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援交少女とロリコン男: ロリコン化する日本社会 (新書y 147) 新書 – 2006/1/1
圓田 浩二
(著)
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社洋泉社
- 発売日2006/1/1
- ISBN-104896919858
- ISBN-13978-4896919851
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年3月14日に日本でレビュー済み
少女の自己実現を刺激し性的に搾取する芸能ビジネスに欲情する男のいる限り、問題は尽きない。
2015年1月13日に日本でレビュー済み
日本は昔から大和撫子と言われるような女性が尊重されましたが、見方を変えると男性の奴隷のようなものであり、社会的地位の低かった昔の女性を象徴しているように思います。しかし現代は女性の社会進出に伴い、社会的地位も昔から見たら女性も高くなりました。と同時に強くなったと思います。しかし、そういう女性に対応出来ない男性が弱い対象の女性に目を向けるのが、ロリコンだと思います。大人の女性に対しての適応力に欠けている人がなるように思います。
2006年4月23日に日本でレビュー済み
「少女」が作られた存在であり、本当は大人の女性であって、
それに魅力を感じるのが当然なのだとすれば、
変態を意味するロリコンと言う呼び名自体が危うくなるのではないだろうか?
それに、一言にロリコンと言っても幅は広く、対象年齢によって様々な嗜好が存在する。
幼女好きも援交好きも同じロリコンと呼ばれるだろうが、
前者にとって後者はロリコンの範疇には入るまい。
援助交際をする男だけでロリコンを語るのは無理があるだろう。
それに魅力を感じるのが当然なのだとすれば、
変態を意味するロリコンと言う呼び名自体が危うくなるのではないだろうか?
それに、一言にロリコンと言っても幅は広く、対象年齢によって様々な嗜好が存在する。
幼女好きも援交好きも同じロリコンと呼ばれるだろうが、
前者にとって後者はロリコンの範疇には入るまい。
援助交際をする男だけでロリコンを語るのは無理があるだろう。
2006年1月22日に日本でレビュー済み
日常化する援助交際。そして、増殖するロリコン男。「売る側」「買う側」へのインタビューを通じ、「ロリコン化する日本社会」の姿を明らかにする。
全体の3分の2位が、援交少女と買春男へのインタビューで構成されているが、正直、目新しいところはなく退屈。少数へのインタビューで、社会現象を語るというのはちょっと無理があると思う。
第4章の「男はロリコン化しているのか」はなかなか面白い。
そもそも「少女」というカテゴリーは、近代に入ってから、性的に未成熟な子供と成熟した大人の間に無理矢理作られたものであり、本来性的な機能としては十分に大人であるといえる「少女」に対して性的な魅力を感じるのは当然であるという。
さらに、作られた存在である「少女」の中に、男たちは自らや成熟した女性から失われた「かわいい」「純真」「無垢」などの幻想を見出す。このことが男の少女に対する特別な感情を生み出す。メディアは、少女にまつわる幻想と性的に成熟したイメージを重ね合わせて、商品化する。コミュニティの崩壊や少子化が幻想の強化に拍車をかける。
これこそ、現代日本のロリコン化社会の構図であるという。
本書は、単純な道徳規範による援交、ロリコン批判とは一線を画すものとして評価できる。「自分はロリコン=変態なのではないか?」と悩む人は読んでみて欲しい。(第4章だけでよいが)
なお、全体として他の著作からの引用が多く、独自の知見が少なかったのは残念。
全体の3分の2位が、援交少女と買春男へのインタビューで構成されているが、正直、目新しいところはなく退屈。少数へのインタビューで、社会現象を語るというのはちょっと無理があると思う。
第4章の「男はロリコン化しているのか」はなかなか面白い。
そもそも「少女」というカテゴリーは、近代に入ってから、性的に未成熟な子供と成熟した大人の間に無理矢理作られたものであり、本来性的な機能としては十分に大人であるといえる「少女」に対して性的な魅力を感じるのは当然であるという。
さらに、作られた存在である「少女」の中に、男たちは自らや成熟した女性から失われた「かわいい」「純真」「無垢」などの幻想を見出す。このことが男の少女に対する特別な感情を生み出す。メディアは、少女にまつわる幻想と性的に成熟したイメージを重ね合わせて、商品化する。コミュニティの崩壊や少子化が幻想の強化に拍車をかける。
これこそ、現代日本のロリコン化社会の構図であるという。
本書は、単純な道徳規範による援交、ロリコン批判とは一線を画すものとして評価できる。「自分はロリコン=変態なのではないか?」と悩む人は読んでみて欲しい。(第4章だけでよいが)
なお、全体として他の著作からの引用が多く、独自の知見が少なかったのは残念。