地味?ファンが少ない?レビューが少ない?(ああっ!?)コメントが少ない?(何処の?)
それがどうした!
「いっぱいいっぱい」は、恋する気持ちが走り出す、という疾走感をこれでもか!と表現した歌です。
「私は貴方への想いでいっぱいいっぱい!」という直球ソング。
この爽やかさは夕方あたりにやってたロボットアニメのOPとかに合いそうな気もします。
「東京は夜の七時」は律子のターニングポイントですね。
ベタベタした感じの無い律子が歌うからこそ引き立つガーリッシュさが魅力です。
「1/6の夢旅人2002」の自由でゆったりとした曲や詩は、きっちりテキパキした律子のイメージに反しそうですが、全然違和感なくマッチしてます。
それは律子の中にある気持ちがこの歌に重なっているからではないでしょうか。
秋空のような澄み渡った気持ちになれる曲です。
「My Best Frend」「魔法をかけて!」どちらも、思い切り委員長スタイルの律子が思い浮かびます。
軽口悪口叩き合って、でも一番近くに居て…そーいう雰囲気や立ち位置が律子のとても大きな魅力だと思うんですよね。
律子の「i」を聴いていて、律子自身が思っているより、アイドルであることに大きな充実感や愛着を感じ始めてるんじゃないかな、ってことを考えました。
これが律子にとってのアイドルとしての成長なのかもしれません。
音程を丁寧にとって、きれいな張りのある高音で歌い上げられた歌たちは、「律子らしさ」が大事にされていて、とても爽やかな内容にまとまっています。
常に等身大で、媚びがなく、さっぱりとした彼女が(ほぼ)歌の中でだけで見せる、
女の子っぽいかわいらしさとか、ちょっとした甘い一言にドキドキするのも正しい楽しみ方でしょう。
そんな律子もソロアルバムで緊張したのか、トークパートはちょっぴり暴走気味。
ですがこんな律子を見るのも新鮮な感じがしてまたよしです。
雪歩との、仲の良い姉妹のようなやり取りも、微笑ましいですねぇ