脅かし系ではなく、じわじわと内側から責め立てられる様な恐怖。
これはゲームなんだと割り切ってみるとシンプルではありますが、
(BGM等は何も無く、屍人の呻き声やプレイヤーの声以外は足音や波の音、風の音だけ)
バイオや何かと違い、私達プレイヤーが操作するキャラクターが本当にリアルで怖いです。
どこにでもいそうな極々普通の一般市民。
拳銃なんかを持っているキャラもいますが、
HPは表示されないし、地図でも自分の向いている方向が確認出来るだけで現在地は表示されないので、
最初は不便だとも感じましたが・・・よくよく考えてみたら凄くリアルな作りではないか!と気付きました。
生身の人間が誰かに殴られたりしても残りのHPなんてわかるわけがないし、地図しかもっていないのであれば地図を頼りに歩くしかないのです。
やっている時何度も、
「もし自分がこの状況になってしまったら・・・」
と考えてしまいます。
操作なんかは難しいというよりは面倒くさいですが、
(ライトをつけないと鍵が開かなかったり、いちいち△ボタンを押さないとメニューが表示されない等)
まぁまぁ許容範囲です。
視界ジャック(幻視)なんかも慣れてくると楽しいですし。
結構凝ったゲームになってるので、攻略本は持ってたほうが良いと思います。
攻略本持ってるにも関わらず、「は??」ってことも多々あったので・・・
(まぁそれは私のおつむの問題かもしれませんが・・・爆)
直して欲しいところを上げるとすれば移動の操作かな・・・。
バイオと同じなんですけど(↑が前、↓が後ろ、←→で方向転換)やりにくくてしょうがないです。
走るのも遅いし(おまけに走ると見つかる確立UP)、
しゃがむとよじり歩きしか出来ないし、
(天誅をやりなれているのでどうしても回ろうとしてしまい立ってしまう!)
打撃系の攻撃では「動きおせーよ!!」とキリキリしますが、
「まぁ、そんな早く動けないよなぁ・・・自分」って思うと納得です。
久々に内容の濃いゲームを見つけたな、といった感想です!
友達の家で一緒にやって、夜道を歩いて帰る時滅茶苦茶怖かったです・・・。