文化崩壊の危険性である。
第1部では、世界で拡がる人種差別の現状を無関心な日本人に警告しているが、島国であり単一民族に近い日本人にはピンとこないのであろうか。また、日本での支那人による犯罪、特に凶悪犯罪が急増していることを指摘しているが、これらはニュースなどにて繰り返し放映されていたので、本来日本国民であれば旧知の事実である。
第2部では、日本人の思考が世界と大きくズレ、そこから生じる発想は日本を廃頽に追い込むことになると警鐘を発している。これも、多くの先達による書籍、講習会、インターネットなどより既に解説されてきたことである。さらに、日本人の自虐史観は、渡部昇一先生を初め多くの方が述べられたことである。
小生が上記にて述べたことは、この書を非難しているのでは全くない。むしろ、日本人の考え方がグローバル・スタンダードとは大きく隔たりがあり、外国人労働者の受け入れ、特に支那人の受け入れが日本にとって危険であることを知るに適した書物であり、とても理解しやすく世界の動向に無関心な日本人には必読を薦める一冊である。
しかし、この書においても述べられている「日本人の自虐史観」を払拭しない限り、各項目において詳らかにされている内容を忖度できるのかと疑問も残るのである。
人種問題を含め外国人労働者受け入れの失敗は、諸外国にて大きな問題となり、以前から日本においてもニュースなどにて公表されてきた。
特に、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、などがその代表であり、中でもドイツの実態は、諸外国の踏み絵となっている。労働者という形態ではないが、移民の受け入れを問題としたノルウェー連続テロ事件は辛酸なものであった。しかし、これに類似した殺傷事件は後を絶たたないのである。外国人就労者が、自国民の就労を妨げるといった事実は日本でも始まっている。外国人労働者の受け入れは、日本人の就業率は減退させ、特に青年の未就業人口の増加を招くことは自明の理であることを熟考すべきである。
加えて述べておく事実がある。諸国へ移民した日本人は、移民国に溶け込もうとするが、支那人、朝鮮人は決して同化しない。チャイナタウンやコリアンタウンを各地に築き、自国民族の静かなる侵略を画策しているのである。この事実は、「あとがき」で紹介されている河添恵子先生が著書や講演において述べられている。小生は、幸いにも河添恵子先生の講演を数度拝聴しており、支那人の民族浄化に脅威を感じたひとりである。
関連書として、「あとがき」にて紹介された河添恵子先生の著作の他、各先生方の著作の一部を以下に紹介させていただくこととした。
・中国人の世界乗っ取り計画(河添恵子/著)
・日本は「侵略国家」ではない(渡部昇一/著)
・日本を貶(おとし)める人々(渡部昇一/著)
・中国・韓国が死んでも教えない近現代史(渡部昇一/著)
・中国を永久に黙らせる100問100答(渡部昇一/著)
・こんな「歴史」に誰がした―日本史教科書を総点検する
(渡部昇一・谷沢永一/共著)
・ 真実の中国史【1840-1949】(宮脇淳子(著) 岡田英弘(監修))
・GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く― 戦後日本人の
歴史観はこうして歪められた(櫻井よしこ/著)
2部構成のこの書は、第1部では支那人による日本の危機を問題点と日本人のお人好し加減を混じえて、誰でも理解できるよう事細かに説明し、第2部では、概ね世界的観点を通して、日本と世界とのギャップを説き、世界が「労働鎖国」に向かっていることを訴えている。1部、2部共通して述べていることは、経済界の安直な考えによる外国労働者の受け入れへの避難と日本の文化崩壊の危険性である。
第1部では、世界で拡がる人種差別の現状を無関心な日本人に警告しているが、島国であり単一民族に近い日本人にはピンとこないのであろうか。また、日本での支那人による犯罪、特に凶悪犯罪が急増していることを指摘しているが、これらはニュースなどにて繰り返し放映されていたので、本来日本国民であれば旧知の事実である。
第2部では、日本人の思考が世界と大きくズレ、そこから生じる発想は日本を廃頽に追い込むことになると警鐘を発している。これも、多くの先達による書籍、講習会、インターネットなどより既に解説されてきたことである。さらに、日本人の自虐史観は、渡部昇一先生を初め多くの方が述べられたことである。
小生が上記にて述べたことは、この書を非難しているのでは全くない。むしろ、日本人の考え方がグローバル・スタンダードとは大きく隔たりがあり、外国人労働者の受け入れ、特に支那人の受け入れが日本にとって危険であることを知るに適した書物であり、とても理解しやすく世界の動向に無関心な日本人には必読を薦める一冊である。
しかし、この書においても述べられている「日本人の自虐史観」を払拭しない限り、各項目において詳らかにされている内容を忖度できるのかと疑問も残るのである。
人種問題を含め外国人労働者受け入れの失敗は、諸外国にて大きな問題となり、以前から日本においてもニュースなどにて公表されてきた。
特に、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、などがその代表であり、中でもドイツの実態は、諸外国の踏み絵となっている。労働者という形態ではないが、移民の受け入れを問題としたノルウェー連続テロ事件は辛酸なものであった。しかし、これに類似した殺傷事件は後を絶たたないのである。外国人就労者が、自国民の就労を妨げるといった事実は日本でも始まっている。外国人労働者の受け入れは、日本人の就業率は減退させ、特に青年の未就業人口の増加を招くことは自明の理であることを熟考すべきである。
加えて述べておく事実がある。諸国へ移民した日本人は、移民国に溶け込もうとするが、支那人、朝鮮人は決して同化しない。チャイナタウンやコリアンタウンを各地に築き、自国民族の静かなる侵略を画策しているのである。この事実は、「あとがき」で紹介されている河添恵子先生が著書や講演において述べられている。小生は、幸いにも河添恵子先生の講演を数度拝聴しており、支那人の民族浄化に脅威を感じたひとりである。
関連書として、「あとがき」にて紹介された河添恵子先生の著作の他、各先生方の著作の一部を以下に紹介させていただくこととした。
・中国人の世界乗っ取り計画(河添恵子/著)
・日本は「侵略国家」ではない(渡部昇一/著)
・日本を貶(おとし)める人々(渡部昇一/著)
・中国・韓国が死んでも教えない近現代史(渡部昇一/著)
・中国を永久に黙らせる100問100答(渡部昇一/著)
・こんな「歴史」に誰がした―日本史教科書を総点検する
(渡部昇一・谷沢永一/共著)
・ 真実の中国史【1840-1949】(宮脇淳子(著) 岡田英弘(監修))
・GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く― 戦後日本人の
歴史観はこうして歪められた(櫻井よしこ/著)
2013年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今現在日本で進行中の中国による侵略についての警鐘の書。
今すぐ読むことを強く強くお勧めする。
どの様に侵略が進行中なのか具体例を挙げている。
何の対策もとられなければ20年もすれば日本は日本ではなくなる。
いや20年保たないかも知れない。
戦慄の内容だ。
反日教育をおこなう国で育ち、我が国の破壊を目的とする人々を受け入れてはいけない!
直ちに法整備を進めて欲しいと思う。
中国恐るべし。
今すぐ読むことを強く強くお勧めする。
どの様に侵略が進行中なのか具体例を挙げている。
何の対策もとられなければ20年もすれば日本は日本ではなくなる。
いや20年保たないかも知れない。
戦慄の内容だ。
反日教育をおこなう国で育ち、我が国の破壊を目的とする人々を受け入れてはいけない!
直ちに法整備を進めて欲しいと思う。
中国恐るべし。
2013年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1980年代、ヨーロッパを何度か旅行したとき、強く印象に残ったのは「アフリカ・アジア系移民」の問題だった。「多民族共生社会」というものが生半可なものではないということを実感した。バックパッカースタイルで安宿を泊まり歩いていたこともあるかも知れない。特にドミトリースタイルの雑居ルームで外国人と一緒になると文化の相違に戸惑うことが多かった。身の危険を感じて一晩まんじりともしなかったこともあった。そのため、当時、「ストロベリーロード」でデビューした石川好氏と著者との外国人労働者を受け入れるか否かという議論は、特に興味深かった。本書の後半部は、1989年に公刊されたものの再録であるが、今、読み返して見ると、石川好だけではなく、堺屋太一、高畠通敏等より広範な議論であったことを再認識させられる。
元北京語通訳捜査官だった板東忠信氏が「正論」5月号に書評を寄せている。普通の中国人が犯罪を犯したときに取り調べに対してつく「虚言」に通暁した氏は、端的に問う。「あなたは、商道徳や衛生観念の違う異民族が握る回転寿司を食えるか?」その通りである。中国では、下水の汲み上げで再生される「地溝油(ドブ油)」が日常生活の50%に及ぶ。毒餃子事件もあった。中国人が食べない猛毒食品が日本のスーパーやコンビニ弁当、総菜で出回っている。その中国人が日本で働いたらどうなるか。中国人研修生の殺人事件を見れば、彼らと関わること自体危険であることが分かる。長野での聖火リレーにおける中国大使館がらみの傍若無人、不法な集団生活保護申請。民主党政権が崩壊したからいいものの、もうしばらく続いたら日本は崩壊するところだった。
本書は、そういった危険性を具体的に指摘する。
ここで考えたいことは、そのことに対する具体的な対応策である。外国人による不動産取得の制限。まだくすぶっている新潟の中国公使館用地(万代小学校跡地五千坪)の売買阻止。これまで売買された外国人所有土地で不法行為が行われていないかの監視。中国人留学生の制限。(著者が経験しているように奨学金を中国大使館がピンハネしている)日本での「就学・労働ビザ」、「日本永住権」審査の厳格化。(これは鳩山政権で大幅に緩和された。元に戻すべきだ)出入国管理の厳格化。「対中国」に関する様々な制限立法を正面から行い、半官半民で「外国人労働者の就学就労と滞在の適正化を図るための検討委員会」を設置して積極的に提言させたらいい。この議論が高まるほど、中国の反発も出てこようが、一方で目先の利益を失いたくない妥協も出てくるはずである。対外関係とは、こういった「力」のやりとりであろうし、その際、世論は最大の武器になるはずだ。
なお、著者は「あとがき」で河添恵子「豹変した中国人がアメリカをボロボロにした」(産経新聞出版2011)を取り上げ、「本当に怖いのは、その国の『幸福=価値観』が内側から破壊されることだ!」という河添氏の指摘を強調している。「多民族共生国家」といった観念的な言葉に日本人が安易に同調することは、危険である。なぜなら、中国、韓国に代表されるように、日本に対する屈折したコンプレックスと攻撃衝動を持つ国家がそのねらいを隠そうともせず存在するからである。
元北京語通訳捜査官だった板東忠信氏が「正論」5月号に書評を寄せている。普通の中国人が犯罪を犯したときに取り調べに対してつく「虚言」に通暁した氏は、端的に問う。「あなたは、商道徳や衛生観念の違う異民族が握る回転寿司を食えるか?」その通りである。中国では、下水の汲み上げで再生される「地溝油(ドブ油)」が日常生活の50%に及ぶ。毒餃子事件もあった。中国人が食べない猛毒食品が日本のスーパーやコンビニ弁当、総菜で出回っている。その中国人が日本で働いたらどうなるか。中国人研修生の殺人事件を見れば、彼らと関わること自体危険であることが分かる。長野での聖火リレーにおける中国大使館がらみの傍若無人、不法な集団生活保護申請。民主党政権が崩壊したからいいものの、もうしばらく続いたら日本は崩壊するところだった。
本書は、そういった危険性を具体的に指摘する。
ここで考えたいことは、そのことに対する具体的な対応策である。外国人による不動産取得の制限。まだくすぶっている新潟の中国公使館用地(万代小学校跡地五千坪)の売買阻止。これまで売買された外国人所有土地で不法行為が行われていないかの監視。中国人留学生の制限。(著者が経験しているように奨学金を中国大使館がピンハネしている)日本での「就学・労働ビザ」、「日本永住権」審査の厳格化。(これは鳩山政権で大幅に緩和された。元に戻すべきだ)出入国管理の厳格化。「対中国」に関する様々な制限立法を正面から行い、半官半民で「外国人労働者の就学就労と滞在の適正化を図るための検討委員会」を設置して積極的に提言させたらいい。この議論が高まるほど、中国の反発も出てこようが、一方で目先の利益を失いたくない妥協も出てくるはずである。対外関係とは、こういった「力」のやりとりであろうし、その際、世論は最大の武器になるはずだ。
なお、著者は「あとがき」で河添恵子「豹変した中国人がアメリカをボロボロにした」(産経新聞出版2011)を取り上げ、「本当に怖いのは、その国の『幸福=価値観』が内側から破壊されることだ!」という河添氏の指摘を強調している。「多民族共生国家」といった観念的な言葉に日本人が安易に同調することは、危険である。なぜなら、中国、韓国に代表されるように、日本に対する屈折したコンプレックスと攻撃衝動を持つ国家がそのねらいを隠そうともせず存在するからである。
2017年1月16日に日本でレビュー済み
まず注意して欲しいのは、この本が2部構成になっていて、後ろの2部目は、かつて1989年に出版された本の
焼き直しだという事です。内容は素晴らしいですが、図書館で借りて読むくらいで充分でしょう。
当時としては正確で、部分的に現在を言い当てた事が書いてあります。
しかし、2017年初頭の実感として、これから日本の衰退は不可避なので、
嫌が応にも移民は受け入れなければならないでしょう。
筆者の方は、ここまで良い線で予想して下さっていたのならば、移民に頼らず国が回るような日本作りに
もっと東奔西走して欲しかった。今やそれも叶わぬ願いですが。
日本の将来は絶望的です。
ほどほどの努力でほどほどの幸せを掴みたい人、自分は他人より少し優秀だと思う人は
躊躇せずこの国を捨てましょう。それが最善です。
焼き直しだという事です。内容は素晴らしいですが、図書館で借りて読むくらいで充分でしょう。
当時としては正確で、部分的に現在を言い当てた事が書いてあります。
しかし、2017年初頭の実感として、これから日本の衰退は不可避なので、
嫌が応にも移民は受け入れなければならないでしょう。
筆者の方は、ここまで良い線で予想して下さっていたのならば、移民に頼らず国が回るような日本作りに
もっと東奔西走して欲しかった。今やそれも叶わぬ願いですが。
日本の将来は絶望的です。
ほどほどの努力でほどほどの幸せを掴みたい人、自分は他人より少し優秀だと思う人は
躊躇せずこの国を捨てましょう。それが最善です。
2014年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
西尾幹二先生が、1989年に警鐘を鳴らしたことが悪化を続け、今日2014年に至っていることが具体的に詳述されています。
労働力不足を、極めて安易に移民で賄おうとする国会議員に読んで欲しい書です。
労働力不足を、極めて安易に移民で賄おうとする国会議員に読んで欲しい書です。
2013年6月16日に日本でレビュー済み
バッタの群れが日の丸を食い荒らしていく表紙カバーが、
著者の危機感を表している。欧米人の徹底した偽善人道主義
にごまかされることなく、国家安全の立場から、国家運営の
グランドデザインを作成し、やっかいな隣国からの侵略に対
して継続的に防衛していくことが必要である。いつ接収され
るかわからない中国投資などすべて引き揚げ、スパイ防止法
の制定や中国人の入国規制など必要な措置をすぐにとるべき
である。政治家、官僚など国家運営に関わる人達は、経済界
からの目先の利益を優先した圧力に屈することなく国家運営
がされる事が必要であると思わされる著作である。
著者の危機感を表している。欧米人の徹底した偽善人道主義
にごまかされることなく、国家安全の立場から、国家運営の
グランドデザインを作成し、やっかいな隣国からの侵略に対
して継続的に防衛していくことが必要である。いつ接収され
るかわからない中国投資などすべて引き揚げ、スパイ防止法
の制定や中国人の入国規制など必要な措置をすぐにとるべき
である。政治家、官僚など国家運営に関わる人達は、経済界
からの目先の利益を優先した圧力に屈することなく国家運営
がされる事が必要であると思わされる著作である。