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その上司、大迷惑です。 困った上司とかしこく付き合う傾向と対策 単行本 – 2007/8/17
もしあなたが部下なら、
「この上司、頼むから消えてくれ」と思っているかもしれない。
●なぜ、もう少し素早い決断をしてくれないんだ!
●なぜ、部下に責任をなすりつけるんだ!
●なぜ、きちんと指示してくれないんだ!
●なぜ、部下を信用しないんだ!
けれどもそんな「困った上司」に悩んでいても、
辞表をたたきつける前にやることがある。
上司だって、人間だ。正面からぶつかっていけばいい。
たとえば............
■上司と正面から争わず、頭を使って付き合おう。
■反抗するにしても「YES・BUT」の原則で応対しよう。
■批判や意見は陰でこそこそ言わず、直接伝えるようにしよう。
■上司を見下したくなる理由を書き出してみよう。
■問題は自分にもあるかもしれない、と考えてみよう。
■ついて行く上司と距離を置くべき上司を分けよう。
■決して感情的にならず、いいコミュニケーションをとる努力をしてみよう。
もちろん、「部下は上司を選べない」。だけど、いくらダメ上司、困った上司でも、
上司は上司。
それにあなたも、いつかは上司になる。
部下から見下されない上司になるためにも、
職場の人間関係を乗り切るスキルを今から身につけておこう!
そもそも、
「こんな上司と一緒に仕事なんかやってられるか!」
こんなことを思ったことのないビジネスパーソンは、まずいないだろう。
「ばかやろう!」
と一発かまし、この場で辞表をたたきつけたら、どんなにスッキリするだろうか......そんな気持ちになった人も多いと思う。
理想の上司につくことができれば、サラリーマン人生、こんなラクなことはない。
ところが残念なことに、
「素晴らしい上司だ! この人のためならどこまでも......」
などという上司は、そんなにいるものではない。
かといって、感情的になって上司に食ってかかっても、問題は解決するだろうか。
むしろ、あなたのビジネス人生にマイナスになることのほうが多いかもしれない。
そんなふうにして会社を辞めても、
新しい会社で同じように上司との関係に悩むことになる。
迷惑上司の壁に立ち向かわないと、どこへ行っても同じである。
とはいえ、不満を抱えたままではストレスにもなる。
言うべきことは言わないと、精神的にもよくない。
だからこそ、「ダメ上司」「自分とは合わない上司」と、
上手に付き合うことも必要になってくる。
部下は上司に「使われる」立場にあるだけに、
上司の長所よりも欠点のほうに目が行く。これは仕方のないことだ。しかし、
「ああ、イヤだイヤだ」
と思っているだけでは、何も変わらない。
こちらが動きやすいように上司をコントロールするぐらいの気持ちがあってもいい。
しかし、上手にやらないと、上司はあなたを無視したり怒ったりするだろう。
この本では、その上手にコントロールする法を考えていく。
「このバカ上司!」
「迷惑なんだよ!」
「なんとかしてくれよ!」
そう思うこともあるかもしれないが、ここで投げてはいけない。
上司との摩擦や考え方のギャップへの対応策を身につけることで、
上司との新しい人間関係が築けるかもしれない。
そして何より、上司との問題に真摯に向き合う経験が、
あなたがいずれ部下を持つようになったとき、必ず役に立つはずだ。
ダメな部下でも活かし方があるように、
ダメな上司でも付き合い方しだいで何とかなるものなのだ。
柔軟に上司を見る目が持てるようになった中堅・若手社員は、上司からの評価も高くなる。
それは決して上司にゴマをすっているわけではない。
上司をうまく使っている、といってもよい。
本書では、上司と部下の間で起きている事例を取り上げながら、
部下は上司に、どのような見方・考え方で対処したらいいのかを考えていく。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社すばる舎
- 発売日2007/8/17
- ISBN-104883996549
- ISBN-13978-4883996544
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商品の説明
著者について
◎----経営コンサルティング会社で数多くの企業の経営指導にあたったのちに独立。松井経営人事研究所を主宰。現在、中堅・中小企業を中心に組織改革、人事制度づくりなどの経営指導を行なっている。
◎----人事、人使いの面から業績向上をめざす戦略を立てていける日本でも数少ない経営コンサルタントであり、とくに中堅・中小企業を再生させる名手である。
◎----著書として、『社長! ホンネで社員を使い切れ』(かんき出版)、『理論武装して部下を使い切れ!』『会社を強くする50の定義』(すばる舎)など多数。
◎----これまで多くの企業のコンサルティングをしてきて、いい上司・悪い上司の例を数多く見てきた。本書は、上司との関係に悩む部下が上司とうまく付き合っていくためのヒント集でもある。
登録情報
- 出版社 : すばる舎 (2007/8/17)
- 発売日 : 2007/8/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 213ページ
- ISBN-10 : 4883996549
- ISBN-13 : 978-4883996544
- Amazon 売れ筋ランキング: - 681,645位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,075位リーダーシップ (本)
- - 27,088位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
・上司との距離感を探していくこと
を考えて行く本だと思います。
コンサルタントだけあって素晴らしい迷惑上司の分析。
目の前の迷惑行為(放任、横暴、無茶ぶり)は何故発生するのか?
少しわかった気がします。
ただ、納得できるのは迷惑な上司がどのように振る舞うか
という分析だけで対策については少々役に立たないと感じました。
例えば、
・口の悪い上司には、「相変わらず口が悪いですね」と肩透かしをする。
・すぐ感情的になる上司には「そんなに怒らないでくださいよ」と言えばこじれることもないだろう。
・上司が陰口を言っているのを知ったら
「ある人から私を名指しで批判していると聞きました。どういうことでしょうか?」と聞くべきだと思う。
などなどいっぱいありました。私の職場でこんなこと言ったら余計にこじれちゃいます。
あと最終的に解決法を
・上司の上司には提言する → ダメなら未来の無い会社なので転職する
としていたので低評価になってしまいました。
どの職場にも、大なり小なり上司と部下の間には、様々な悩みをかかえていると思います。
他の会社の程度が分かりませんので比較は出来ませんが、私の会社も相当に酷いのが現状です。
最初に手にした時は、上司の文句に共感して憂さ晴らしにでもなればいいかな?と言うつもりの気持ちで購入しました。
部下を上手く使うための本やマネジメントに関する上司目線で書かれた本は数多く出版されていますが、その逆方向(上司に悩む部下)の視線で書かれた本は、私はあまり知りません。
本書はそういった数少ない本のうちの一冊です。
ただの憂さ晴らしで終わることが無く、上司をタイプ別に見た傾向と対策や、相手を非難するだけで無く、自分自身にも何か問題が無いのかを考えさせられる、深い内容になっています。
この本の通りに実践すれば、全てが上手く行くとは思ってはいませんが、多くのヒントや安らぎを与えてくれる、素晴らしい内容でした。
職場での人間関係に悩むお方はきっと、私以外にも大勢いらっしゃることと思います。
そう言ったお方は、是非ともご一読してみることをおすすめいたします。
そのために何をすべきか、実践的に書かれていますので多くの人にお勧めしたい
と思います。
多くのビジネスマンは「上司」にして「部下」でもあるので、この悩みは共通項
が多い。本書を読んで鵜のみにせず、自ら考えてみましょう。自分自身にも思い
当たる節があるはずです。
そんな上司ともうまくやっていくコツ、が紹介されております。
「上司だって、人間だ。」という帯の後ろのコピーは、
大迷惑上司でも、天敵扱いしたり、虫けら扱いしたり、バイキン扱いしないで、
なんとかそれなりの関係を築いていこう、という前向きなメッセージとも受け取れます。
ただし、大迷惑な上司を全面的に受け入れるのではなく、
毅然とモノ申すべきポイントもアドバイスされているので、
ただひたすらガマンしましょう、という本ではありません。
あの人も、この人も、いつかは上司になる。
つまり、仕事や人格の出来・不出来にかかわらずだれもが上司になるわけだから、
困った上司がたくさんいるのは、必然。
自分も上司なったら、とてもじゃないけど完璧ではいられません。
だからこそ、新人ちゃんも上司もそれなりに、双方役割を演じてうまくやっていく、
という世界が繰り広げられております。
当たり前といえば当たり前ですが、
上司の大迷惑ぶりの分析がけっこう面白かったです。
レビュー一番乗りって、緊張しますね。
その社長と、どうも相性が合わなかった。しかし私はその「溝」を埋めようとせず、
反抗的な態度を取るようになった。社長(上司)にとっては、困った部下であり、
私の部下にとっては、マネジメント能力のない困った上司だったと、今にして思う。
この本は、人事コンサルタントの著者が、部下の立場から「上司との付き合い方」を書いたものだ。
基本に流れる考え方は、「理想の上司、理想的な相性などないのだから、今の上司とどうやってうまくやるかを考えよう」というものである。
タイトルになっている「その上司、大迷惑です。」は、キャッチコピーのようなもので、
本当のタイトルは
「困った上司」とかしこく付き合う傾向と対策
というサブタイトルのほうだろう。
いろんな「ダメ上司」のケースが出てくる。私もそうだったかも……、社長もそうだったかも……
そんなことを考えながら読んだ。そしてかつて私にもう少し柔軟な、歩み寄る気持ちがあれば、上司とも部下ともうまくいっていたに違いないと思った。
上司との人間関係に悩んでいる人は、ぜひ読んでみてほしい。
必ずいくつかのヒントが隠されているはずである。
当時の職場の上司とうまくいかなかったことも、原因のひとつだと思っています。
私はこの本を、「バカの壁」みたいに、上司の駄目なところを羅列してうっぷんを晴らす本かなと思いました。
でも違いました。
「上司も完璧人間ではないんだから、問題なところはある。それをわかった上で、上司と間で困っていることをどう乗り切ればいいか」
…ということがきちんと整理されて書かれている本です。
なので、けっこう前向きになれます。
「そうそう、こんな上司だったなあ」とか思いながら、
「あのときこんなふうに接していれば、自分も少しはストレスをためずにすんだかも」
などとうなずきながら読みました。
職場の人間関係に悩んでいる人には、ぜひお勧めします。
その結果、こころの病気になったり会社を飛び出したり…。
かといって、我慢して頑張れと言うことも私にはできません。
私も会社を何度か変わった。たいてい人間関係です。
この本は、上司をコケにして笑い飛ばす本ではなく、「いい関係を築くにはどうすればいいか」というノウハウが書かれています。
「困った上司」とどう付き合うかが書かれているのです。
比較的「部下の立場」「部下の視線」で書かれているためか、読んでいて違和感などはなく、納得させられることが多くありました。
「やってられないよなあ」などと思っている人には割と手軽に読めて、とてもいいと思いました。