ギリン病という蚊が媒介する伝染病で死者多数。
感染しない蚊を作るために、放射能を蚊にあびせ変種を作ろうとします。
人体実験のために12人殺した死刑囚が護送されてきます。
案の定、死刑囚は拳銃を奪って大暴れ、こともあろうに放射能発生装置を爆発させてしまいました。
さあ、大変、彼は蚊男になってしまったのです!!
こいつは強い!! 銃弾、爆発ものともせず、
爪で首ちょんぱ!! ハラちょんぱ!! はあたりまえ、
舌筒を突き刺し吸血までしてしまいます!!
警官隊もスワットもまったく歯がたたず、どばどば殺されていくだけ。
ぶ〜〜〜〜ん、とお空も飛べます。すごいなあ。
主人公刑事の彼女である女性科学者もわずかですが、放射能を浴びてしまいました。
このままいくと近いうちに蚊女になってしまう!!
蚊男は交尾の相手を求めてストーキングします。
手当たり次第に人体を破壊しながら。
だれか蚊男を倒せる者はいないのか!!
苦闘する刑事、嘆き悲しむヒロイン!!
そして、衝撃のラスト!! これは泣かせます。
円谷プロみたいな(ほめ言葉です)着ぐるみと、グログロの特殊効果、かっちりした脚本で、
ちゃんとしたドラマを作っちまいました。拍手。
しかし欲を言えば「そ、そんなのあるかっ!!」
というくらいのばかばかしいシーンや展開も欲しいですね〜〜。
いい作品なんですが、こじんまりとしています。