リボルテックとfigmaを比較してリボを貶める発言が目立つが、
はたしてそれでいいのだろうか?
まずfigmaの中核である浅井真紀氏がなぜ可動フィギュアに
目覚めたかというと、それは海洋堂の完全モノシャフト版の
エヴァンゲリオン初号機、いわゆる「山口可動のはしり」を
目の当たりにしたのがきっかけ(「フィギュア王より」)。
浅井氏自身もfigmaについて「リボルテックが引いてくれたレールに
のってるわけで・・・」と発言しており、すくなくとも
リボルテックの後出しジャンケンとしては出来が良くてあたりまえ
ともいえるし、リボルテックが無ければfigmaの出生も無かった。
(後出しのくせにリボに負けているメーカーも少なくないが)
マックスファクトリー自体はfigmaの前に「35MAX」という「高価格×低品質」
というトンデモ可動フィギュアを出して大失敗しており、浅井真紀という天才カリスマを
囲い込んでの逆転ホームランをねらってるということなのだろう。
とはいえ、作戦の甲斐あってか、そのクオリティは凄まじいものが出来上がった。
それが「figma」
リボルテックの昨今の品質低下(特に間接部分の不良、素体の使い回し)など
リボへの信用低下が進む中で、このfigmaの存在は海洋堂にとっては脅威で
あるのは間違いなく、今後の両者(両社)の駆け引きが見物なのは間違いない。
ま、早いハナシが「どっちも負けるな」ということ。
(ルルーシュと関係無い話ですいません)