スマホなどで、ウェザーニューズタッチを提供している、天気情報会社ウェザーニューズの「最年長社員」である著者が、88年間生きてきた体験と知恵を語りながら、天気と健康について考える本。
もともと、天気と健康には、密接な関係がある。ただ、雨が降れば気分が優れないというだけではなく、もっと何かあるはずだ、とは思っていた。それが、ひょっとしたら、人生とも関係するかもしれないし、ひょっとしたら、天気とうまくつきあっていければ、幸せとも関係し、最終的には、長生きにつながる? そんな希望を持ってしまうくらいに、不思議と元気がでてくる本。
もともと、ウェザーニューズが発行している「季刊SORA」で、コラムのような、天気の解説を書いていた関さん。だから、文章には定評がある。
まじめに、しっかりと仕事を楽しみながら、病魔と闘い、洋画では上のの美術展に、今も出展しているという、スーパー高齢者が、いったい何を感じ、何を思い、そしてどんなことを考えているのか。そして、毎日、空を見上げることが、地球に生まれたことが、日本のきれいな空気を吸い、おいしい水を飲んでいることが、本当に幸せなことなんだなぁと、改めて、感じてしまった本。
就職を控えた、わが二十歳の娘にも、ぜひとも読ませたい一冊となった。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
