ドバイに住んでる金稼いでる風な芸能人やYouTuberはだいたい詐欺師。とDaigoが言っていた言葉がなんか納得いく作品だった。
いい面だけがメディアにはながれているけど、負の側はかなり深い。
今は日本食ブームで、今なら寿司職人としての道もあっただろうけど、先見の目が過ぎてしまった故に、拘置所送りに。
そこからの生還劇は、本当にすごいとしか言いようがない。私は4回も読んでしまったよ!生きててよかったね!

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地獄のドバイ―高級リゾート地で見た悪夢 文庫 – 2008/4/25
峯山 政宏
(著)
2007年11月、僕はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ中央拘置所に拘留されていた。 拘置所内にいたとはいえ、この国で何か犯罪を犯したわけではない。それにも関わらず何百人ものパスポートを持たない不法就労者とともに手錠をかけられ、投獄されていたのである。 あの時、僕はまさに人生のどん底にいた。 「なぜ、こんなことになってしまったのだろう?」 この疑問に対する答えを明らかにするためには、オイルマネーで史上空前の経済発展を遂げたドバイの負の側面を語らなければならない。 (まえがきより)
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社彩図社
- 発売日2008/4/25
- ISBN-104883926397
- ISBN-13978-4883926398
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商品の説明
著者について
1979年、滋賀県生まれ。 北海道大学理学部を卒業後、シンガポールと北マリアナ連邦の現地法人で勤務する。その後、寿司職人の資格を取ってアラブ首長国連邦で一攫千金を狙う。寿司職人になることはできず、現地の肥料会社に入社するが、突然会社が閉鎖され、日本人初のアブダビ中央拘置所送りとなる
登録情報
- 出版社 : 彩図社 (2008/4/25)
- 発売日 : 2008/4/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 191ページ
- ISBN-10 : 4883926397
- ISBN-13 : 978-4883926398
- Amazon 売れ筋ランキング: - 572,059位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 78,522位ノンフィクション (本)
- - 127,935位文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月2日に日本でレビュー済み
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行ってみないと分からない、現地の生の体験が読めるとても面白い本。
タイトルは「誇張か?」と思ったが本当に地獄体験の本だった。
おそらく日本人で唯一となるドバイ投獄という、稀有な体験をした筆者が、その体験を記す文才が備わっていてこんなに面白い本が生まれて本当によかった。
タイトルは「誇張か?」と思ったが本当に地獄体験の本だった。
おそらく日本人で唯一となるドバイ投獄という、稀有な体験をした筆者が、その体験を記す文才が備わっていてこんなに面白い本が生まれて本当によかった。
2023年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通に考えたらありえない罪(罪なのか?)で収監された峯山さんの気持ちを思うと、自分がその立場なら自我を保てていたかわかりません。
異国の地で理不尽な状況下で勇敢な行動をとった作者に敬意を評します。
異国の地で理不尽な状況下で勇敢な行動をとった作者に敬意を評します。
2009年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューにあるように、この本はアブダビ首長国でのお話です。
日本では知られていないドバイの側面、ドバイの裏を見させていただいた、とレビューを書かれている方々がいらっしゃいますが、完全な誤解です。
ドバイで就職活動はしたものの、仕事を見つけたのはアブダビ首長国のアルアイン、拘置所に入ることになったのもアブダビ首長国での出来事です。
この内容に対してドバイを前面に押し出すタイトルと帯の売り文句。本書の性格を表しているのではないでしょうか。
ドバイについて正しく知りたい方にはこの本はお薦めできません。中東全般について興味のある方、中東で拘置所に入るはめになると何が起こりうるか興味のある方は購入されてもよいと思います。
本書の内容にはいくつか、深刻なものも含め、事実誤認がありますので触れておきます。
著者はまえがきを含め何箇所かで、3年にわたる労働ビザと居住許可証を持っていたにもかかわらず拘置所に放り込まれたと不当な扱いを受けたかのように主張されていますが、これは現地法制に対する無知によるものです。UAEでは「雇用=ビザ」です。解雇されればビザもキャンセルされます。従って筆者のように勤務先の会社が消滅し、無職となった時点でビザもキャンセルされるはずです。とりあえずUAEのビザを手に入れたら今の会社を辞めてもっといい勤め先を腰を落ち着けて探そうという人間を排除したいという政策目的かもしれませんが、それに対して外国人が文句を言っても始まりません。ただ、通常であればビザがキャンセルされた後、各種手続きを済ませて出国するまでに30日の猶予期間はもらえるはずですので、筆者がその期間経過以前に拘置所に入れられることになったのであれば、アブダビの行政機関に何らかのミスがあったのかもしれず、筆者には不運だったというしかありませんが。こうした制度については帰国してから出版するまでにいくらでも調べられると思うのですが、なぜ筆者も出版社も調べないのでしょうか。
また、この国にはまともな本屋がない、大型スーパーに併設の本屋コーナーしかないと書かれていますが、実際にはどのショッピングモールにも日本の大型書店に負けない広さの大型の書店が入っており、英文が苦にならない方であれば小説、芸術、ビジネス、クッキング、スポーツ雑誌等、読む本に不自由はしません。(参考までに、筆者がアブダビを離れた後には、ドバイに紀伊国屋書店が出店し、日本の書籍が手に入るようになりました。)
また、ジャンプやサンデーのような漫画雑誌、FLASHやプレイボーイのように水着のお姉さんが載っている大衆雑誌がほしかったと書かれていますが、水着どころか裸のお姉さんが載っていかねないFLASHやプレイボーイがイスラム教国のUAEに輸入できるはずがありません。
現地の法制、習慣に対する無知が散見され、正確な情報を得たい方は購入されないほうがよいと思います。話半分、何となく面白ければよいのであれば購入されても構わないでしょう。
日本では知られていないドバイの側面、ドバイの裏を見させていただいた、とレビューを書かれている方々がいらっしゃいますが、完全な誤解です。
ドバイで就職活動はしたものの、仕事を見つけたのはアブダビ首長国のアルアイン、拘置所に入ることになったのもアブダビ首長国での出来事です。
この内容に対してドバイを前面に押し出すタイトルと帯の売り文句。本書の性格を表しているのではないでしょうか。
ドバイについて正しく知りたい方にはこの本はお薦めできません。中東全般について興味のある方、中東で拘置所に入るはめになると何が起こりうるか興味のある方は購入されてもよいと思います。
本書の内容にはいくつか、深刻なものも含め、事実誤認がありますので触れておきます。
著者はまえがきを含め何箇所かで、3年にわたる労働ビザと居住許可証を持っていたにもかかわらず拘置所に放り込まれたと不当な扱いを受けたかのように主張されていますが、これは現地法制に対する無知によるものです。UAEでは「雇用=ビザ」です。解雇されればビザもキャンセルされます。従って筆者のように勤務先の会社が消滅し、無職となった時点でビザもキャンセルされるはずです。とりあえずUAEのビザを手に入れたら今の会社を辞めてもっといい勤め先を腰を落ち着けて探そうという人間を排除したいという政策目的かもしれませんが、それに対して外国人が文句を言っても始まりません。ただ、通常であればビザがキャンセルされた後、各種手続きを済ませて出国するまでに30日の猶予期間はもらえるはずですので、筆者がその期間経過以前に拘置所に入れられることになったのであれば、アブダビの行政機関に何らかのミスがあったのかもしれず、筆者には不運だったというしかありませんが。こうした制度については帰国してから出版するまでにいくらでも調べられると思うのですが、なぜ筆者も出版社も調べないのでしょうか。
また、この国にはまともな本屋がない、大型スーパーに併設の本屋コーナーしかないと書かれていますが、実際にはどのショッピングモールにも日本の大型書店に負けない広さの大型の書店が入っており、英文が苦にならない方であれば小説、芸術、ビジネス、クッキング、スポーツ雑誌等、読む本に不自由はしません。(参考までに、筆者がアブダビを離れた後には、ドバイに紀伊国屋書店が出店し、日本の書籍が手に入るようになりました。)
また、ジャンプやサンデーのような漫画雑誌、FLASHやプレイボーイのように水着のお姉さんが載っている大衆雑誌がほしかったと書かれていますが、水着どころか裸のお姉さんが載っていかねないFLASHやプレイボーイがイスラム教国のUAEに輸入できるはずがありません。
現地の法制、習慣に対する無知が散見され、正確な情報を得たい方は購入されないほうがよいと思います。話半分、何となく面白ければよいのであれば購入されても構わないでしょう。
2015年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
細かい錯誤はいろいろあるのかもしれないが、
機内で一気読みした、おもしろかった。
ドバイ(正確にはアブダビ)という成金都市の裏で
どれだけの労働者が犠牲になっているのかもわかって興味深かった。
個人的にはドバイはもう一度行きたい都市ではない。
なんだろう、シンガポールと同じ匂い、すべてにおいて人工臭がした。
機内で一気読みした、おもしろかった。
ドバイ(正確にはアブダビ)という成金都市の裏で
どれだけの労働者が犠牲になっているのかもわかって興味深かった。
個人的にはドバイはもう一度行きたい都市ではない。
なんだろう、シンガポールと同じ匂い、すべてにおいて人工臭がした。
2021年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【峯山政宏さんの著書 を読んだ息子(小学6年生)の感想文です】
「地獄のドバイを読んで」
僕はこの本のタイトルを見て、何が地獄かわからなかった。
サングラスをかけて笑ってるおじさん<筆者>後ろにはビーチを貸し切って、バカンスを楽しむ人たち。そして巨大な水上ビル。いかにも楽しそうなドバイドリームだが、地獄は本を広げれば分かる。石油王といえば中東付近のアラブなどの国々だと思う。
中東と言えば、砂漠とラクダとアラビアンナイト(最近映画化されたアラジンとかの街)のイメージだったけど、そんなファンタジーの世界では無く、ヤバいところだった。その理由はいくつかある。
まず、筆者が働いたボスは、読んでみればわかるが、奥さんの家がめっちゃあって、頭の中、というか目が$$$$$$&¥¥¥¥¥¥で構成されている。しかも、奥さんの兄弟が、やばい。
3億円のナンバープレートを所持している。車のナンバーを持つのがお金がかかるらしい。なんでかっていうと、日本と違ってアラブの国々は人口が多くて、車が増えれば、ナンバープレートの桁がどんどん跳ね上がっていく。だから、桁が少ないのがレアになって、それがオークションで3億で売れるっていう世界。それがやばいなと思った。その3億円を周りの人へ自慢するためにお金の番号に使うなんて、とにかくやばいって思った。
本を読んでみると、ボスよりもボスの奥さんの家族が超お金持ちで、その金持ちレベルがすごい。ぼくは、腰がぬけた。江戸時代のペリーの黒船来航の時に江戸時代の人が腰を抜かしたよりも、僕は、腰も、歯も、関節も全部抜けちゃったくらいびっくりした。
二つ目は、「地獄のドバイ」のはじまりのところだ。ドバイドリームって、成功者にとっては超〜〜〜優雅な生活が楽しめる、ありえない贅沢な暮らしができるわけだけど、ちょっと、僕の視点では、インドとかよりも、貧富の差が激しいと思う。まず、筆者が刑務所に入れられてしまったんだけど、食事が「めしがまずい」ってレベルが尋常じゃない。日本だったら、定食が出て、なんなら、普通の家よりもいい食事ができる刑務所もあるらしい。8割が外国人労働者で、アラブ人は少ないから、本当はアラブ人じゃない人ばっかりだった。
僕の先生もドバイ?に旅行に行って、お土産に変な民族衣装買ってきてハロウィンで白い衣装をきてきて「石油王」っていっってたんだけど、そういう裕福な人じゃなくて、刑務所の中はやばい。警官が酷すぎた。日本では罪になんないようなことでも、すべて罪にして外国人労働者をぶち込んで、囚人番号をつけて人間的な扱いをしない。江戸時代に日本で事件があって、治外法権が認められないとかもあったけど、まずここはやばい。食べ物がムカつくくらいに毎食同じで、可哀想すぎる。具なしカレーと変なパン。ぼくの学校はカレーがまずすぎるけど、隠し味にチョコレートを入れていて、本当に余計なお世話と思っていたけど、筆者が刑務所のなかで食べていたカレーを考えたら、「食べられるだけでもマシだよ」というソマリア人の言葉は、本当に身に染みた。本当にすみませんと思った。
次にやばいのが、悪臭。読んでるだけで、鼻が曲がってきて、もう、やばすぎた。スウェーデンに住んでる時に食べた(というか臭すぎて食べてない)世界3大臭い食べ物のスーストローミングよりも、きっと、やばい!!!ビルとかホテルとかで世界一目指してるアラブは『ニオイ』で世界一じゃないか!っていうくらいだった。一番臭いと思ったのは、ドアのないトイレから溢れ出てくるアンモニアの匂い。
自分も1000分の一くらいのスケールで経験したことがあるんだけど、それは塾のトイレ。。。塾のトイレが臭すぎて、ずっと息を止めてたんだけど、でも、それも、レモンの香りがあるだけマシと思った。トイレのドアがないってまじでありえない。トイレとベッドルームが一緒っていうか、ベッドじゃなくて、ハリーポッターのドビーという屋敷僕の奴隷の寝床(巣穴)よりもやばい。
悪臭の話でもう一つヤバいのが、みんながお風呂に入ってないっていうやばさ。日本人なら囚人たちがしてた水風呂も、インドのガンジス川でお清めと同じレベルだと思う。いつも僕は「烏の行水」と言われてるくらいシャワー時間が早いんだけど、囚人たちは風呂習慣がない。洗ってる水も汚水だし。ボウフラとか入ってるかもしれないし、囚人たちは本当にタフだと思った。
そんな中でアフリカ人たちが優しかった。刑務所が一つの世界みたいになってて、その世界の中でも囚人同士民族が戦いあってて、パキスタンが一番、人数的にも強い。それが、今の世界に例えると、先進国の連合軍って感じで、次にアフリカ連合軍。次にアフガニスタン、バングラディッシュ。筆者の峯さんは日本人でたった一人だった。峯さんはアフリカチームに入ったんだけど、世界大戦っぽいものがあって、それがミルク戦争。
読んでた自分が、ミルク戦争は第二次世界大戦と同じくらいのスケールだなと思った。ミルク戦争はやばかった。一番有力なパキスタン軍は、超強かった。でも、パキスタン人はちょっと脳がなかったっていうか。僕も峯さんと同じように感じた。アフリカって貧しいイメージがあったんだけど、心がすごく綺麗だなって思った。峯さんが出会ったアフリカ人のソマリア人は、国が違うからって、決して、仲間外れにしないから、この人は学校に行っても転校生に優しくしてくれるなって思った。
あと、日本は有名なんだなって思った。アフリカとかどんな国の人でも知ってるし、無実の罪で自分がなにを犯したのかもわからないで刑務所に入ったのは本当に悔しいし、国の違いとか言語の違いもあるから仕方ないと言えば仕方ないかもしれないけど、本当に、それでも自分の罪もわからずに刑務所に入るのは本当にやだったと思う。
僕も、お母さんと一緒に36カ国くらい世界中を旅したけど、ホームシックめっちゃあるし、僕も行ったことない国いっぱいあるから、世界はいろんな人がいるんだなと思った。峯さんは、不幸っていうか、不幸っぽいけど、不幸じゃない。なんでかというと、そのなかで、いろんな人に出会って成長して、それをこうやって本にしてるから。行ったところが地獄のドバイだったから。ドバイドリームっていうのは、45万人の外国人労働者がいないとやっていけない国だから、峯さんは外国人労働者として行ったけど、日本は本当にスペシャルな国なんだなって感謝、ありがたく思わないといけないんだなって思った。いろんな国に支えられて充実して、大きな国になっていくから、そういう意味でも、世界に頑張って欲しいなと思う。カジノとか石油王とか、そういうドバイドリームから、タイトルの地獄のドバイというのはぴったりなのかなと思った。
以上、小学6年生の感想でした。小学生でもハマって読んでおりました。
(途中から、タイプを母が交代しました、が発言通りにタイプしております)
「地獄のドバイを読んで」
僕はこの本のタイトルを見て、何が地獄かわからなかった。
サングラスをかけて笑ってるおじさん<筆者>後ろにはビーチを貸し切って、バカンスを楽しむ人たち。そして巨大な水上ビル。いかにも楽しそうなドバイドリームだが、地獄は本を広げれば分かる。石油王といえば中東付近のアラブなどの国々だと思う。
中東と言えば、砂漠とラクダとアラビアンナイト(最近映画化されたアラジンとかの街)のイメージだったけど、そんなファンタジーの世界では無く、ヤバいところだった。その理由はいくつかある。
まず、筆者が働いたボスは、読んでみればわかるが、奥さんの家がめっちゃあって、頭の中、というか目が$$$$$$&¥¥¥¥¥¥で構成されている。しかも、奥さんの兄弟が、やばい。
3億円のナンバープレートを所持している。車のナンバーを持つのがお金がかかるらしい。なんでかっていうと、日本と違ってアラブの国々は人口が多くて、車が増えれば、ナンバープレートの桁がどんどん跳ね上がっていく。だから、桁が少ないのがレアになって、それがオークションで3億で売れるっていう世界。それがやばいなと思った。その3億円を周りの人へ自慢するためにお金の番号に使うなんて、とにかくやばいって思った。
本を読んでみると、ボスよりもボスの奥さんの家族が超お金持ちで、その金持ちレベルがすごい。ぼくは、腰がぬけた。江戸時代のペリーの黒船来航の時に江戸時代の人が腰を抜かしたよりも、僕は、腰も、歯も、関節も全部抜けちゃったくらいびっくりした。
二つ目は、「地獄のドバイ」のはじまりのところだ。ドバイドリームって、成功者にとっては超〜〜〜優雅な生活が楽しめる、ありえない贅沢な暮らしができるわけだけど、ちょっと、僕の視点では、インドとかよりも、貧富の差が激しいと思う。まず、筆者が刑務所に入れられてしまったんだけど、食事が「めしがまずい」ってレベルが尋常じゃない。日本だったら、定食が出て、なんなら、普通の家よりもいい食事ができる刑務所もあるらしい。8割が外国人労働者で、アラブ人は少ないから、本当はアラブ人じゃない人ばっかりだった。
僕の先生もドバイ?に旅行に行って、お土産に変な民族衣装買ってきてハロウィンで白い衣装をきてきて「石油王」っていっってたんだけど、そういう裕福な人じゃなくて、刑務所の中はやばい。警官が酷すぎた。日本では罪になんないようなことでも、すべて罪にして外国人労働者をぶち込んで、囚人番号をつけて人間的な扱いをしない。江戸時代に日本で事件があって、治外法権が認められないとかもあったけど、まずここはやばい。食べ物がムカつくくらいに毎食同じで、可哀想すぎる。具なしカレーと変なパン。ぼくの学校はカレーがまずすぎるけど、隠し味にチョコレートを入れていて、本当に余計なお世話と思っていたけど、筆者が刑務所のなかで食べていたカレーを考えたら、「食べられるだけでもマシだよ」というソマリア人の言葉は、本当に身に染みた。本当にすみませんと思った。
次にやばいのが、悪臭。読んでるだけで、鼻が曲がってきて、もう、やばすぎた。スウェーデンに住んでる時に食べた(というか臭すぎて食べてない)世界3大臭い食べ物のスーストローミングよりも、きっと、やばい!!!ビルとかホテルとかで世界一目指してるアラブは『ニオイ』で世界一じゃないか!っていうくらいだった。一番臭いと思ったのは、ドアのないトイレから溢れ出てくるアンモニアの匂い。
自分も1000分の一くらいのスケールで経験したことがあるんだけど、それは塾のトイレ。。。塾のトイレが臭すぎて、ずっと息を止めてたんだけど、でも、それも、レモンの香りがあるだけマシと思った。トイレのドアがないってまじでありえない。トイレとベッドルームが一緒っていうか、ベッドじゃなくて、ハリーポッターのドビーという屋敷僕の奴隷の寝床(巣穴)よりもやばい。
悪臭の話でもう一つヤバいのが、みんながお風呂に入ってないっていうやばさ。日本人なら囚人たちがしてた水風呂も、インドのガンジス川でお清めと同じレベルだと思う。いつも僕は「烏の行水」と言われてるくらいシャワー時間が早いんだけど、囚人たちは風呂習慣がない。洗ってる水も汚水だし。ボウフラとか入ってるかもしれないし、囚人たちは本当にタフだと思った。
そんな中でアフリカ人たちが優しかった。刑務所が一つの世界みたいになってて、その世界の中でも囚人同士民族が戦いあってて、パキスタンが一番、人数的にも強い。それが、今の世界に例えると、先進国の連合軍って感じで、次にアフリカ連合軍。次にアフガニスタン、バングラディッシュ。筆者の峯さんは日本人でたった一人だった。峯さんはアフリカチームに入ったんだけど、世界大戦っぽいものがあって、それがミルク戦争。
読んでた自分が、ミルク戦争は第二次世界大戦と同じくらいのスケールだなと思った。ミルク戦争はやばかった。一番有力なパキスタン軍は、超強かった。でも、パキスタン人はちょっと脳がなかったっていうか。僕も峯さんと同じように感じた。アフリカって貧しいイメージがあったんだけど、心がすごく綺麗だなって思った。峯さんが出会ったアフリカ人のソマリア人は、国が違うからって、決して、仲間外れにしないから、この人は学校に行っても転校生に優しくしてくれるなって思った。
あと、日本は有名なんだなって思った。アフリカとかどんな国の人でも知ってるし、無実の罪で自分がなにを犯したのかもわからないで刑務所に入ったのは本当に悔しいし、国の違いとか言語の違いもあるから仕方ないと言えば仕方ないかもしれないけど、本当に、それでも自分の罪もわからずに刑務所に入るのは本当にやだったと思う。
僕も、お母さんと一緒に36カ国くらい世界中を旅したけど、ホームシックめっちゃあるし、僕も行ったことない国いっぱいあるから、世界はいろんな人がいるんだなと思った。峯さんは、不幸っていうか、不幸っぽいけど、不幸じゃない。なんでかというと、そのなかで、いろんな人に出会って成長して、それをこうやって本にしてるから。行ったところが地獄のドバイだったから。ドバイドリームっていうのは、45万人の外国人労働者がいないとやっていけない国だから、峯さんは外国人労働者として行ったけど、日本は本当にスペシャルな国なんだなって感謝、ありがたく思わないといけないんだなって思った。いろんな国に支えられて充実して、大きな国になっていくから、そういう意味でも、世界に頑張って欲しいなと思う。カジノとか石油王とか、そういうドバイドリームから、タイトルの地獄のドバイというのはぴったりなのかなと思った。
以上、小学6年生の感想でした。小学生でもハマって読んでおりました。
(途中から、タイプを母が交代しました、が発言通りにタイプしております)
2022年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドバイの負の側面を見ることが出来た。
安易にドバイドリームを夢みない方がいい
安易にドバイドリームを夢みない方がいい
2010年8月4日に日本でレビュー済み
すでにいろいろな方からのご指摘があるとおり、
「地獄のドバイ」というタイトルは、内容とは違ったものになっています。
ドバイのことを知ろうという方には、お勧めできません。
内容は、前半が、地獄とは、決して言いがたいドバイでの求職日記と、その後のアブダビ首長国、アルアインでの就職について。
後半が、アブダビ刑務所での4日間の体験記。
本来なら、「地獄のアブダビ刑務所体験記」というタイトルの方が内容を正しく反映していると思います。
後半は、実体験をもとに、地獄の刑務所体験記が書いてあるので、アブダビの刑務所での生活を垣間見て見たい人には、絶好の本だと思います。
残念なことは、なぜ彼が刑務所に入ることになってしまったかについての詳しい後日談がないことです。是非アブダビに法律などを調べて、どうしてこのような結果になったのかについても書いてほしかったです。
ということで、星 みっつ〜〜〜〜!
「地獄のドバイ」というタイトルは、内容とは違ったものになっています。
ドバイのことを知ろうという方には、お勧めできません。
内容は、前半が、地獄とは、決して言いがたいドバイでの求職日記と、その後のアブダビ首長国、アルアインでの就職について。
後半が、アブダビ刑務所での4日間の体験記。
本来なら、「地獄のアブダビ刑務所体験記」というタイトルの方が内容を正しく反映していると思います。
後半は、実体験をもとに、地獄の刑務所体験記が書いてあるので、アブダビの刑務所での生活を垣間見て見たい人には、絶好の本だと思います。
残念なことは、なぜ彼が刑務所に入ることになってしまったかについての詳しい後日談がないことです。是非アブダビに法律などを調べて、どうしてこのような結果になったのかについても書いてほしかったです。
ということで、星 みっつ〜〜〜〜!