レビュー
主演のアイドルさえかわいく撮れていれば、後は何をやってもいい。菊池桃子の映画デビュー作となった『パンツの穴』は、その図式を両極端な方向に暴走させたという点で、アイドル映画史上もっともアナーキーな作品と言えるだろう。童貞期のモンモン・パワーに突き動かされた数々のエロ行為(盗撮、下着ドロなど)と、下品な下ネタが暴走していけばいくほど、当時16歳の菊池桃子のかわいい無垢な笑顔は輝きを増していく。つまり菊池桃子がスイカなら、エロ&下品さは塩というわけだ。しかも今回は、高画質スクイーズ・ニューマスター仕様のため、彼女の輝きがビデオよりも格段にアップ。青春期特有の甘酸っぱい胸キュン感と下半身モヤモヤ感が同時に甦ってきたぜ。ク~! (小暮秀夫) --- 2002年06月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
監督: 鈴木則文 出演: 菊池桃子/山本陽一/武田鉄矢
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)