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元々耳にはしていました。
音楽のコトはあまりよく解りませんが、音の感じがどこか優しく、どこか切なく感じられ、耳に残るメロディーでした。
ですが歌詞を含めた作品全体に浸れていたかというとそうではなく、どこかフワフワしたまま僕の中で眠っていました。
しかし先日のコトです。
僕には応援しているアイドルのような存在が居るのですが、その方のイベントの時に理由は解りませんがなんだか切なくなりました。
もちろんイベント自体はスゴく楽しいもので大満足だったのですが、だからと言って特別涙が出るようなコトがあったワケではありません。
だけどなぜか切なかったのです。
そんな時ふと頭の中で流れた「プラネタリウム」がその答えを教えてくれました。
切なくなった理由、ソレは、
「僕以外のファンにとっての『あの人(アイドル)』を目の当たりにしてしまった」からでした。
きっと僕はその時『四畳半の窓を開けて』しまったんだと思います。
その瞬間から僕の中で「プラネタリウム」が本当の意味で響き始めました。
そして不思議なコトに、そのアイドルだけではなく、これまで僕に居た友達、家族、恋人たちも、僕にとったら『僕にしか見えない星』だったコトに気づいたんです。
BUMP OF CHICKENは、藤原基央は本当にスゴい。
言葉にできない何かが彼らにはあります。
ソレはきっと、周りと比べてどうの、という話ではありません。
『特別』なんです、
BUMP OF CHICKENは、藤原基央は。
人間である以上、心を持っている以上、
彼らの唄は誰一人として無視が出来ないものだと僕は思っています。
だからこそ一人でも多くの人にこの作品に、彼らの作品に触れて欲しいです。
「ファンだから、自分の好きなモノだから共有したい」
という気持ちとはまた違う気持ちです。
「同じ人間だから共有したい」
と言った方が正しいかもしれません。
押し付けがましく思われても構いません。
とにかく聴いてください、お願いします。
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