高校生位の時に太宰治の富岳百景が気に入って、太宰の作品を色々と読みました
(余談ですが、富岳百景の舞台になった河口湖町の天下茶屋にも行きました)
タイトルが人間失格なので、同名の小説の映像化かな?と思ったのですが違います
太宰の学生時代からの半生をダイジェストで映像化した作品です
太宰を知らない人が見て楽しいと思える作品かというと、?ですが
太宰の名前と作品を一つでも知ってる人にはお勧めです
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フォーマット | ドルビー, 色 |
コントリビュータ | 河村隆一.緒川たまき.さとう珠緒.とよた真帆.裕木奈江, 伊東秀裕 |
稼働時間 | 2 時間 13 分 |
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.2 x 14.2 x 2.6 cm; 199.58 g
- EAN : 4513741051904
- 監督 : 伊東秀裕
- メディア形式 : ドルビー, 色
- 時間 : 2 時間 13 分
- 発売日 : 2002/12/25
- 出演 : 河村隆一.緒川たまき.さとう珠緒.とよた真帆.裕木奈江
- 販売元 : GPミュージアムソフト
- ASIN : B000FHIBX6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 167,579位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,279位日本のラブロマンス映画
- - 7,556位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月14日に日本でレビュー済み
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2021年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
30年ぐらい前の古い映画だと思ったら、19年前でした。淡々とした内容でしたが、為にはなりました。正直、史実に忠実でなくても、「太宰治と3人の女たち」の方が面白かったし、映像美が優れてて良かったです。
2021年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
駄目だ
最初の1分で見る気が
なくなった
歌だけ歌ってて下さい
最初の1分で見る気が
なくなった
歌だけ歌ってて下さい
2020年12月8日に日本でレビュー済み
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明治〜昭和初期くらいを時代背景にした作品、特に文豪や芸術家をテーマにしてるものが好きです。
こちらはずっと観ようか迷いつつ、中学生のとき'人間失格'を読んでから太宰治が好きではなく、また河村隆一さんが爽やかで退廃的な太宰のイメージでなく、。。
ですが河村さん思ったよりよかったです。(セリフは少し棒読みかなとも思いましたが)ストーリーも分かりやすく纏まっていてその脇を固める女優さんの演技もよくて。
でも見終わった感想はやっぱり太宰治は好きでないなーと改めてw
本当男として人としてダメ過ぎる。金持ちの実家の援助を頼りにお金がなくなれば自殺を繰り返し、薬中から抜け出せず初代や富榮は自分のものまで売って太宰の薬代、酒代などに充てていたらしく。どこまでも自立心のない、もう完全なヒモです。
最後の自殺は売れて原稿料を貰っても薬や酒代なんかに注ぎ込んでなくなり、税金が払えなくなったからという説が最近では有力視されてるようです。
三島由紀夫は太宰を嫌っていたようですがその気持ちが分かりすぎて。鍛練に励み計画的で用意周到な三島と行き当たりばったりで刹那的な太宰では性格が対極です。三島は家族や楯の会のメンバーにも自分の死後も弁護士費用など困らないように前もってお金や自分の宝飾品など遺してあげてたり、子供に毎年クリスマスプレゼントが届くようにデパートに頼んでいたりしていたそうで全く器が違いすぎますね。
川端康成に芥川賞に選んで下さいとしつこいくらいに手紙を出し、選ばないと死ぬと脅迫めいたことまで言っていたらしいし、そのあと選ばれなかったら殺してやる、刺してやるとか言って(笑)、それで川端氏は病んで入院したとか。もう完全におかしいです。
女たらしで浮気症、甲斐性もなく、恨みっぽい、、、なのに何でモテた?と不思議に思いますがユーモアがあったのと甘え上手だったので戦争で旦那さんが兵役に出て寂しかった女性は惹かれたのかなーと思いました。
こちらはずっと観ようか迷いつつ、中学生のとき'人間失格'を読んでから太宰治が好きではなく、また河村隆一さんが爽やかで退廃的な太宰のイメージでなく、。。
ですが河村さん思ったよりよかったです。(セリフは少し棒読みかなとも思いましたが)ストーリーも分かりやすく纏まっていてその脇を固める女優さんの演技もよくて。
でも見終わった感想はやっぱり太宰治は好きでないなーと改めてw
本当男として人としてダメ過ぎる。金持ちの実家の援助を頼りにお金がなくなれば自殺を繰り返し、薬中から抜け出せず初代や富榮は自分のものまで売って太宰の薬代、酒代などに充てていたらしく。どこまでも自立心のない、もう完全なヒモです。
最後の自殺は売れて原稿料を貰っても薬や酒代なんかに注ぎ込んでなくなり、税金が払えなくなったからという説が最近では有力視されてるようです。
三島由紀夫は太宰を嫌っていたようですがその気持ちが分かりすぎて。鍛練に励み計画的で用意周到な三島と行き当たりばったりで刹那的な太宰では性格が対極です。三島は家族や楯の会のメンバーにも自分の死後も弁護士費用など困らないように前もってお金や自分の宝飾品など遺してあげてたり、子供に毎年クリスマスプレゼントが届くようにデパートに頼んでいたりしていたそうで全く器が違いすぎますね。
川端康成に芥川賞に選んで下さいとしつこいくらいに手紙を出し、選ばないと死ぬと脅迫めいたことまで言っていたらしいし、そのあと選ばれなかったら殺してやる、刺してやるとか言って(笑)、それで川端氏は病んで入院したとか。もう完全におかしいです。
女たらしで浮気症、甲斐性もなく、恨みっぽい、、、なのに何でモテた?と不思議に思いますがユーモアがあったのと甘え上手だったので戦争で旦那さんが兵役に出て寂しかった女性は惹かれたのかなーと思いました。
2011年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ものすごくピッタリだと思いました。
河村隆一の好き嫌いではなく、誰が演じた太宰よりも、
太宰のイメージ(勝手なことをしてばかりで多少情けないような)
にはものすごくハマリ役だったのでは。
熱烈に太宰好きで尚且つ河村隆一嫌いだとダメなのかもしれませんが、
河村氏はある意味「いつも通り」でクサイ演技ということもなく、
逆に太宰に対して愛着がもてるような作品でした。
ただ、脚本が、太宰に興味が無い人には辛いかもしれません。
もっと広く評価されて良い作品です。秀作。
河村隆一の好き嫌いではなく、誰が演じた太宰よりも、
太宰のイメージ(勝手なことをしてばかりで多少情けないような)
にはものすごくハマリ役だったのでは。
熱烈に太宰好きで尚且つ河村隆一嫌いだとダメなのかもしれませんが、
河村氏はある意味「いつも通り」でクサイ演技ということもなく、
逆に太宰に対して愛着がもてるような作品でした。
ただ、脚本が、太宰に興味が無い人には辛いかもしれません。
もっと広く評価されて良い作品です。秀作。
2009年8月9日に日本でレビュー済み
「太宰治を河村隆一が演じる」と聞いた時は「河村隆一は太宰より三島由紀夫の方が似合うのでは?」と思ったし、さとう珠緒は顔と声が暑苦しくて受け付けず、裕木奈江は「ふわふわジメジメしている」「男に媚びている」といった感じで嫌いだし、太宰を特に好きでもないので、「実在の人物を俳優が演じる」という興味だけで観た。
河村隆一は、学芸会レベルの演技力だし、予告編の「河村隆一が魅せる、究極のナルシズム!」というよりは駄目男なのだが、駄目男の色気という意味では『 浮雲 』の森雅之に必肩する(『浮雲』の森雅之は太宰に無関係なのだが、顔やキャラが太宰にそっくり)。初登場シーンから太宰に見えたので、河村隆一の中に太宰治を見出した伊藤秀裕監督は慧眼だ。河村隆一が津軽弁じゃないのは台詞を喋るだけで精一杯だからだろう。
田辺なつみ役の朱門みず穂は、演技は全然巧くないのだが、「日本映画の女優」という雰囲気が良かった。さとう珠緒は、演技が巧いからかあまり気にならなかった。裕木奈江も、緒川たまきのようなマドンナだと鼻に付くが、生活感が有る役なので気にならなかった。緒川たまきは、「上品なお嬢様」という雰囲気で女優陣の中で一番好き。とよた真帆は、演技は巧いんだが、『 SWEET SEASON 』と変わっていないような気がする。
佐野史郎は、文士という役柄がとても似合っている。田口トモロヲや大杉漣が出演しているのに気付かなくて見付けられなかった。
事実に忠実に作られていると思う。映像が昔の日本映画みたいで戦前から戦後の雰囲気が出ていて良かった。主題歌が歌謡曲なのは普通なら嫌だが、今回は主演の河村隆一が歌っているので許せる。原作はまだ読んでいないのでこれから読みたい。
河村隆一は、学芸会レベルの演技力だし、予告編の「河村隆一が魅せる、究極のナルシズム!」というよりは駄目男なのだが、駄目男の色気という意味では『 浮雲 』の森雅之に必肩する(『浮雲』の森雅之は太宰に無関係なのだが、顔やキャラが太宰にそっくり)。初登場シーンから太宰に見えたので、河村隆一の中に太宰治を見出した伊藤秀裕監督は慧眼だ。河村隆一が津軽弁じゃないのは台詞を喋るだけで精一杯だからだろう。
田辺なつみ役の朱門みず穂は、演技は全然巧くないのだが、「日本映画の女優」という雰囲気が良かった。さとう珠緒は、演技が巧いからかあまり気にならなかった。裕木奈江も、緒川たまきのようなマドンナだと鼻に付くが、生活感が有る役なので気にならなかった。緒川たまきは、「上品なお嬢様」という雰囲気で女優陣の中で一番好き。とよた真帆は、演技は巧いんだが、『 SWEET SEASON 』と変わっていないような気がする。
佐野史郎は、文士という役柄がとても似合っている。田口トモロヲや大杉漣が出演しているのに気付かなくて見付けられなかった。
事実に忠実に作られていると思う。映像が昔の日本映画みたいで戦前から戦後の雰囲気が出ていて良かった。主題歌が歌謡曲なのは普通なら嫌だが、今回は主演の河村隆一が歌っているので許せる。原作はまだ読んでいないのでこれから読みたい。
2022年3月22日に日本でレビュー済み
猪瀬直樹の『ピカレスク 太宰治伝』(小学館)が原作。ピカレスクとは悪漢という意味だが、弱さと狡さを繊細さを併せ持った太宰を、河村隆一が好演している。この映画以外にも、太宰の評伝映画はあるが、個人的には、河村隆一が演じる太宰の「井伏さん!」が好き。
2020年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年表を無駄に情緒的な映像にしただけ。しかもかなり端折って。見て損した。