最近元の映画のDVDを手に入れたのだが、タイトル曲が記憶と違っている。途中に省略があるのだ。このCDには記憶通りのタイトル曲が入っている。だからDVDを買った人にもお勧め。
この映画の魅力はいっぱいあるが、その筆頭が、ポール・マッカートニーが歌っているタイトル曲「Live and Let Die」。いかにもあの時代の歌詞にダイナミックで音色豊かな曲が付いている。サービス精神丸出しのこの映画にポール・マッカートニーは意外だったが、この曲がないと映画に深刻な印象が加わってしまう。ペッパー警部だけではいささか田舎っぽい。映画の厚みが、このタイトル曲一つで豊かになる、不思議で魅力な曲である。