【コンセプト】
物語音楽の開拓者、幻想楽団Sound Horizonの新たなる挑戦―それは“Story Maxi”という表現形態。
従来のアルバムを長篇、各楽曲を短篇にたとえるならば、これは中篇小説に属する物語の表現形態である。
幻想楽団の主宰者にてし、現代の吟遊詩人と評される音楽家Revo。
彼が選んだ舞台は中世スペイン。
レコンキスタの鐘が鳴り響く戦乱のイベリア半島。
人は何故、憎しみと争いの歴史を繰り返すのだろうか?
君ニ今、敢エテ問オウ・・・・・・
【解説】
幻想楽団Sound Horizonが贈る幻想物語は、中世スペイン。繰り返される憎しみと争いの歴史をテーマに物語りを制作。7人の登場人物を中心に物語が進行し、大きく3つの場面が存在する。
1つは“石畳の緋き悪魔”と“美しき夜の娘”がつくる物語。1つは“離散の老預言者”と“流浪の三姉妹”との物語。そして戦乱の世界。
ファンタジックな世界でありながら、メッセージ性を含んだ今作を通じで、主宰者Revoは「人は何故、憎しみと争いの歴史を繰り返すのだろうか?”と問いかけている。