知る人ぞ知る箱庭ゲーム・高機動幻想ガンパレードマーチのアニメーション。この項を閲覧している方は原作ゲームをプレイして、関連商品を探している方だと思います。よって、原作との違いについて話します。
まず、ゲームには登場したけれど、アニメ版には全く出てこないキャラがいます。本田先生や狩谷夏樹、ヨーコ・小杉など。あと、出演しているけど、チョイ役で終わっているキャラもいます。中村光弘や田代香織など。更に…残念ながら、戦死してしまうキャラもいます。それは流石にここでは伏せておきますが…。
各キャラの立ち位置も微妙に変わっていて、瀬戸口がパイロットになってたり、東原ののみがアレになってたり…。
此処まででお分かりかもしれませんが、原作はとにかく自由度の高さが魅力のゲームでしたが、アニメではどうしても速水と芝村の恋模様に焦点が当てられています。しかし、これは致し方のない事でしょう。
万が一、原作の自由勝手気ままな感じが良かったのに、と言う方もいるかもしれませんが、自分は充分楽しめました。1クール(全12話)でこれはかなり頑張ってくれたと思います。
前半はシリアスなロボットもの、というか軍隊らしい厳しさを描き、後半では恋愛ドラマ…と、一粒で二度美味しい造りになってます。時折ホロッとさせられたり…。
原作の雰囲気やテイストはバッチリ入ってますから、ゲームからファンになった方でもご満足頂ける事でしょう。