まずロックオンダッシュが敵の方向に加え、高さも合わせてダッシュするので、かなり使える機能になった。
そして新アクションのつかみ投げも、ボタンを離しても掴んだままになるので、投げる方向を決めやすく、非常に分かりやすかった。
前作でもの凄く読みにくかった字も、普通の楷書体が採用されてよみやすくなった。
説明書にも各キャラのコンボ一例が書かれ、大巫術コンボの出し方で戸惑う事もない。
とにかく前作での不満はほぼすべて解消されてと言っていいだろう。
ただし、エフェクトがかなり派手になったので画面が見にくいときがたまにある。
それと、画面にポリゴンらしさを消す為か、少しノイズのようなエフェクトをかけているのだが、これも個人で意見が分かれるところではないだろうか。自分としては目が疲れなくていいと思うのだが。
ゲーム全体として難易度が下がり、システムも改善されたので、アクションが多少苦手な人でも十分楽しめるのではないかと思う。
しかし、上に挙げた欠点が、もの凄く気になる人にはおすすめできない。
純粋な(技術を要する)アクションというよりは破壊の爽快感を重視するゲームというのが自分の意見だ。