『震災編』は、阪神淡路大震災の後のことを歌っています。
関心を持っているのも一時のことで、責任のある立場にあっても所詮は他人事と思っている人、
ボランティアのような顔をした火事場泥棒などを攻撃し、徹底的に被災者の側に立っています。
『宗教編』を聴いたとき、「コイツは男だ!」と心の底から思いました。
直接名前は出していませんが(かなり際どい部分もありますが)、聴けば何のこと
を言っているのかすぐに分かります。
大勢の人々が思っている普通のモノの考え方を叫び、無責任な報道、そして多くの人々を
喰いモノにした集団を痛烈に攻撃しています。
個人的に、この2曲は『怒りのグルーヴ 〜総集編〜』みたいな形にして、アルバム
で出して欲しかった。もっとも、内容的に無理だったのかも知れませんが。
思っていても言えないことが多い現実ですが、それを形にしたのは凄いことです。