横井氏は娯楽品を「不要不急のモノ」と言いました。
事実、娯楽は人間が生きていくために必ずしも必要なものではないのかもしれません。
しかし私は今苦境に陥っている企業に必要な力がこの「娯楽」の力だと思います。
私自身、以前食品小売業で働いており、この業界はいまだに最安競争が続き、そして次々と参加しているプレーヤーが廃業に追い込まれています。
人間が生きるために絶対的に必要とされる 衣・食・住 のひとつを扱う業界ですら、消費者から必要ないと宣言される企業が山のように出てきているのです。
必要なだけではこれからは生きていけないと私は身をもって感じました。
人は衣・食・住をある程度満たされると、いかに楽しく幸せに生きようかと考えると思います。
今までは「不要不急」とされた娯楽の分野で培われてきたコトが、今すべての業界で「必要」とされている、そして横井氏はその娯楽の本質とはなにかを生涯考え続けてきた方です。
そんな人の言葉が詰まったこの作品を私は大事にしたいと思います。

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決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば (P-Vine Books) 単行本 – 2012/9/28
伝説の任天堂開発者本人によって語られた開発哲学
「枯れた技術の水平思考」がついに、全貌を顕す!
GREE やモバゲー、脱出ゲームなど、
新しいソーシャルゲームが席巻する現代において、
「失われた技術に付加価値を探る」ビジネスモデルは金言のように、
現代のクリエイター達に受け継がれている。
横井軍平が提唱し、いままさに再評価著しい
「枯れた技術の水平思考」の可能性を、貴重な横井氏の発言原稿や、
影響を受けた現代のクリエイターの寄稿などを集め追及する。
☆特別寄稿
加藤隆生(SCRAP代表)
川田十夢(AR三兄弟)
真鍋大度(メディアアーティスト)
「この人がいなければ日本はもっとつまらない国だったでしょう。」
ーーー塚田正晃 (株)アスキー・メディアワークス 代表取締役社長
「ゲームの世界では、りんごが赤であろうが青であろうが関係無いんですよ。
それはりんごの絵を描けば
殆どの人が赤に感じてくれるわけですから」(横井軍平)本文より
ーーー猪子寿之 チームラボ(株) 代表取締役社長
「枯れた技術の水平思考」がついに、全貌を顕す!
GREE やモバゲー、脱出ゲームなど、
新しいソーシャルゲームが席巻する現代において、
「失われた技術に付加価値を探る」ビジネスモデルは金言のように、
現代のクリエイター達に受け継がれている。
横井軍平が提唱し、いままさに再評価著しい
「枯れた技術の水平思考」の可能性を、貴重な横井氏の発言原稿や、
影響を受けた現代のクリエイターの寄稿などを集め追及する。
☆特別寄稿
加藤隆生(SCRAP代表)
川田十夢(AR三兄弟)
真鍋大度(メディアアーティスト)
「この人がいなければ日本はもっとつまらない国だったでしょう。」
ーーー塚田正晃 (株)アスキー・メディアワークス 代表取締役社長
「ゲームの世界では、りんごが赤であろうが青であろうが関係無いんですよ。
それはりんごの絵を描けば
殆どの人が赤に感じてくれるわけですから」(横井軍平)本文より
ーーー猪子寿之 チームラボ(株) 代表取締役社長
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社スペースシャワーネットワーク
- 発売日2012/9/28
- ISBN-104906700470
- ISBN-13978-4906700479
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商品の説明
著者について
横井軍平 プロフィール
(よこい・ぐんぺい・1941 年9 月10 日 - 1997 年10 月4 日)
元・任天堂株式会社製造本部開発第一部部長。1941 年京都府 生まれ。
65 年同志社大学工学部電気工学科卒業。
同年任天堂に入社、翌年〈ウルトラハンド〉を開発し大ヒット商品となる。
以後〈ウルトラマシン〉〈光線銃SP〉〈ゲーム&ウオッチ〉
〈ゲームボーイ〉〈バーチャルボーイ〉など、
玩具・ゲームの世界で ユニークな商品の数多く開発する。
96 年同社を退社、株式会社コトを設立。
バンダイの携帯型ゲーム機〈ワンダースワン〉 の開発にアドバイザーとして参加する。
97 年、石川県小松市で北陸自動車道での追突事故に巻き込まれて死去。享年56。
(よこい・ぐんぺい・1941 年9 月10 日 - 1997 年10 月4 日)
元・任天堂株式会社製造本部開発第一部部長。1941 年京都府 生まれ。
65 年同志社大学工学部電気工学科卒業。
同年任天堂に入社、翌年〈ウルトラハンド〉を開発し大ヒット商品となる。
以後〈ウルトラマシン〉〈光線銃SP〉〈ゲーム&ウオッチ〉
〈ゲームボーイ〉〈バーチャルボーイ〉など、
玩具・ゲームの世界で ユニークな商品の数多く開発する。
96 年同社を退社、株式会社コトを設立。
バンダイの携帯型ゲーム機〈ワンダースワン〉 の開発にアドバイザーとして参加する。
97 年、石川県小松市で北陸自動車道での追突事故に巻き込まれて死去。享年56。
登録情報
- 出版社 : スペースシャワーネットワーク (2012/9/28)
- 発売日 : 2012/9/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4906700470
- ISBN-13 : 978-4906700479
- Amazon 売れ筋ランキング: - 537,338位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1982年、東京生まれ。編集者、文筆家、メディアコンサルタント。"まちを編集する出版社”千十一編集室 代表。アート・カルチャー書の出版プロデュース、ウェブ制作、著述活動の他、「十和田奥入瀬芸術祭」(2013、エディトリアル・ディレクター)、「CIRCULATION KYOTO」(2017、プロジェクト・ディレクター)など、紙やウェブといった枠を超え様々な地域プロジェクトのディレクションに携わっている。その他、ウェブマガジン「EDIT LOCAL」の企画制作、地域×クリエイティブワークショップ「LOCAL MEME Projects」を開催。著書に『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)、編著に『ローカルメディアの仕事術』(同)、『あたらしい「路上」のつくり方』(DU BOOKS)、共編著に『新世代エディターズファイル』(BNN)など多数。大正大学専任講師。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文中に出てくるエピソードで、「踏み台にされたことがある」て誰のことなんでしょ。
2012年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲームクリエイター、横井軍平氏の生前のインタビューからその「ものづくり」の哲学に迫る一冊。
本書はあくまでゲームについて焦点を当てているが、他の業界であっても当てはまる内容だ。
それは目的を外れた最新鋭は装飾に過ぎないということ。
今日の任天堂が、横井軍平氏の哲学とどの程度かけ離れているか照らし合わせてみると、苦境の理由を捉える一助となるのではないか。
大企業が目指す道とベンチャーが目指す道の違いについても述べられているので、自分がどちらに立ちたいか確認するのも良い。
本書はあくまでゲームについて焦点を当てているが、他の業界であっても当てはまる内容だ。
それは目的を外れた最新鋭は装飾に過ぎないということ。
今日の任天堂が、横井軍平氏の哲学とどの程度かけ離れているか照らし合わせてみると、苦境の理由を捉える一助となるのではないか。
大企業が目指す道とベンチャーが目指す道の違いについても述べられているので、自分がどちらに立ちたいか確認するのも良い。
2012年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名著と呼んで過言ではない「横井軍平ゲーム館」はインタビュー集に近い体裁ですが、こちらは対談や自分で書いたものなど、横井さんの生前に掲載された雑誌や講演、文章を集めたものになっています。
まさに「遺稿集」と呼べるものではないでしょうか?
特筆すべきは任天堂マニアでウワサになっていた「わたしが任天堂を辞めた理由」が収録されていること。
この文章だけで読む価値があります。
非常に面白い内容でした。
現代ものづくりする人は必見だと思います。
まさに「遺稿集」と呼べるものではないでしょうか?
特筆すべきは任天堂マニアでウワサになっていた「わたしが任天堂を辞めた理由」が収録されていること。
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現代ものづくりする人は必見だと思います。