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カニバリズム1&2

4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

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新品 中古品
CD, ダブルCD, 1997/5/28 ダブルCD
¥1,377

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曲目リスト

ディスク: 1

1 ファザー・キャンノット・イエル
2 スープ
3 マザー・スカイ
4 シー・ブリングス・ザ・レイン
5 マッシュルーム
6 ワン・モア・ナイト
7 アウトサイド・マイ・ドア
8 スプーン
9 ハレルワ
10 アムン
11 ディジー・ディジー
12 ヨー・ドゥ・ライト

ディスク: 2

1 アップヒル
2 プヌーム
3 コネクション
4 マザー・アップダフ
5 リトル・スター
6 テレビ・スポット
7 ドコエ
8 タートルス・ハブ・ショート・レッグス
9 シカク・マル・テン
10 ゴモラ
11 ブルー・バッグ
12 レッド・ホット・インディアンズ
13 ハーフ・パスト・ワン
14 フロー・モーション
15 スモーク
16 アイ・ウォント・モア・アンド
17 ラフ・ティル・ユー・クライ
18 アスペクタクル
19 アニマル・ウエイブス
20 サンシャイン・デイ・アンド・ナイト
21 E.F.S.ナンバー7
22 メルティング・アウェイ

商品の説明

内容紹介

Japanese Exclusive Reissue of this Out of Print Japanese Greatest Hits Compilation.

Product Description

Japanese Exclusive Reissue of this Out of Print Japanese Greatest Hits Compilation.

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 81.65 g
  • メーカー ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • EAN ‏ : ‎ 4988006141575
  • レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B000005S6G
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
3グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カンを知って聴いている人間なら知っていることだが、マルコム・ムーニーとダモ鈴木以外の四人の当時30代のドイツ人は、音楽家としてある程度キャリアがあった。それがどうしたわけか、ドイツのケルン城を乗っ取って、いつまでも出鱈目な、アナーキーな演奏をするようになった。
この「カニバリズム」に収録されている曲は、いちおうロックとしてていをなしてはいるけど、もともとは雑音同然の音の塊を、ホルガ―・シューカイが編集したものである。「ユー・ドゥー・ライト」などは、半日以上かかった演奏をむりやり20分にしたという。エイフェックス・ツインもびっくりである。
ディスク1よりも、後期カンの曲が収まっているディスク2の曲のほうが、出来はイイ。けど、若いころの自分は、14分あった「マザー・スカイ」に熱狂していた。このCDでは上手に編集されているが。
そのホルガ―も、いなくなった。ヤキもいない。ミヒャエルもいない。生きているのは、イルミンのみ。
このディスクには、勇気あるドイツ人のあらゆる試行錯誤が、いびつなかたちで収録されている。聴きたいやつだけ、聴けばいいのだ。僕は、19歳でこれを聴いて、今も聴いている。
2015年8月29日に日本でレビュー済み
 日本でもお馴染みのホルガー・シューカイが在籍し、1960年代後半から活動を始めたドイツの前衛バンド、CANの2枚組ベスト。
 二代目ヴォーカリストは日本人ヒッピー、ダモ鈴木ということもあり、親近感を持たれる要素はあったが、何せ当時はゼップ、パープルなどのハード・ロック勢、ピンク・フロイドなどの英国プログレ系、CSN&Y、ザ・バンド、ドゥービー、etc、アメリカン・ロックの台頭もあり、非常にマイナーな存在だったなあ。
 
 CANの最高傑作は、1971年リリースの2枚組『タゴ・マゴ』だというのが、大方の意見。
 本作は初期、中期、後期、未発表音源まで全34曲、収録時間もぎりぎりの146分。ギュー詰めだ。サーヴィス精神旺盛!

 「時代を40年先取りしている」という有名な評があるが、40年以上経って、聴き直してみても全く古びていないし、あと50年くらい大丈夫じゃねえの?(笑)

 音源をかなり加工していて、一聴、オリジナルと印象が異なるものもあるが、まるで試聴用サンプラー、ショウケースみたいであり、しかも、シューカイの手によるものだろうが、かなり、高品度な編集作業がなされているのだ。

 例えば、『タゴ・マゴ』3面を占める「Aumgn」は、10分以上短縮されている。しかし、それなりに、ちゃんとした作品として聴ける。
 「Aumgn」は、狂気を孕んだ擦絃、透明感溢れるキラキラしたギター、男の低い呻き声(狙い過ぎで失笑してしまうけど)などが絡むナンバー。
 恐怖映画のサントラ、ノイエ・ドィッチュ・ヴェレの重要グループであるP16.D4に繋がる不気味音楽の元祖みたいで、個人的にチョー名曲かつ問題作だと思え、気に入った方は、是非オリジナルを聴いてみてください。

 まあ、誰にでもお薦めできるものでもないから、★一つ引いて、四つにしておこう。
 
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