読んでいて心が痛くなりました。
日本を愛するあまりに、現在の日本に怒り心頭に発しておられます。怒髪天を突く、かのごとく。年寄りが言う「近頃の若いもんは」に近い怒りかもしれませんが、スケールが違います。日本の危機を、的確に捉えておられると思います。
日本人は四方を海に囲まれて、独自に平和な文化文明、言語を築いて来たあまり、諸外国の悪意と戦略にあまりに無策であった。まともに考えれば、何が起きているのか分かりそうなものなのに、見ないで無かったことにする。そのつけがたまりにたまってきているわけです。
戦略と戦術の区別がつかない。言葉が芸術的・情緒的であるために、戦略的な思考が出来ないし、しようとしない。気がつくと、崖っぷちにいる。
日本を罵倒しているように思えるのですが、それも愛するあまりの事。
多くに人が、この怒りの提言に耳を傾けるべきだと思います。
四方が海に囲まれているのが、国防として有利だったのは、エンジンが無かった時代のこと。四方から容易に攻め込まれる、国防上危険な国土です。様々な侵略を侵略として気づき、どう日本を守るか。国民全てが考えるべき課題です。
もちろん考えただけではなく、行動しなければ意味がありません。
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