随分前からこの日本語訳の存在は知っていましたが、悲惨な日々の内容が予想されましたので読む勇気が出ませんでした。しかし、戦後の喧噪や混乱、悲惨な日々を真正面から受け止めなければ「真実の時間」には到達でないと思い、今回やっと手に取って読みました。感想は「感動しました!」の一言です。涙腺も緩みました。さらには人間の生命力の底力を実感し、勇気をもらいました。「ヨーコさんありがとう!」ですね。
在米韓国人たちによる教材使用への反対運動が注目されましたが、綴られている内容は悪意や反感からの偏った記述ではなく、客観的に事実を紹介しているものと思いました。
それにしてもお姉ちゃん共々賢い少女だったんですね。続編で「主席で卒業」という場面があります。どんなに貧乏で、散々いじめにあっても、工夫に工夫を重ねて姉妹で努力をして生きていると、必ず誰かが助けてくれるんですね。良き人達を引き寄せるんですね。これほどのどん底の生活環境であっても、希望を捨てずに生きていった家族の姿に心底頭が下がりました。
普通の翻訳本と違い、日本人が英語で書いた本を日本語に戻したという経緯もあるでしょうが、翻訳に携わられた都竹恵子さんの努力にも御礼を申し上げたいと思います。わかりやすく素晴らしい文章です。ハート出版にも感謝、感謝です。
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竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記 ハードカバー – 2013/7/11
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1986 年にアメリカで刊行後、数々の賞を受賞。
中学校の教材として採択された感動秘話。
邦訳が熱望されていた名著、待望の日本語版
大戦末期のある夜、小学生の擁子(ようこ・11歳)は「ソ連軍がやってくる」と
たたき起こされ、母と姉・好(こう・16 歳)との決死の朝鮮半島逃避行が始まる。
欠乏する食糧、同胞が倒れゆく中、抗日パルチザンの執拗な追跡や容赦ない襲撃、
民間人の心ない暴行もかいくぐり、祖国日本をめざす。
終戦前後の朝鮮半島と日本で、
日本人引き揚げ者が味わった
壮絶な体験を赤裸々に綴る、
息もつかせぬ、愛と涙の
サバイバルストーリー
中学校の教材として採択された感動秘話。
邦訳が熱望されていた名著、待望の日本語版
大戦末期のある夜、小学生の擁子(ようこ・11歳)は「ソ連軍がやってくる」と
たたき起こされ、母と姉・好(こう・16 歳)との決死の朝鮮半島逃避行が始まる。
欠乏する食糧、同胞が倒れゆく中、抗日パルチザンの執拗な追跡や容赦ない襲撃、
民間人の心ない暴行もかいくぐり、祖国日本をめざす。
終戦前後の朝鮮半島と日本で、
日本人引き揚げ者が味わった
壮絶な体験を赤裸々に綴る、
息もつかせぬ、愛と涙の
サバイバルストーリー
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社ハート出版
- 発売日2013/7/11
- 寸法13 x 2 x 18.5 cm
- ISBN-104892959219
- ISBN-13978-4892959219
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対象商品: 竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記
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商品の説明
出版社からのコメント
youtubeで本書の内容を紹介した動画をごらんいただけます。
【動画】竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記
http://www.youtube.com/watch?v=OvpMNB9dnnY
「竹林はるか遠く」感想文に見る壮絶な引き揚げ体験
http://www.youtube.com/watch?v=zIu5RKuUSrs
【動画】竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記
http://www.youtube.com/watch?v=OvpMNB9dnnY
「竹林はるか遠く」感想文に見る壮絶な引き揚げ体験
http://www.youtube.com/watch?v=zIu5RKuUSrs
著者について
【著者・監訳者】ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ(Yoko Kawashima Watkins)
1933(昭和8)年、青森で生まれる。生後六ヶ月で南満州鉄道(満鉄)に勤務する父に
連れられ、家族で朝鮮北部の羅南(現在の北朝鮮・咸鏡北道清津市)に移住。
1945(昭和20)年、敗戦の間際に母、姉とともに羅南を脱出、朝鮮半島を縦断する決死の体験を経て、
日本へと引き揚げた。帰国後、京都市内の女学校に入学。働きながら学問に励み卒業すると、
大学の夜間部で英文学を学ぶ。卒業後、米軍基地で通訳として勤務していたが、結婚し渡米。
アメリカの子供たちに日本文化を伝える活動をしていた。
1986(昭和61)年に自身の体験を描いた初の著書である本書『So Far from the Bamboo Grove』を刊行。
米国教育課程の副読本として採用され、多くの子供たちに親しまれている。
現在も、講演活動などで全米だけでなく世界各国をめぐる多忙な日々を送っている。
他の著書として本書の続編にあたる『My Brother, My Sister, and I』(邦訳未刊行)がある。
【訳者】都竹 恵子(つづく けいこ)
1952年福島県いわき市生まれ。結婚後、現在まで愛知県春日井市在住。
都竹学習塾 塾長。佛教大学通信教育課程 文学部英米学科2010年入学 現在4回生。
1933(昭和8)年、青森で生まれる。生後六ヶ月で南満州鉄道(満鉄)に勤務する父に
連れられ、家族で朝鮮北部の羅南(現在の北朝鮮・咸鏡北道清津市)に移住。
1945(昭和20)年、敗戦の間際に母、姉とともに羅南を脱出、朝鮮半島を縦断する決死の体験を経て、
日本へと引き揚げた。帰国後、京都市内の女学校に入学。働きながら学問に励み卒業すると、
大学の夜間部で英文学を学ぶ。卒業後、米軍基地で通訳として勤務していたが、結婚し渡米。
アメリカの子供たちに日本文化を伝える活動をしていた。
1986(昭和61)年に自身の体験を描いた初の著書である本書『So Far from the Bamboo Grove』を刊行。
米国教育課程の副読本として採用され、多くの子供たちに親しまれている。
現在も、講演活動などで全米だけでなく世界各国をめぐる多忙な日々を送っている。
他の著書として本書の続編にあたる『My Brother, My Sister, and I』(邦訳未刊行)がある。
【訳者】都竹 恵子(つづく けいこ)
1952年福島県いわき市生まれ。結婚後、現在まで愛知県春日井市在住。
都竹学習塾 塾長。佛教大学通信教育課程 文学部英米学科2010年入学 現在4回生。
登録情報
- 出版社 : ハート出版 (2013/7/11)
- 発売日 : 2013/7/11
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 236ページ
- ISBN-10 : 4892959219
- ISBN-13 : 978-4892959219
- 寸法 : 13 x 2 x 18.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 164,480位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
5 星
て統治時代、日本人の生活、築き上げた真実が隠され、誤解を招いてしまった事
作者の体験に基づいていて、大変リアルであり又あまり日本には知らされてなかった他国での生活、終戦後の引き上げ者の様子が、印象的でした。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつものように、本の情報とレビューをチェックしてから、続編と合わせて購入した。
私は父の勤務する国有鉄道大宮工場の近くで生まれた。予定日より一か月遅れて生まれた。
生まれて直ぐ、目が見えたらしい。祖母が驚いたという。1943年2月である。
しばしばB29が飛んできて大宮工場を爆撃していた。夏の暑い日に縁側で一人で涼んでいた時、銃撃を受けた。バリバリという凄い音がした。
空襲警報のサイレンの音がトラウマになっている。今でもサイレンの音を聞くと、言い知れぬ不安感が襲ってくる。
米国で高い評価を受け、米国の中学校の教材にもなったということに興味があり、読んでみたいと思った。
母親と11歳、16歳の三人の女子の逃避行。食べ物、飲料水の確保、長期間の野宿生活、共産兵やゴロツキからの攻撃回避。
朝鮮半島は、日本へ併合する前までは両班が支配する社会で、ゴロツキを金で使い、賎民から略奪、搾取していた。併合後は警察が取り締まりをしていたが、戦時中の混乱に乗じてゴロツキどもが、遣りたい放題になってしまった。
帰国後直に母親は、栄養失調と極度の疲労衰弱により亡くなり、親無子となる。今のホームレスの子供に似る。高齢者の経験上、これが生きるのに、いかに大変な事態かは容易に推測できる。
聡明さと心の強さ、気の強さと運の強さで生き抜くことが出来た。
久しぶりに人生への強い刺激を受けた。
アマゾンの関連本の紹介をチェックして「流れる星は生きている」と「旅路」も購入して読んだ。
こちらは数倍も凄まじい。母親と生後一か月の娘、三歳と六歳の息子の四人での逃避行である。
山中を長距離、長期間に渡って歩いている。
自分の、些細な、辛い、困ったなどの悩みは吹き飛んでしまった。恥ずかしくなってしまった。
多くの人にお薦めしたい本である。
私は父の勤務する国有鉄道大宮工場の近くで生まれた。予定日より一か月遅れて生まれた。
生まれて直ぐ、目が見えたらしい。祖母が驚いたという。1943年2月である。
しばしばB29が飛んできて大宮工場を爆撃していた。夏の暑い日に縁側で一人で涼んでいた時、銃撃を受けた。バリバリという凄い音がした。
空襲警報のサイレンの音がトラウマになっている。今でもサイレンの音を聞くと、言い知れぬ不安感が襲ってくる。
米国で高い評価を受け、米国の中学校の教材にもなったということに興味があり、読んでみたいと思った。
母親と11歳、16歳の三人の女子の逃避行。食べ物、飲料水の確保、長期間の野宿生活、共産兵やゴロツキからの攻撃回避。
朝鮮半島は、日本へ併合する前までは両班が支配する社会で、ゴロツキを金で使い、賎民から略奪、搾取していた。併合後は警察が取り締まりをしていたが、戦時中の混乱に乗じてゴロツキどもが、遣りたい放題になってしまった。
帰国後直に母親は、栄養失調と極度の疲労衰弱により亡くなり、親無子となる。今のホームレスの子供に似る。高齢者の経験上、これが生きるのに、いかに大変な事態かは容易に推測できる。
聡明さと心の強さ、気の強さと運の強さで生き抜くことが出来た。
久しぶりに人生への強い刺激を受けた。
アマゾンの関連本の紹介をチェックして「流れる星は生きている」と「旅路」も購入して読んだ。
こちらは数倍も凄まじい。母親と生後一か月の娘、三歳と六歳の息子の四人での逃避行である。
山中を長距離、長期間に渡って歩いている。
自分の、些細な、辛い、困ったなどの悩みは吹き飛んでしまった。恥ずかしくなってしまった。
多くの人にお薦めしたい本である。
2023年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第二次大戦後の苦労話しは沢山あるけれど、この本は小学生にも読んでほしい。
2023年5月15日に日本でレビュー済み
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人種や国籍や時代背景にとらわれず世界中の誰もが日々を生きていくうえで大切にしなければならないことがこの本には詰まっている!心に響く本の一つです!国や時代背景にとらわれず、もっともっと評価されるべき本だと思う。
2018年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時の朝鮮からの脱出行だが、極力正確な描写に心がけたであろうことが伝わる。尿での産湯など衝撃的でもあった。
挑戦の苦闘もさることながら、日本へ帰国してからの苦難の方に心が痛む。
しっかり者の姉の好さんのその後や父上の状況不明が心にわだかまる。
挑戦の苦闘もさることながら、日本へ帰国してからの苦難の方に心が痛む。
しっかり者の姉の好さんのその後や父上の状況不明が心にわだかまる。
2022年7月17日に日本でレビュー済み
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アメリカで教材とされていて賛否両論あった様ですが、言われているほど歴史観や国家観がクローズアップされている訳ではありません。敗戦により突如として政変/コミュニズムの台頭が起こる中で、一般市民がどの様な苦境に置かれたのか、最上のドキュメンタリーだと思いました。是非とも映画化して欲しい作品です。
2022年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の母が引揚者家族だったので、当時の事が知りたくて購入しました。
朝鮮半島から日本へ帰るまでの道のりの様子はとても悲惨です。そして日本へ戻ってからの生活。力強く生きていく様子が書かれています。
この本は決して韓国批判の本ではないのに、米国の一部の学校で採用されている本だということで、韓国が反発し、慰安婦問題で筆者が文頭で謝っているのは 残念です。謝る必要は全くありません。
日本の歴史を知るためにもぜひ 多くの人たち、特に若い人達にもお勧めします。
朝鮮半島から日本へ帰るまでの道のりの様子はとても悲惨です。そして日本へ戻ってからの生活。力強く生きていく様子が書かれています。
この本は決して韓国批判の本ではないのに、米国の一部の学校で採用されている本だということで、韓国が反発し、慰安婦問題で筆者が文頭で謝っているのは 残念です。謝る必要は全くありません。
日本の歴史を知るためにもぜひ 多くの人たち、特に若い人達にもお勧めします。