私の環境は、OS:Win8 CPU:i7-3770 VGA:GTX660です。
2004年発売のゲームなので心配でしたが、他の方のレビューに「Win7の64bit版でも遊べる」とあったので買ってみました。
オープニングムービーから問題無く動作します。ゲーム中のコマンド操作やキャラの挙動にも特に問題は感じません。
製品はバグ修正済みの最終版ver1.50になっているので、アップデートの必要なし。
DirectX9.0に対応。データ容量は約600MBでフルインストール、CDは起動認証に必要。
現在主流のモニター解像度1920×1080だとやや横長に表示されている感じですが、すぐに慣れました。
ただし上記Win7の場合と同様に、ゲームの終了に際してはタスクマネージャーから終了させる事になります。
信長の野望シリーズしか知らなかった自分には、とても斬新な内容。
戦略がメインの硬派な信長の野望に比べ、太閤立志伝は他の武将との関わりをコミカルに表現しています。
名声というパラメータが有り、悪名が高いと有名剣豪から狙われたりするというのは笑える。
道中で野盗に襲われて敗けると身ぐるみ剥がされたり、結婚したり、浪人・仕官したり、
色々な立場(職業)で戦国の世をたくましく自由に生きる事を体験できる所が面白い。
内政や調略、能力を高める為の修練は、様々なミニゲームの成否によって成果に差が出る仕組み。商売の取引にはスロット。
獲得した能力や技を「札」というシステムで表現して、合戦などで活用します。内政や調略では自動的に発動して成果を高める。
合戦は野戦と攻城戦を再現。野戦はHEXシミュレーションで、部隊を動かす戦略と札の使いどころが戦局を左右します。
活躍するとより評価され、その勲功の蓄積度合によって地位が上がり、命じられる仕事の種類も増えていくので、
出世しているという実感がしみじみと湧いてくる。
コーエーのGAME CITY市民に登録すれば、イベント・スクリプト・コンバーター(イベコン)という公式MODを導入可能。
ネット上に有志の作成したイベントが沢山アップされているので、永く楽しめる作品。
(追記)
2015年9月8日頃にMSから配布されたWin8.1セキュリティ系「更新プログラム(重要)」を適用すると、
「管理者権限のある正しいログインで起動してください」というメッセージが出て、
太閤立志伝5が起動できなくなる状態になってしまいます。
管理者権限で起動しても、互換性のトラブルシューティングを試してもダメでした。
Win10にアプデしてもやはり同じ状態。
だめもとでMSコミュニティに質問をアップしてみたら、数人の方から有益な情報を頂きましたので以下にまとめます。
・上記の更新プログラム(KB3086255)によりVista、7、8、8.1で同様の状態になる。(10はそもそもの仕様)
・それによりSafeDiscやSecuROMなど古いプロテクト技術(DRM)を用いたゲームが起動できなくなる。
・MSから「既知の問題」として回避方法(コマンドプロンプト入力やレジストリ変更)が公開されている。
・但し、その回避策をとるとセキュリティの一部に穴ができるので自己責任。
・一時的な方法として、とりあえずPCを更新プログラム適用前に復元(回復)。自動更新されないように設定を変更。
・Win10にアップグレードしてしまった場合は7や8.1に戻してから復元するか、
復元ポイントが無いならコントロールパネルの「インストールされた更新プログラム」からKB3086255だけをアンインストール。
・古いOS(XPなど)でデュアルブートして、そちらへ改めてインストールするなどの方法。
少々手間のかかる状況になってしまいましたが、セキュリティホールを覚悟すれば従来通り起動できます・・・。
(再追記)
Win10にするとプレイ不可能かと思っていたのですが、「天翔記.jp」というサイトにこの問題の回避策が丁寧に紹介されています。
OSは最新のWin10を使いたいんだけどなぁ・・・と考えている方はチャレンジしてみては如何でしょう?