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BAROQUE/バロック

4.6 5つ星のうち4.6 12個の評価

仕様
価格
新品 中古品
CD, 2002/11/7 1枚組
¥427

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曲目リスト

1 della colpa mia
2 Bread and Wine
3 Staff of Comfort
4 Corcovado
5 Friction
6 fantasma che vaga
7 My Perfect Function
8 CIRCOLAR
9 Flower and Ice
10 Color is the Sky (Remix)
11 beauty

商品の説明

Amazonレビュー

どぎつい口紅。脂粉の匂い。猥褻(わいせつ)なくらいに露出した肌。そういうものを連想せずにはいられない。「女」の存在を露骨に感じるアルバムである。
子音や吐息を強調したヴォーカルが意味するものは、誘惑的で半開きな、女の肉感的な唇。世紀末的にどろどろと爛(ただ)れながら、不思議に抒情的なアレンジが意味するもの、それはずばり、サディスティックで妖艶な女の、あやうく、いびつな美しさである。
ジョビンのボサノヴァの名曲にグレゴリオ聖歌のイントロをぶつけた「Corcovado」、モーツァルトのトルコ行進曲と気づかないほど扇情的な抑揚をつけてべっとり歌う「fantasma che vaga」、パッヘルベルのカノンに虚無感漂う重厚なビートを刻印した「CIRCOLAR」。どれも、よくぞやってくれたというくらいに危険な香り漂うアレンジだ。
これらの露出狂的な“やり過ぎ”感はすべて確信犯。このエロスの暴力に屈するか、不感症を決めこむかは、聴き手しだいである。ただ一つ言えるのは、ここにあるのはただの見せびらかしではなく、せつないくらいに純粋な交感を求める意志ではないかということだ。書上自身の言葉を借りるなら「いやらしいけど不潔じゃない」「汚いけれど崇高で高貴」。このアンバランスで過剰な美は、書上だけの傑出したセンスの賜物(たまもの)であるばかりでなく、ある種、今の時代を映す鏡かもしれない。(林田直樹)

メディア掲載レビューほか

エキセントリック・オペラ歌手、書上奈朋子(かきあげなほこ)のファースト・ソロ・アルバム。メナード化粧品CMソング「della colpa mia」他、クラシックをベースに、アンビエント、トリップ・ホップなどをミックスしたサウンドを収録。 (C)RS

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 105.17 g
  • メーカー ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • EAN ‏ : ‎ 4988013411708
  • 時間 ‏ : ‎ 55 分
  • レーベル ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00006JJDC
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 12個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
12グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても好きです。
書上ちゃん最高。いつも寝る前にきいています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで聞いたことがない音楽の類のように

思えました。

毒々しく、深く切ない、けど美しい。

1曲1曲大事に聞きました。

次も出たら是非欲しい〜!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ささやきかけるような女性ヴォーカルとエッジの尖った打ち込み。ここまでハイセンスな世界観を作り上げれるアーティストは日本にはなかなかいない。なぜか曲によってとてもカッコ悪かったりするので、人に聴かす時は曲を絞ります。個人的には1.della colpa mia、8.CIRCOLAR、11.beautyがお気に入り。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書上奈朋子の存在を知ったのはエキセントリックオペラの時だ。
ただその記憶は私の中で薄れつつあった
BAROQUEの制作風景をSoune&Recording Magazineで見たとき久しぶりに
新しい匂いをかんじざるおえなかった
CDのジャケットデザインも洗練されており
サウンドは漆黒の暗闇の中から 光を少しでも放つモノを拾い上げるような
愛を感じるのである
艶のある 濃淡
日本にこんな女性が存在していることを誇りに思う
久しぶりに剥き出しを感じた
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月24日に日本でレビュー済み


心底オリジナリティに溢れていて、

何処までも美しく、そして狂おしい。

甘い囁きで愛を奏で、やさしく包み込んで

くれるかと思いきや、

突然、隠されていた凶器で、

容赦なく身を刺される。

一瞬恐怖すら覚えるこの才能に、

ただただひれ伏すしか、他に道が ない。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年9月14日に日本でレビュー済み
とにかく、もっと知られていいアーティストですね。エキセントリック・オペラといい、数々の客演といい、キャリアはかなりのものがありながら、もう一つ知名度に関しては低い。ポニー・キャニオンから出している利点が活かされていないのが残念です。それくらいアーティスト・パワーを持っている彼女。日本でも、洋楽に目を移すと、ビョークがあれだけ評価され、聴かれているのだから、知られさえすれば書上奈朋子がもっと一般的に評価されるのは間違いないでしょう。

このソロ名義での初のアルバム(2002年作)は、これまでと違い、全て自分で歌い完全なるボーカルアルバムとなっていながら、歌に比重が傾いたというわけではなく、過剰で斬新かつ緻密なサウンド・プロダクションは本当にこれまでにも増して研ぎ澄まされています。その中で、彼女のボーカルは、とてもオーガニックであり、これまでのアルバムの中でも、屈指の生々しさを演出しています。そういう意味で、全く別物であり、彼女は少しも意識などしていないでしょうが、やはりビョークが好きな方は、非常にしっくりくるのではと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年11月12日に日本でレビュー済み
エキセントリックオペラの書上 奈朋子がついにここまでしたか!という凄すぎる内容。エキセントリックオペラ時代の多重コ-ラスに加え書上自身の透明なウィスパ-ヴォイスがどこまでも切なく女心を歌い上げている。ビョ-クよりゴ-ジャスながらポ-ティスヘッドのようなトリップホップ系のすさんだ雰囲気ももつ。中世教会音楽の荘厳さとエレクトロ、ノイズの見事なまでの融合。
世界に誇るア-ティストだ!
絶対聴いて損はしない。人生でこれほどのアルバムには巡りあえないであろう。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年3月27日に日本でレビュー済み
う-ん。びっくり。なぜクラシックで扱ってるかはわかんないけど。
でもってなんでこんなに顔がアップなのか?なんて思ってたけど。
CMから検索で直ぐ注文しちゃった。で、一曲目以外にもこれまたびっくり。3曲目のストリングス。確かに芸大出ならではの圧巻なアレンジだし、それに自分のアカペラの曲を凄いリミックスしちゃっているところなんて、このカキアゲさんっていったい何者??って。これからも出たらすぐ買おう。要注意人物。かなりのハイレベルな混血っぷりにもう負けたよ。カキアゲさん。って女だからこれまた負けちゃう。女の私がかなりファン。見たい。本物。確かにバックの音聴くとこれはクラシックといえるかもね。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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