この人の音楽を全く聴いた事が無かったのですが、SACDを評価しているHPで評価が高かったので購入しました。
音楽自体は聴きやすいJazzとピンクフロイドの様な音楽と融合した様な作りの所もありますが、難解では無く、とても聴き易い作品だと思います。
私が大変気に入ったのは録音の方で、バリバリのサラウンド感がとても気持ち良いです。
5.1chを最大限いかした作りで、1曲目から音が部屋中にシャワーの様に広がって、SWから低音がバリバリ出てきます。
他の曲でも、サックスやペットがリアのサラウンド側に振ってあり、フロントのボーカル、パーカッション等とアンサンブルします。
ピンクフロイドのSACDの様に、音がグルグル回転する曲もあってかなり遊んでいて楽しい作品です。
バリバリのピュアオーディオ派の方には敬遠されるかもしれませんが、SACDマルチの環境をお持ちで、バリバリにサラウンドを生かしている作品を探している人には超お勧めです!