第1シリーズ中盤からの主題歌・FLESH & BLOODをはじめ、そのアレンジ曲群が実に傑作で、レッツ&ゴー個々の曲としては一番おすすめな曲の入ったCDです。
3曲目がそれで、『熱き戦士たち~FLESH & BLOOD~』の中に、FLESH & BLOODのアレンジが続けて4曲収録されており、アップテンポの一番熱き曲! それを若干スローテンポにした燃える曲! そして一転、ピアノの音色が耳に心地よいスローアレンジの曲。最後に、それを更にスローにした美しいピアノソロアレンジと、名曲4曲が入っています。
3番目の曲は楽器違いの曲があるのですが、そちらは未収録。
また、サマーレースで豪が遅れを取り戻すため激走し、船へ向かってマグナムトルネードする場面等に使われた主題歌インストゥルメンタルも残念ながら未収録。
主題歌・FLESH & BLOODは、TVサイズでは歌詞が編集されており、フルサイズでは歌詞の順番が違っているため、あえて馴染みのTVサイズで収録されているのも嬉しい。
当時、友人が、「この曲かなり好きだ」と言っていたのをよく覚えており、オープニング映像も凝った演出でとてもかっこよかった。
他はバトルレースのテーマが多く、その中で『サマー・ホリディ』はゆったり和やかな安らぐ曲です。
レイスティンガーの曲は、実際劇中使用されたものはコーラスが入っていないため、若干印象違って感じるかもしれません。
鉄心先生のテーマも入っておるぞ。
レッツ&ゴーのエンディング曲は、なぜかあまり印象に残っていないものが多いのですが、このCD収録の『恋のターゲットボーイTVサイズ』も曲は印象に残っていなかったものの、なぜか聴いていたときの雰囲気が思い起こされて、たぶんそれは、この曲が使用されていた頃が一番作品が盛り上がっていた頃だったからではないかと思います。私の一番好きなキャラ、沖田カイが登場し活躍していた辺りです。曲は朧げなのに、その頃に一瞬ふと戻ったような、なにか不思議な体験でした。
『熱き戦士たち』はWGPにも流用されて印象に残っている人は多いはず。これはレッツ&ゴーの最高名曲、是非お聴きあれ。