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嘘の人権偽の平和 単行本 – 2011/1/1

4.0 5つ星のうち4.0 7個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 高木書房 (2011/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 221ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4884710851
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4884710859
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 7個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、北朝鮮の人権問題や脱北者の支援活動などに関わっている人でありこの本は雑誌に掲載された論文の集成である。
そして、「戦後民主主義者」と称されている人たちの象徴として姜尚中という人物についての一章がある。それは、この本を象徴するものである。
それは、人権などとカッコいいことを叫びながらアパルトヘイト顔負けの成分階層による差別や強制収容所国家であり拉致や粛清が日常である独裁政権を容認していることに対する批判である。それは、かってソ連の水爆をキレイな水爆と言っていた人たちのことを想い起こさせる。ご都合主義(オポチョニズム)の最たるものである。
知的芸能人化した姜氏について再び論ずることはないだろう、本当に撃つべき敵は他にいると宣言している。

それにしても、東大も日曜美術館に起用したNHKも人が悪い。
金日成は堂々とした善人面をしていたが姜氏はとてもそれに及ばない。大宅壮一が云う男の顔は履歴書である、その通りの顔である。知的芸能人として使った魂胆が丸見えであり操り人形である。
平和と人権を裏で操っている人たちこそ著者のいう真の敵であろう。昔の過激派が生活保護制度を利用して暗躍しているのに愕然としたことがあるが何処も同じで喰いものにしているのだ。
「敗戦」を「終戦」と言い換える偽善がそうさせるのであろう。
それは、悪いのは自分で無く(=他虐)、「他者の自虐」としてすり替える手品を使うからである。

著者は、ミルンの「プー横丁になった家」の中で主人公の少年が「一番好きなことは、何もしないでいること」、そして「ぼく、もう何もしないでなんかいられなくなっちゃったんだ」と子供時代の別れを描いたものに共感し、ミルンの強靭な平和主義(但し、全体主義に対いては強烈に戦った)に共鳴している。それは、全編に亘る通奏低音でもある。
落ち着いた大人の生き方でもある。それは、「物語としての皇室」という一章にも良く現われている。
単純な二元論でなく、お花畑のグローバリズムや民主主義でもない光と闇を内在する豊かさと深さについての考察となっている。
D・H・ロレンス(現代人は愛しうるかー福田恆存訳=黙示録批判ー弱者の革命思想)とその弟子と言ってもいい福田恆存に一章を割いている。朴正熙に対する評価ともなっている。
それは、「人は一人になった時、はじめて真のクリスト教徒たりえ、仏教徒たりえ、プラトニスト徒たりえる」ということでありいかなる政治イデオロギーにも、権力にも、決して自らを売り渡さない態度である。
著者の態度が解るであろう。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二度ほどお話を聞く機会がありましたが、三浦小太郎氏は物静かで飾ったところが無くとても良い印象を持ちました。
映画についても詳しい方で、いろんなお話が聞ける方と期待しています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方が詳しいレビューを書いているので私からは一点だけ。

私は三浦さんの本を今回始めて読みましたが、筆者の意見や本の内容と言う前に
文章や物事の語り方が素晴らしいと思いました。

本書では、姜氏の知識人としての行動に批判をしていますが
頭から「ダメだ」と言っているわけではなく、またマスコミが得意な言葉尻をとらえて否定しているわけでもなく
姜氏のしている行動をどうして姜氏がしているのかも含め冷静に観察して
その上でどうしてその行動が批判されるに値するのかを説明していきます。

一見当たり前のように思えますが、このような冷静な著書を最近見ることが無かったので本当に購入してよかったです。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私たちの社会は嘘に向き合わなければなりません
人生を奪われた人々を取り返せないならば、私たちの国に何の値打ちがあるのでしょう
著者の筆致は驚くほど冷静です
あなたを熱狂させることはないでしょう
この問題についていっしょに悩み、考えませんか
おすすめの一冊です
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から私なりにですが、姜尚中という人にはなにか人間的に違和感を感じておりましたが、氏の「本物でない人権感覚」のせいだったことがわかりました。 姜尚中氏は私が何度も足を運んだ講演会でも色々な角度から、多彩に人権の価値を声高に唱えておりました。しかし人権、いや人間の生存権すら脅かす北朝鮮の批判を拉致に関わった朝鮮総連を糾さないのか不思議に思ってまいりました。筆者の幾分控えめな姜尚中批判(もう、これからは姜尚中の批判はしない、などの言葉でもそれは伺えます)は筆者の好ましい人間性を伺わせてくれます。
勝田吉太朗のこと、サルトルや福田恒存の読み方にも目からウロコでした。私は今、本書をきっかけにしてもう一度それらの各書を読み返しております。 読書子として誠に残念なことですが、このような良書でありながら後に文庫本になるような事はないでしょうし、初版でおわるんでしょうね。 姜尚中氏の薄っぺらい「嘘の人権 偽の平和」で塗りたくられたベストセラー群と対象的に。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年2月13日に日本でレビュー済み
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著者は、脱北者の世話を献身的に行っている「人権活動家」の一人である。ハナ・アレントの「人権は抽象的な自然権として存在するわけではなく、イギリス人の権利、ドイツ人の権利というように国家を介在させることで初めて現実的なものになる」という言葉に共鳴する。著者が関わっている脱北者が、かつてのユダヤや東欧の難民以上に、国家から見捨てられ、尊厳を踏みにじられている現実。国家が機能しない限り、人権も絵に描いた餅に過ぎないことを告発する。
一方、著者にとって、「嘘の人権論者・偽の平和論者」の代表は、姜尚中である。美しい人権、平和を語りながら、北朝鮮、中国のような非道な全体主義国家批判を手控えるダブルスタンダードの偽善家に過ぎない。
著者の視野は広く、福田恒存、勝田吉太郎、渡辺京二、そしてサルトルの再評価から、日本、そして世界の有り様と自らの生き方を探求しようとしているように見える。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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