新しくHGUCが出たので比較検証の為に、再度購入。
さすがに可動などは新製品に軍配があがりますが、各部のラインの解釈はかなり違うので、こちらが好みと言う方もいるかと思います。
特に、胸の排気ダクト下部の傾斜とフィン枚数、フンドシ部分張り出しの所謂耐熱フィルム・エアーの蓋部分の
形状はかなり違います。
ガンプラは実物が存在するものではありませんし、CGを使っていない昔の作品の設定画は劇中とは大きく異なる場合も多いですから
「正しい解釈」に拘る方は「考察や検証が進んだ結果の商品と言う事で、新しく出たもの」をお求めになるのがよろしいかと思いますが、
古い本商品も、
これはこれで十分楽しめる良いキットだと思います。
特に、見出し部分にも書きましたが顔のひさし部分が下方向に張り出していて、目つきが悪く見える為、
ガンダム=「連邦の白い悪魔」と言うイメージ的には、こちらの方がピッタリくるように思われます。
新しいキットの方が、顔のモールドはシャープでよりハッキリとガンダム顔である事が確認出来るのですが、
目つき等、少し優しい顔の印象を受けました。
また、唯一可動では、可動範囲こそ狭いですが
肩の動きが、前への引き出しと上への跳ね上げの両方に対応しているので、その点は新しいキットよりも
優れていると言えるでしょう。
リバイブが発売された事で、旧HGUCのガンダムやガンキャノンが、絶版のアナウンスこそ無いですが段々と入手困難になって来ている事を考えると、
この陸戦型ガンダムも、新しく出たリバイブ版?に徐々に置き変わっていくのでしょうが、
顔や肩など、こちらがお好みの方は、入手が容易な今のうちに買っておいても良いかもしれません。