1994年、オランダのプログレバンド・FOCUSのベスト盤です。
FOCUSは、Thijs Van Leer (Key, Flute, Vo)とJan Akkerman (G)の2人が中心となったバンドで、世界規模で成功を収めました。
音楽性は、いわゆる「プログレ」なのですが、
「クラシック的なメロディー・センス」&「Jazz的な即興性」をかみ合わせた楽曲(クラシック・ジャズ?)を、
「ロックのダイナミクス」で演奏する。。。といった感じです。
選曲 / オリジナル・アルバムは、
tr. 2〜4 / 「In & Out of Focus」(1970)
tr. 1, 5〜7 / 「Moving Waves」(1971)
tr. 8,9 / 「Focus 3」(1972)
tr. 10 / 「Hamburger Concerto」(1974)
tr. 11〜13 / 「Mother Focus」(1975)
tr. 14,15 / 「Ship of Memories」(1977)
tr. 16 / USシングル盤「Hocus Pocus」B面曲(1971) 。。。となっています。
tr. 1は、FOCUSで最も有名な曲です。(全米9位!)
tr. 16は、「Hocus Pocus 2」と呼ばれている曲で、USシングル盤用の新録テイクです。
この手の音楽は、曲ごとに聴くのではなく、アルバムごとに聴くのが基本です。
ですが、「FOCUS初心者」には、パンフレット的な便利な面もあります。
「FOCUS初心者」に、オススメします。
また、英国プログレにある「ウェット感」や「壮大さ」が無く、カラッとした感じなので、
「70's クロスオーヴァー(Fusion)・ファン」にも、いいのでは?と思います。
何となく、「プログレ」と「クロスオーヴァー」の中間的な印象があります。
(ベスト盤なので、「☆-1」しています。)