本書は、2000年5月から10月にかけて神奈川新聞連載されたファンケルの取材記事をまとめたものです。
今まで、一般の新聞や雑誌、通販新聞などさまざまな資料からファンケルを見てきたけれど、どれも同社のプレスリリースを元にしたものやあっさりとした取材ばかりで、いまいちその企業像というか、パーソナリティが見えない部分がありました。
本書は、神奈川新聞の担当者がファンケルの池森社長にたっぷりと時間をとっていただきインタビューをしてまとめただけあり、ファンケルという強力なマーケティング会社が、どのようにして生まれて、どこを目指して、どんな風な思考回路を経て現在に至ったのか、ということがわかりやすく紹介されています。
お客さまに対する考え方、さまざまな商品に対する考え方。価格についての考え方。利益に対する考え方。企業の成長についての考え方。プロモーションに対する考え方など、ファンケルの哲学がこの一冊に凝縮されています。
成長に次ぐ成長のあと、ひとつの壁に出会ったとき、値引きプロモーションをすることによって、価格のあり方を見いだした話などは、マーケティングに関する仕事をしているヒトには大いに参考になると思います。
新聞の連載と言うこともあり、マーケティング面でのツッコミが足りないという寂しさは否めませんが、期待通りの内容でした。

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ファンケル あくなき挑戦 (ベンチャー・ドキュメント) 単行本 – 2001/6/1
神奈川新聞社編集委員室
(編集)
無添加化粧品と健康食品の世界で常識破りの躍進を続けるファンケル・グループの起業理念と軌跡を追う。
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社神奈川新聞社
- 発売日2001/6/1
- ISBN-104907669070
- ISBN-13978-4907669072
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
巨大な老舗企業が覇を競う化粧品業界に「無添加」の旗印を掲げて切り込んで21年。健康食品業界に「価格破壊」を宣言して参入し7年。急成長したファンケル社・池森賢二社長の起業の軌跡をたどる。
登録情報
- 出版社 : 神奈川新聞社 (2001/6/1)
- 発売日 : 2001/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 250ページ
- ISBN-10 : 4907669070
- ISBN-13 : 978-4907669072
- Amazon 売れ筋ランキング: - 862,570位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 286位小売
- - 45,690位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2004年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年9月23日に日本でレビュー済み
ファンケルの化粧品はあまり肌にあわなかったので
リピートはしていないのですが、
ファンケルハウスの店員さんの対応のよさが好きです。
なにかよさそうな製品があれば、また購入したいと思っていたところだったので
ファンケルの化粧品について詳しいことが記載されている本かと
勘違いして手に取ってしまいました。。
社長の生い立ちから、企業までの苦労、企業後の取り組みなど、
ファンケルという会社の成り立ちと思想が書かれていました。
「会社の本」にありがちな、その会社万歳!!で
ゲンナリするということがあまりありませんでした。
ベンチャーに興味のない私ですが、あっさりめで当たり障りのないかんじだったので
すんなり読めました。
ベンチャー企業を起こそうとしている方が参考にしようと読むならば
物足りなく感じるかもしれません。
リピートはしていないのですが、
ファンケルハウスの店員さんの対応のよさが好きです。
なにかよさそうな製品があれば、また購入したいと思っていたところだったので
ファンケルの化粧品について詳しいことが記載されている本かと
勘違いして手に取ってしまいました。。
社長の生い立ちから、企業までの苦労、企業後の取り組みなど、
ファンケルという会社の成り立ちと思想が書かれていました。
「会社の本」にありがちな、その会社万歳!!で
ゲンナリするということがあまりありませんでした。
ベンチャーに興味のない私ですが、あっさりめで当たり障りのないかんじだったので
すんなり読めました。
ベンチャー企業を起こそうとしている方が参考にしようと読むならば
物足りなく感じるかもしれません。