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DVD 怪奇大作戦 Vol.6

4.3 5つ星のうち4.3 32個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD, 色 1枚組
¥4,156
フォーマット
コントリビュータ 勝呂誉, 特撮(映像), 松山省二, 岸田森, 小橋玲子
稼働時間 2 時間 4 分

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商品の説明

レビュー

監督: 鈴木俊継/実相寺昭雄/飯島敏宏 脚本: 市川森一/石堂淑朗/佐々木守/藤川桂介 特殊技術: 佐川和夫/大木淳 出演: 勝呂誉/岸田森/松山省二/小林昭二/小橋玲子/原保美
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4560164820556
  • メディア形式 ‏ : ‎
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 4 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/4/23
  • 出演 ‏ : ‎ 特撮(映像), 岸田森, 勝呂誉, 松山省二, 小橋玲子
  • 販売元 ‏ : ‎ ビクターエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B0000VORD0
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 32個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
32グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月17日に日本でレビュー済み
「怪奇大作戦」は何十年も前に、シリーズを見ており、怪奇性と岸田森のカッコよさが印象的であった。なかでも、「京都買います」は優れたエピソードであった記憶があった。ここ数年、私は映画やテレビのロケ地を旅行することを楽しみにしているが、金戒光明寺をロケ地にしている作品を探していた時に「京都買います」がロケ地であることを知り、久々に再見した。
本作は、岸田の主演であるが、岸田が珍しく捜査対象の女性(演、斉藤チヤ子)に恋をするという設定であるためか、岸田はいつもの陰のあるクールな演技ではなく、むしろ感情的で、いくつかとぼけたユーモアのあるシーンもある。
本作を見て驚くのは、ロケ地の多さ。京都の寺を知る人であれば、不自然な移動の仕方で、場面が切り替わると、ひとつの寺から別の寺にいつの間にか移動しているほど。冒頭は、京都市左京区の金戒光明寺からだが、以下が登場順に、本編で主に岸田が移動した寺となる。太秦(うずまさ)近くの広隆寺。仁和寺。金戒光明寺。宇治市の平等院。金戒光明寺(山門に岸田は登っているが、現在一般客は登れない)。高台寺圓徳院の三面大黒天。宇治市の萬福寺。東福寺の通天橋。金戒光明寺。知恩院。銀閣寺。高台寺。
上記のように金戒光明寺には複数立ち寄り、各寺の地図上の位置を考慮しない登場順となっているが、最終盤は京都市の北が舞台で多くは嵯峨野にある以下の寺が登場。化野(あだしの)念仏寺。常寂光寺。二尊院。光悦寺。平野屋(寺ではなく鮎料理の老舗で、化野念仏寺に近い)。ラストシーンは苔の美しい祇王寺(ぎおうじ)。祇王寺は悲恋の尼寺として知られており、本作のストーリー展開としてもふさわしい歴史をもつ。
エンディングで登場するのは、京都タワー、東寺の五重塔、新幹線と、最後まで京都の名所が紹介される。本作は、一度目はストーリーを、二度目以降は名所の数々を楽しみたい作品。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウルトラシリーズの後番組だったと思いますが、
よくもあの子どもの時間帯にこのようなハードでコアな
内容をもつ作品を提供し続けたものです。
当時のスタッフ及びキャストに感心します。
「京都買います」はやはり名作です。
これだけでも鑑賞する価値があります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お陰様で念願の京都シリーズを手に入れることができました。
中でも「京都買います」が大好きで、再度見てみるとよくできた作品であることを改めて感じました。
魔笛のギター演奏が全編に流れる中、岸田森さんと斉藤チヤ子さんの演技がとても印象的でした。また実相寺昭雄監督の演出も素晴らしいです。
(須藤美也子の「仏像以外のものを信じようとした私が間違っていた、それだけのことです」このセリフは忘れられません)
私はこの「京都買います」のロケ地となった、金戒光明寺や嵯峨野へも行き、当時(昭和44年)に思いをはせました。
怪奇大作戦の最高傑作であると思っています。
また、「呪いの壺」も大変よくできた作品で、花ノ本寿さんの演技がとても印象的でした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京都買いますのために買いました
名作の名に恥じない作品でした
プロットだけでも映画化しても良いくらいの重厚なストーリー。緻密な感情描写
派手な映像やアクションシーンを求めず、ストーリーや俳優の演技のみで惹きつける作品であり、近年の映像作品にはホトホト愛想がつきます
できればベテラン俳優陣営でリメイク映画化してほしいですね。北野武監督あたりで
やはり映画やドラマは感情描写をどう描くか、映し出すかによって後世に名作と評価されるのでしょう

最後にフジテレビ系の映画、ドラマよ消えてしまえ!駄作製造会社
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月12日に日本でレビュー済み
『D坂の殺人事件』での実相寺昭雄監督といえば我々世代にとっては『ウルトラマン』『ウルトラセブン』である。だがそれとは別に子供心にも鮮明な記憶として脳裏に焼き付いた作品がある。それが『怪奇大作戦』で中でも特に鮮烈な印象を残したのが『京都買います』である。そう考えると無性にこの作品が観たくなり、今回レンタルして数十年振りで観直した。
京都を仏像を愛する者だけの都に変えようとする邪悪なカルト教団。そのメンバーである須藤美弥子を救いだそうとする物語だが、これに科学捜査するSRIの牧史郎が絡み、切ないラブストーリーへと変貌してゆく展開が堪らない。両者が研究所で遭遇し、程なくして惹かれ合うのは当然の成り行き。そんな関係が構築される中で彼女の心に微妙な揺らぎが生じ始める。
牧が行く先々で目撃する不可思議な雲水達。彼らは須藤美弥子に付き纏い、時として牧の行動を阻むように現れる。実は彼らは須藤美弥子の心変わりを警戒した教団側が付けた監視役であり彼女もそれが解っている。そんな圧力が掛かる中で牧へと傾く心を必死に制御しようとしていた彼女の想い。公私の狭間で揺れる女心。流石にこれは当時の子供では理解が及ばなかったのは当然。今回見直して漸く解った。
最終的に教団側の教授を逮捕した事で事件は解決する。だが彼女の仏像への愛着と執着心は揺るがない。牧の尽力も及ばず彼女は毅然として去って行く。だがこれで物語は終わらなかった。尼僧となった須藤美弥子が仏像に変わり涙を流す衝撃のラストが控えていた。この場面は子供心にも相当響いており、今日までその記憶を留めるに至った。
彼女は京都の仏像を救済する為に現れた化身のような存在であり、牧との逢瀬を重ねるに連れ、彼に募る思いが由々しき事態を齎す危険性を感じ取り、敢えて彼への想いを断ち切った。だがそれは本意ではなくその真意を伝えるべく現れたが、同時に最後の別れとなる覚悟が惜別の涙となって溢れた。個人的にはそう解釈したい。そんなファンタジックな余韻に浸れる僅か30分の物語だが、その完成度と切なくも哀しい愛の顛末に魅了される。

【雑感】
約50年振りで観たが本当にレベルが高い。今風にリメイクして欲しい位だ。それにしてもこのような密度の濃いドラマが日曜の19時で放映されていたというのが凄い。今と違い当時は規制も緩やかだったのではないか、その内容は明らかに大人向けであり今観て漸く解る。ラストに象徴されるような映像感覚が齎す心に染み入る切ないドラマは大人の鑑賞に堪え得る極上のラブロマンスである。特撮を必要最小限に抑えてバランスを保ち、悲恋ドラマとして30分という枠内できっちりと収めた実相寺監督の演出は見事という他ない。
改めて当時のTVドラマの完成度の高さに驚かされ、その見識の高さに唸らされる。そこから伝わる作り手の熱意と思い入れ。果たして現在の30分枠でこのようなドラマが撮れるか甚だ疑問。今はビジュアル的な見映えの良さが先行した結果、見せるテクニックは向上したが何ら心に響かない。昔は良かったとは言いたくないが作る側の真摯な姿勢と創意工夫は昔の方が勝っていたように思う。

【雑感2『呪いの壺』】
同じく実相寺監督によるこの作品も良く出来ており『京都買います』と甲乙付け難い出来栄え。こちらは復讐に取り憑かれた男の物語で復讐を生き甲斐とした男に冬の京都が寂寥感を伴うような風景となって溶け込み、全編を陰鬱とした空気が覆う展開となった。
贋作を作らざるを得ない関係となった陶芸家を父に持つ息子が、その報われない努力を復讐に変えて虚しさを晴らそうとする。その手段がリュート物質が放つ特殊な放射線。これが混入した壺に太陽光線が当たると化学反応により鑑賞する眼を通して絶命させるという荒唐無稽な殺害。瞬時に眼が金色となって破戒される場面が結構リアルで子供の頃はこの場面が最も強烈な心象を残したが今回も同様。50年という時間の風化を感じさせない。シンプルイズベストである。
そして犯人が追跡され辿り着いた古刹。観念した男は持病の喘息によりリュート物質が飛散する。その瞬間齎される恐ろしくも美しいクライマックス。リュート物質と心中するように光る眼と連動して起こる寺の炎上する精巧な美しさは本物かと見紛うばかりで、放映された当時は実際に寺が燃えていると思い込んだ人が多かったというのも納得できる程のリアルさ。轟音と共に瓦を伝って瞬時に炎上し崩落するまでの僅か数十秒に込めたスタッフの意気込みと熱意が伝わるような映像表現は完璧に近い。改めてその技量の高さに驚嘆しそのレベルの高さに感嘆せざるを得ない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年5月5日に日本でレビュー済み
秀作ながら今日の社会情勢に合致しないということで欠番となった第24話が収録されていないとはいえ、それに勝るとも劣らない実相寺監督による「呪いの壷」「京都買います」が収録されている本シリーズはDVD中一番の買いです。ウルトラQ復活した今、怪奇大作戦の復活を期待するのは私のようなオジンだけかな?
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岸田森さんを意識したのは「帰って来たウルトラマン」。写真でしか見たことのなかった怪奇大作戦も映像で見ると,たぶん兄の影響で見ていたんだろうなあと微かな記憶か,妄想がよみがえってくるような……。(東京オリンピック世代の私は当時4歳)地方局では再放送が繰り返されていたので,その記憶かも。
「京都買います」今なら,牧さんの心が分かるような気がする。
「ゆきおんな」初めて見ました。子を持つようになって,角田の捻じ曲げられた愛情も分かる気がする。(道義上許せないけど)
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
既に語り尽くされていますが・・・

収録作「呪いの壷」「京都買います」は、
時代背景、良し悪し含めた製作体制、異能で我侭な演出家、斬新な脚本、特異な要求をこなす俳優etc
その全てが重なり、現在では考えられない恐ろしいほど手の込んだ作品となっています。

この回の岸田森さんは、見なきゃ人生損します。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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