Amazonレビュー
音楽ファンの間で密かに愛好されるような存在だったAcoだが、ドラマのタイアップでOLなど一般層にも知られるようになった。本作は、そのきっかけとなる出世曲<2>を含む4作目である。
官能的に粘りつくヴォーカルと、元電気グルーブの「まりん」こと砂原良徳らによるダブ・アンビエント的な音が絶妙に絡みあう。やるせなく痛い雰囲気が生々しく感じられる傑作だ。シングルとなった<2><3><4><10>やスティーヴィー・ワンダーの<5>などを収録しているが、このアルバムの要素を凝縮させたような<3>と<7>に特に惹かれる。(麻路 稔)
メディア掲載レビューほか
「Lady Soul」に続く通算4枚目のアルバム。降谷建志、サトシトミイエ、砂原良徳他が参加。 (C)RS