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目力の秘密 単行本 – 2008/8/1

4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

「目」というと視力を連想する人が多いでしょう。「目力」というと目の表情を想い起こすでしょう。本書は、そういう連想では表現しきれない、無限で驚異的な目の機能の多様性こそを「目力」と称し、これをわかりやすく紹介解説したものです。目とその機能は、人が生まれてから死ぬまでの一生の中で磨かれ、変遷します。本書は、前著「目は快適でなくてはいけない」の続編というべきものですが、前著では主として病気を扱いましたが、本書では生活の中での目や視機能の姿をあばき、その一生の移り変わりを辿りました。目や瞼と脳、心の関係や、目力アップの秘密にも触れています。終章では、長年「神経眼科学」に携わってきた現場の経験から、今日の「目力をとりまく」医療問題につしても考察しました。
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商品の説明

著者からのコメント

脳に入力される情報の90%近くは目を通して入ります。人の一生は、ものを感じ、考え、行動することの繰り返しです。その間、ほとんどの人はそのことを意識していませんが、目と視覚は非常に大きな役割を果たしています。人間の社会生活、精神活動に目と視覚がいかに重要かに注目して解説したのが本書の目論見です。「目の健康を守ろう」という意識が改めて芽生えることでしょう。作家渡辺淳一氏が推薦文を寄せて下さいました「この本を読めば自分の目が愛(いと)おしく、優しく守りたくなってくる」と。

著者について

1980年北里大学大学院医学研究科博士課程修了。グラスゴー大学シニア研究員、北里大学医学部助教授(眼科学)を経て、明治14年創立というわが国で最も歴史のある眼科専門病院、井上眼科病院院長に就任。現在、日本神経眼科学会理事長、日本眼科学会評議員、国際神経眼科学会評議員、心療眼科研究会世話人代表、東大、北里大非常勤講師など。多数の学術書のほか、一般向け書、医療エッセイも手がけている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 人間と歴史社 (2008/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 228ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4890071717
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4890071715
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

著者について

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若倉 雅登
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年9月19日に日本でレビュー済み
私が先週インタビューを受けた風まかせという大人のバイク雑誌の記事も”気がつきにくい眼力の衰え (バイク雑誌:風まかせ)”と言う題名でしたのでまず、目力と言う単語の広がりに驚きました。この本のあらましは次のようなものです。

第1章 子供の目の秘密
視覚は予め用意されたものではなくて、使う事によって神経の連結が完成されてゆくと言ったお話。最近、赤ちゃんの視力が弱いようだが果たしてその子の発達は正常か?と聞かれることが有りましたが、この章はそんな質問をする親御さんにも紹介したい内容です。

第2章 目と脳と心の秘密
この章にも注意欠陥多動性障害とかシャルル・ボネ症候群とか失明恐怖症とかいくつもの面白い単語が登場します。過剰診断される緑内障、何でも緑内障にするなという下りも若倉先生らしいコメントです。

第3章 瞼に隠された秘密
この章では若倉先生の十八番の眼瞼痙攣(瞬目制御異常、眼瞼ジストニア)が登場します。この疾患は、”日本に20から50万人はいる”という割とありふれた疾患なのですが、正しい診断がつけられていないことも多く、患者さんは目を開けていられないという現実と、周りがその病気を理解してくれないと言う2重の苦難に直面しています。患者さんによる”眼瞼・顔面けいれん友の会”を立ち上げさせたのも若倉先生の仕事です。

第4章 目力アップの秘密
フリーアクセスにおける甘えの構造という話がこの章にはでてきます。病気と向き合う事は患者さん本人にしか出来ないと若倉先生は言います。医師の5分類というのも出てきて着実Cタイプがよいのだそうです。サプリメントや日本のジェネリック医薬品の欠点にも話が及びます。

第5章 目力をとりまく日本の医療事情
日本の医療費は高くないというこれも若倉先生の持論が展開されています。私などは国民健康保険はやがて生活保護並の補助だけになるのではないかと想像しているのですが、”医療崩壊が進んでいるといっても医療者が必死でその崩壊を守ろうとしているから、ここ数年で本当に崩壊するには至らないのではないか”というのが若倉先生との先日の議論ですが。保険会社、保険機構の前時代性に対する批判も若倉先生らしい患者の立場にたったものです。

相変わらず新しいアイデアと患者さんに対する温かい視線を感ずる良い本だと思います。
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