中部ライン渓谷/ヴュルツブルクの司教館、庭園と広場他
●「中部ライン渓谷」。ヨーロッパ大陸の重要な交易路として、2千年もの間、地中海沿岸と北欧との文化交流に寄与してきた中部ライン渓谷。長さ65kmにも及ぶ渓谷には、伝説を秘めた古城とラインワインのブドウ畑が織りなす美しい風景が続き、ハイネやワーグナーなど多くの芸術家に影響を与えてきました。ここでは、マインツから左岸を走る列車に乗り込み、古城ホテルやローレライなどを眺めながらコブレンツまでの旅をお楽しみいただきます。
●「ヴュルツブルクの司教館、庭園と広場ほか」。17~18世紀、ドイツの司教座都市には富や権力の証として荘厳な装飾でみたされたバロック建築の傑作が数多く誕生しました。ヴュルツブルクの司教館は、シェーンボルン家が、一流の建築家を集め、60年の歳月をかけて完成させた欧州最大級の建造物。ヴィースの巡礼聖堂は農婦が見つけた「木彫りのキリスト像」の為に建てられ、素朴な外観から想像も出来ない豪奢な内装が幻想的な雰囲気を醸し出し、巡礼者を神秘の世界へと誘います。