実写映像をコマ送りすることで、走行時のリアリティを表現しているTrain Simulatorシリーズ。
このシステムのため、撮影時の運転速度とゲーム内の速度に差があると、
対向車両や隣接道路の走行車、ホーム上の乗客が止まって見えたり、爆走したりという違和感が残ります。
ただし同シリーズの山手線に比べると、沿線環境の違いのせいかあまり気にならない印象。
指摘されているとおり、映像データの大きさや、ひとつの映像を全ての運行に使い回してい構造のため、
上り一線しかプレイできない制限や、運行バリエーションの単調さは否めません。
それでも、この手のゲームの難しさである加減速の体感や、正確な位置での停車の難しさを、
ブレーキナビとよばれる表示システムによって容易に判断でき、
どなたでもとっつきやすいゲームになっていると思います。