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なぜ人を殺してはいけないのか: 新しい倫理学のために (新書y 10) 新書 – 2000/7/1

4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

殺人、自殺、売買春、私、愛、死刑、戦争…。時代の無意識が提示してくる問いに、現在の具体的状況を生きるひとりとして真っ正面から答える新しい倫理学の試み。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洋泉社 (2000/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 235ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4896914740
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4896914740
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 20個の評価

著者について

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小浜 逸郎
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年1月3日に日本でレビュー済み
題名にひかれて読了。
この問い(題名)に限らず「人は何のために生きるのか」「自殺は許されない行為か」など、人が生きていく中で抱く疑問に対し、著者の考えを記した本。
どの問いにも決まった答えはないものの、論理的なその考えには思わず頷けた。
2007年2月23日に日本でレビュー済み
この本は、倫理的命題などいわゆる「難しい問題」をいかに考えるか、を学ぶのには最適である。

問題の本質的な部分を見つけて問題を言い換える。

そうすることで「答えられない問い」から「答えられる問い」へと変化させる。

「答えられない問い」の中でぐるぐる回っていても、結局口のうまいやつが勝つだけである。

本書ではそうした「問題の言い換え」が行われる。

筆者の意見も述べられてはいるが、読むべきところはそこよりも「問題への取り組み方」だろう。

そういう意味では単純に「問いの答」を知りたい人にはあまりオススメできないだろう。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外観はとてもきれいでしたが、本文中にかなりマーカーで線引きされており読みづらかったです。
2010年2月6日に日本でレビュー済み
久しぶりに良い本を読んだと素直に思える。他のレビューにもあった通りこの本は答え合わせではなく、何故そのような考えに行き着くのか?の過程を考える本だと思う。答えだけ求めてしまうと、題名にもある「なぜ人を殺してはいけないのか」については全く答えになっておらず、その辺の親父の戯言レベルの回答でしかない。しかし何故そんな疑問が出てくるのか?を起点にして問題を考える意味は大いにあると思う。1点、どうしても解せないのは作者が成人、未成年の区切りで責任感や精神的な成熟加減をあまりにもハッキリ分けてしまっている所。普通その定義自体にも疑問が出るものだと思うのだが・・。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月29日に日本でレビュー済み
タイトルの「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いの他に「他人に迷惑をかけなければ何をやってもよいのか」,「死刑は廃止すべきか」など10の難問に対して答えることを試みています.

「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いはテレビなどでも取り上げられ,一時期話題となりました.確かに大人には答えにくい質問です.いくつかの答えが世間にはありますが,著者はそれらを吟味し,考える道筋を示してくれます.表面的な答えや一面からの答えというのはいくらでもあるのですが,とことん論理的に突き詰めていく姿勢というのにはある種の感動を覚えました.

答えそのものに対しては異論のある方もいらっしゃると思いますが,論理的思考を学ぶという面では非常に優れています.
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生の意味とは、自殺や不倫や売春はなぜいけないのかなど、正解がないと問いが並べられている。読者は著者と一緒に考えることになる。「人生には『意味』も『目的』もありはしないのである。人生にははじめから何か意味や目的があると考えることは人間に特有の、そしてその本性にいかにも見合った錯覚である。この事実は論理的には絶対に否定できない。」(29頁) もやもやがなんとなく晴れたようだ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年12月15日に日本でレビュー済み
まあ、確かにタイトルは『なぜ人を殺してはいけないのかという問い』という形にした方が誤解も少なくて済むのではないかと思います。
なぜならこの本は、人間にとって普遍的であるような倫理的な「問い」を、解答を出すための適切な形に「問い直す」ことが主たる目的であって、そうした問題に解答そのものを示すものではないからです。
ではそれが理由でこの本はダメかというと決してそんなことはありません。なぜならこの本は、著者の小浜逸郎先生の批評家としての魂と、哲学的精神とがそれぞれ頂点で融合したものと言えるからです。
小浜先生は本質的に「批評家」であると思います。最近のように独自の哲学体系の構築を目指して思索するよりも、実は物事を批判的に見る視点が非常に優れている人なのではないかと思います。極端な言い方をすれば、常に論敵がいた方が文章が生き生きしてくる。
ですのでこの本のように、偏った問いかけやイデオロギー的なものとがっぷり四つに組んで格闘している姿こそ小浜先生には似合う。先生の哲学的思索はかくあって欲しいというのが個人的な感想です。
この本には答えが示されていません。ただひたすらに「問い」の「問い直し」が行われ、著者の考えが随所で述べられているだけです。だが、だからこそ私たちはそれを参考にして自分で考えることができる。なぜ人を殺してはいけないのか、などの人間にとって普遍的な問いは結局自分自身で答えを出していくしかないということを身をもって教え、私たちに体感させてくれる。それがこの本の最大の魅力であると思います。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月25日に日本でレビュー済み
タイトルに釣られちゃうと思うんだけど、他にも色々書いてある。

目次
第一問 人は何のために生きるのか
第二問 自殺は許されない行為か
第三問 「私」とは何か、「自分」とは何か
第四問 人を愛するとはどういうことか
第五問 不倫は許されない行為か
第六問 売春(買春)は悪か
第七問 他人に迷惑をかけなければ何をやってもよいのか
第八問 なぜ人を殺してはいけないのか
第九問 死刑は廃止すべきか
第十問 戦争責任をどう負うべきか

一応、類似本
倫理の危機?―「個人」を超えた価値の再構築へ (広済堂ライブラリー)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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